お悩み事例「意地悪をしてくるバイトリーダー」
みなさんこんにちは、僕のnoteを読みに来てくれてありがとうございます。
久しぶりの投稿になりますが、最近Xのスペース機能を利用して皆さんから人間関係にまつわるお悩みを募集し僕なりに回答するショートラジオを始めました。そこで過去にショートラジオで流したものをテキスト化してnoteに綴っていきたいと思います。
(音声で聞くより文字で読みたい人もきっといるはず!)
過去・現在・解決した・解決してない問わず皆さんからたくさんのお悩みに対してアドバイスをするわけですが、みなさんの生きやすさや人生を向上する糧にしてもらえたら嬉しいです。
嫌われ者だった僕たからこそ伝えられるさまざまな視点でお送りしたいと思います。
さて、早速第一回目のお悩みをお届けします!
お悩み「バイト先の意地悪なバイトリーダー」
2年前の24歳の時にバーでバイトしてました。主にアルバイト雇用が多い環境で、主にバーもバイトたちで回していました。社員とバイトで派閥があり、その中の女性お局バイトリーダーにいびられ続けた。監視され舌打ちをされたり、ミスの指導ではなく粗探しを毎日就労後に言われるなどが立て続いていました。
現場のバーに営業時間中ずっといるわけではないのですがたまに来る社員さんには良くしてもらっていたのでその女性バイトリーダーのことは余計な気を遣わせたくないと黙っていました。
ちょうどその頃両親の離婚問題もあり気をさらに病み、結局可愛がってもらっていた社員さんたちに迷惑をかけたくなくてバーを辞めることにしました。
もし残るとしたらどうしていたら良かったでしょうか?
いや〜これは参ってしまう環境でしたね、しかしどこにでもありそうな話でもありますね。どこにでも癖があり強者のバイトリーダーっていますよね、さて僕なりに3つのポイントを抑えてアドバイスします!
ポイント1 認識変更
人間関係の基本はまずは認識変更!カウンセリング用語ではリフレームと呼び、今抱いている相手に対する先入観を一度取っ払い、違う視点で相手を見つめ直すことです。これによりこちらの心に余裕が生まれ心の負担を下げることができます。解決に近づく方策はその次です!
さてどのようにこのバイトリーダーへの認識を変更すれば良いか?
小言を言われ続け女性バイトリーダーが意地悪に見えますが、本来ならばこの人は責任感が強い人のはずです。エゴグラムという性格検査ではおそらく「厳しい父」の属性が高いとみられます。特徴として責任感が強く伝統やルールをとても大切にする一方、「べき思考」が強く自分たちのポリシーや主張を守るために派閥などを作る傾向もあります。
バイトリーダーが意地悪をしてくるのも問題ですが、実際に粗探しができるほど観察力と仕事を細かくできる能力の確かです。
だから意地悪な人ではなく、責任感が強く隅々まで仕事ができる手本だと認識を頑張って変更してみましょう!このバイトリーダーの基準を満たせると自分の能力も高まるのも事実なので、仕事に関して教えを乞うような姿勢があると関係値はお互い負担なく高まります。
また意地悪してくる人ほど心の温度が冷めているものです。「寂しい気持ちや承認されたい気持ちでいっぱいなんだな」なんて視点が持てていたらよかったのかもしれません、でも23歳くらいじゃそんな視点持てませんので1つの勉強にされてください。
ポイント1の補足「意地悪する理由を考える」
さて認識変更したからと言って「意地悪言うのやめて下さい」なんて言って止まる訳がありません、逆に拍車がかかり怒りが増すに違いありません。
それではなぜ意地悪をしてくるのか?その背景を少し想像してみましょう。派閥という状況の中でたまにくる社員と仲が良いのが気に入らなかったのでしょう、相談者が嫌いというよりかは社員と仲良くしているから相談者もエネミー認識をされてしまったのでしょう。
「どうして自分たちは必死に苦労してバイトだけで現場を回してるのにたまにくる社員に懐くのだろうか?」と面白くなかった側面もバイトリーダーからしたらあったのかもしれません。敵の味方は敵のような構図で自分に若手バイトが懐かないのが尺に触った可能性も大いにあります。
それではどうしたら良いか?
