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【役者紹介】アキ

今回web部は皆さんに更なる公演の魅力をお届けするべく、役者にインタビューを実施しました!最後となる11人目は、天才写真家・折尾マサミチを演じるこの人!
それでは、どうぞ!

まず役名と芸名を教えてください。

役名は折尾マサミチです。芸名はアキです。


自分と自分の役を比べたとき、似ているところと違うところは何だと思いますか?

似ているところは、すごい、人と関わるのが不器用なところ。です。
違うところは…。えー…。
違うところはまあ…それ以外。

それ以外…たとえば?

名前、歳を始め…として…全部が。
いちばんの違いは根本的に、死生観が違います。
やっぱり、その、生きたいように生きたいっていうのはまあ、ある。
自分のなかにも多少ある。
死にたいように、死にたいときに死ぬ、っていうのは。
死を特別に感じていないところというか、どこか…。なんだろう…。

……。

……まあメシと同じですわ!!

メシと同じ?!思い切りましたね(笑)

うん。メシと同じ。

メシと同じだと。死なんぞ。
じゃあ、そう書いておきます。

(笑)
これ龍太郎に怒られるかな…。


今まで自分が撮った、或いは撮られたなかでいちばん印象に残っている写真は何ですか?

うーわ。…良い質問ですね。
自分が撮ったなかでいちばん…。

…横浜。
の、みなとみらい。の、写真ですね。
高校生の頃に、一人で東京旅行。
一人で、まあ普通に横浜に遊びに行ったときに撮った写真なんだけど。
横浜に対する憧れがあって。
高校生が一人で、ってのもあって。
特別な。
まあそうだな…ちゃんとした思い出、かも、写真の。
写真を残すことに意味があったというか。



自分の…まあ理想通りって言うんじゃないけど、どこか景色が。自分の、ずっと見たかったものが目の前に広がってて。それを形にできたってことかな。

撮られた写真は…。
ちっちゃい頃の写真だね。
お椀を。
お椀を2つ胸に当てて。
3歳ぐらいの(笑)
やっぱりあの写真は印象深いね。


幼い頃の夢は?

ウ……ア゛ァア゛ァァ゛ハァッ‼︎(悶絶)

……医者ですね。


死んだら天国に行くのと、死んだら星になるの、どっち派?

うわー。
…どっちでも良い派!

どっちでも無いというかどっちでも良い?

どっちでも良い、もう、興味無い派。

じゃあ第三の答えがあるとかでもなく、どうでも良い?(笑)

うん(笑)
正味どうでも良い。

どうでも良いのはなんで?

なんか、なんだろうな…。
……知らん!うん!!
興味が無いかもな。

(笑)
確かに興味無いものはなんでって言われても興味無いからとしか…

そうだね、興味無いから…

興味無いから興味無いです、だね


興味が無いんだね


今までの人生でいちばん楽しかった瞬間はいつですか?

うわぁ〜…これ難しいな。

いちばん楽しかった瞬間?
今までの人生でいちばん楽しかった瞬間…。

……逆に今!

「逆に今」?

うん、逆に今。

逆にっていうのは?

記憶が、薄れていく。うん。うん…。
逆に今かも。

昔のことは記憶が薄れていっちゃうから?

うーん…楽しかった思い出はあるけど、いちばん楽しかった瞬間はまだ無い、かもな。
うん。逆に今です。



最後に、「有頂天」はあなたにとってどんなお話ですか?

「有頂天」はあなたにとってどんなお話ですか…?「有頂天」と私、どんな物語がありますか…?
あぁ〜…頭使うね。
私にとって「有頂天」は…。
んーまあでもやっぱり、僕にとって……うーん。

……わからなくもない。
どこか寂しいけどわからなくもない、って話。かな。

…ディテール(がほしい)?

あぁいや…(笑)
でもそれが全てじゃない?かな。

結構全てだよね。
うん。それが全てです。

質問は以上になります。
ご協力ありがとうございました!

ありがとうございました!


インタビューを終えて

アキには2年前の冬の公演「ある生き物」でもインタビューさせてもらったんですが、相変わらずこういう機会苦手なんだな…ということをしみじみ感じました。
文面だけだと素っ気ないというかテキトーに見える部分もありますが、本人は全然そういう雰囲気ではないです。私の力不足で上手くアキの人柄を伝えられていない気がする…。

まあでも、
「言いたいことは演技に入れてる」
のかもしれません。

舞台の上にいるのは折尾マサミチその人です。
彼のファインダー越しには一体何が見えているのか?
折尾マサミチと桂木ユキ、そして二人を取り巻く人々の物語を、ぜひ見届けていただけたらと思います。
それでは、劇場にてお待ちしております!


ご予約はこちらから承っております!
公演概要は以下をご参照ください。


【公演情報】

2024年度春公演『有頂天』
〈脚本・演出〉一角龍太郎



〈日程〉
6/13(木)18:00
6/14(金)18:00
6/15(土)14:00/18:00
6/16(日)12:00/16:00

※開場・受付開始は開演の30分前でございます。
※上映時間は約90分を予定しております。
※途中休憩はございません。

〈劇場〉
新宿THEATER BRATS[シアターブラッツ]
http://www.theater-brats.com
JR新宿駅・西武新宿駅より徒歩15分
都営新宿線 新宿三丁目駅より徒歩7分
東京メトロ丸ノ内線 新宿御苑前駅より徒歩5分

〈料金〉
前売・当日共に1500円


役者紹介は本記事で最後になります!
読んでくださってありがとうございました。
少しでも楽しんでいただけたのなら、また、「有頂天」という作品に興味を持っていただけたのなら、これ以上嬉しいことはありません。
皆さまのご来場を座組一同心よりお待ちしております!!

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