【ホロコーストとナクバ】を寝落ちしながら読む

ホロコーストとナクバ
―歴史とトラウマについての新たな話法

バシール・バシール/編
アモス・ゴールドバーグ/編
小森 謙一郎/訳

を読んでいる。

辞書並みに分厚く、
1頁あたりの文字数が多い。

扱っているテーマが重く、複雑。

かしこまった文体や言い回しで、
私には読みづらい。

著者達が抱えている
(抱えざるを得なかった)
イデオロギーの次元が違いすぎて、
受け入れる以外の選択肢が、
思い浮かばない。

その上、
私は世界史が苦手である。

カタカナが出てくると、
地名なのか、人物名なのか、
その他、何かの固有名詞なのか、
いまいち判断がつかない(場合がある)。

逐一、スマホで調べている。
(スマホがある時代で良かった)

当時の時代背景や、
それに付随する基礎知識不足のため、
書かれている内容だけでは理解できず、
また、スマホが登場する。

キーワード等を検索にかけ、
自分だけの謎解きタイムが始まる。

深追いして、気付くと脱線している。
(レポート提出期日前の学生でなくて、
本当に良かった)

やっと一ブロック読めた、
と思ったら、プロローグ部分だった…。

しかも、何度も寝落ちしている。
(私は、頭を使うと眠くなるタイプだ)

読み始めたばかりだが、
私の知能・知識では、
理解不能な部分が確実に残る、

と自信を持って言える。

それでも、
そこかしこに、興味深い言葉や思想がある。

読み終えるには、
まだまだ時間がかかりそうだ。

死ぬまでには完読したい、と思う。


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