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88日目(なぜ子どもはう○こがすきなのか)

お泊まり二日目

長女とお友達と三人でコトバミクスというゲームで遊んだ。お泊り二日目ということもあり寝不足でハイテンションの子どもたち。一度笑いだすとブレーキが止まらず脳内麻薬にやられているようだった。

コトバミクス

は、いつ、どこ、だれ、なに、どうした、という五つのテーマに合わせて単語を書き、繋げて文章にするものだ。要するに、昔から学校でよくやった「いつどこでだれがなにをしたゲーム」をカードでゲームにしたものである。

学校ではやれない遊び方

ふつう、このゲームを学校でやるときには、言葉に制限をかける。トンデモワード大混乱が生じるからだ。しかし、我が家では少人数で参加者の合意が得られれば、トンデモワードがよく使われる。とくに「う○こ」などの下ワードは多用される。

威力がすごいう○こ

とにかくう○この威力はすごい。それは、すでにとあるドリルでも証明済みである。このワードは汎用性が高く、いつ、どこで、だれが、なにを、どうした、の全ての領域で使うことができる。そして、そのワードを書いたものは、自分のワードが使われる前から笑を堪える始末である。もちろん、その言葉が出た時はロケットが打ち上がるが如く爆発的な笑い声が出る。例は敢えて挙げないが、物好きな人は一度試してみて欲しい。

なぜ子どもはう○こが好きなのか

ものの話によると、下ワードは古い時代にとてもめでたいものとして扱われたようだ。それは、死と対極にあり、生そのもののメタファーにもされてきた。私たちの情動、あるいは生命の誕生など、下ワードはパワーワードとして使われてきたのだ。また、精神科医のフロイトも欲望の対象として下半身を例示することがよくある。それは、性器のみならず、排泄器にも及ぶ。

う○このエネルギーを活用して

先述したドリルワークはまさにう○このエネルギーを活用した稀有な例である。そして、思惑通りベストセラーとなった。ところが、このう○こに対する哲学的、文学的、文化人類学考察は、案外少ない。私たちは、実は、包み隠すことなく嬉しい○こと向き合うことで、より幸せな生を送ることができるかも知れない。今後、さらなる調査研究、考察を続けて、う○こパワーの活用法を模索していきたい。

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