ポイント2 懐に飛び込む
実は厳しい父親属性の人は懐に飛び込むとすごく甘やかしてくれる特徴もあります。一見すると媚のように見えますが、媚は口車で相手をよいしょするだけの行動です。自分が仕事を早く覚えたいから教えを乞う、ついでに関係値も深まるおまけがある程度で「教えて、教えて」と接するのはずる賢いことでも計算でもありません。
仕事のスキルを覚えるために純粋に教えてもらう、至らない点を伸ばしてもらうようになると仕事を早く覚え、精度も高まり何より自分が職場に居やすなりますよね。
ポイント3 内緒事を作る
相談内容を読む限り相談者が正直で真っ直ぐすぎるので、少しずる賢くなってもよかったのかもしれません。どんな風にずる賢い方法かというと、内緒事を作ることです。
内緒事と言っても男女のいけない関係ではなく、内緒の悩み事をバイトリーダーだけにしてしまうのです。内容なんてなんでもいいんですよ。
「みんなには黙っておいてほしいのですが、実は立ち仕事で足が臭くなってしまってる、どうしよう」
「最近眠りが浅いんですけどリーダーは寝付けない時どうしてますか?」
「なかなか仕事を覚えられなくてみんなに迷惑をかけているかもしれないなどみんなには話せない、内緒で聞いて下さい」
もし言われたらどうですかね?
実は厳しい父親属性の人は子供の時に学級員タイプでもあったので困った人や助けを求めてくる人は放って置けないのです。こんな風に少し懐に飛び込むだけで意地悪は減ってくるものですよ、誰だって自分を信頼して秘密の相談をしてくる人には意地悪なんてしないものですよ。
だからもう少しバイトリーダー敵ではなく頼れる存在として捉えられていたら未来は大いに変わっていたと思います。
きっとこの相談者さんも迷惑をかけたくない気持ちが強く一人で抱え込みがちな傾向も相談内容から見て取れます。その点ではこの相談者も学級員タイプでもあると考えられます、もう少し甘えてみてくださいね!
ポイント4 万遍なく付き合う
派閥があるとどっちと仲良くすれば良いのか迷うものです、ことさら年齢が若ければ一層のこと。社員側かバイト側かどっちかではなく、それぞれと上手に仲良くなるとよかったですね。敵対している両者と仲良くするのは八方美人に見えるかもしれませんが、そもそも八方美人とは互いのところでそれぞれ悪口を言っているのが八方美人なんですよ。真面目な人ほとどちらとも仲良くするのは八方美人だと極端に解釈しがちです。
相談者が派閥争いを仲良くさせて職場に平和をもたらしましょう!なんてドラマチックなことをするわけではなく、せめて二つの天秤のバランスを見ながら、それぞれから学ぶくらいの気軽な気持ちが持てていたらよかったですね。
ポイント5 我慢は美徳ではない
もう少し一人で抱え込まず誰かに相談できていたらよかったのかもしれませんね。もちろん両親の離婚問題があったから気持ちが限界だったのでしょうが、そんな時だからこそ話して心の鞄を軽くしてください。抱え込むのは寡黙でかっこいいけど、抱え込んだ末に自分が潰れてしまったら本末転倒です、仕事以外の友達ではなく年上の人生経験の高い人との交流があったらよかったですね!心の鞄に余裕を作り、その空いた場所に他の視点や考え方を入れるのも大切です。
ポイントまとめ
意地悪してくる人の属性を理解し認識変更する
懐に飛び込み甘えてしまう
教えを乞い少し秘密の相談をして関係を深める
均等にそれぞれの良いところを見習い満遍なく仲良くなる
抱え込まず心の鞄に余裕を作り、人生経験の深い人の視点を入れる
これができていたならばだいぶ未来は変わっていたと思います、ぜひ参考にして下さい。
終わりに
こんな感じで今後も人間関係お悩みショートラジオを放送後に文字にしてみなさんに改めて届けていきますので楽しみにしていてください。
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1つの関わり方の工夫として似たような状況時には参考にして下さい、またみなさんの大切な人が似たような人間関係トラブルにあった時は「こんな考え方もあるよ」とそっと伝えて心を楽にしてあげて下さい。
カウンセリングやコミュニケーションレッスンなどご希望の場合も気軽にご連絡ください、またお悩みも大募集していますのでドシドシくださいね!
ここまで読んでいただきありがとうございます、新しい視点や考え方を得てみなさんの人生が向上することを願っております!
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