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引越しと妥協【日々のぼやき】

引っ越して2週間が経った。
まだ一部屋物置状態だったり、カーテンが届いてなかったりするのだけど、大方片付いて、生活できる状態にはなっている。


今回の引越しの目的は、夫の家賃補助を受けるため。借上げ社宅に入ることで、家賃を大幅に抑えられる。ただしそのためには共益費込で10万円に家賃を収めないといけない制約があった。

前の家は私と夫が同棲のために初めて一緒に住んだ所だった。駅近で、広さもあって、収納も豊富で、ビルトインの食洗機付きという、設備は申し分のない家だった。日当たりが非常に悪いことを除けば、理想の住まいだった。

日当たりが悪いせいで、両家族から「早く引っ越しなさい」と苦言を呈されていた。それは確かにそうで、今後家族が増えることを想定すると、日当たりは重要視すべき項目だと思う。

なので今回の引越しは、これらの条件を満たすかどうかで探した。
・部屋の広さは2LDK以上
・共益費込で10万円以内
・日当たり最優先
・なるべく駅近、夫の通勤沿線

しかしまあ、好みの条件の物件はなかなかない。あるにはあるけど、築年数が長く、部屋も狭い、魅力に感じない所ばかりだった。
こんなことなら引っ越す意味はあるのか?
でも家賃は抑えたいし...

物件探しは運なので、ないときはない。何か条件を諦めないと出会えない。
仕方なく駅近は諦めて、今の物件に落ち着いた。

駅近ではないし、駅から自宅まで坂道を登らないといけないという悪条件だが、路線バスが走っているので、許容範囲。

お互いの通勤時間は、
夫→これまで自転車だったのが、電車と徒歩で1時間
私→これまで電車で40分くらいだったのが、乗換えも増えて1時間強、乗換えに失敗すると1時間半
といった状況。

なかなかこだわりの強い私が妥協した結果である。飲み会があっても先に抜けないと、終バスに間に合わないなど、想定外も散見される。


肝心の日当たりは良すぎるくらい。朝4:00頃には部屋全体が眩しく、勝手に目が覚める。眩しすぎてアイマスクをしながら寝ている。今までが穴蔵のような場所だったことを痛感した。

でも、日光に起こされるのはなんとなく気分が良い。眠りも良くなり、体調も良い気がする。

これまでの便利さから一転、不便を味わう生活だが、それもひとつ経験かと捉えるとしよう。、

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