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フィルモア通信 New York No16 五十年の鰻、十六歳の天ぷら

フィルモア通信 New York No16 五十年の鰻、十六歳の天ぷら

五十年の鰻、十六歳の天ぷら
 ソーホーのミキオさんのその店は昔、映画ゴッドファーザーの原作者、マリオ・プーゾが彼の著作を書いていたこともあるという静かな下町のイタリアンカフェを日本料理屋に改装した、オーナーのミキオさんの美的センスが座布団やメニューブックの造りに顕れている、地元ソーホーのギャラリーオーナーやアーティストそしてミュージアムのキューレーターたちが通ってくる小さな日本レストランだった。

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