![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/70801006/rectangle_large_type_2_30fd7338f637ca85c533912c65d371d8.png?width=800)
Photo by
higochiho
学校に行きたい
最近、鍼に通っている。美容鍼だが、全身を見て触って全身に打ってもらう。美は全身の健康からとおっしゃる先生。鍼の効果はもちろん感じるが、心身の不調から家のこと、仕事のことを気兼ねなく話せる時間がすごくありがたい。
誰かのこういう時間を作る仕事はとても素敵だと思って、鍼灸師の資格について調べると、学校に3年通わなければならないことが分かった。夜間学校もあるが、17時過ぎから22時頃まで家を空けるのはどう考えても厳しい。私には無理だ。
でも、その先生も30代後半で資格を取られたという。夫に話すと、子育てが落ち着いてから行けばいいじゃん、とあっさり。
落ち着いて考えてみる。私が45歳になったとき、長女は20歳、次女は15歳。あれ?行けるんじゃない?長女や次女がその頃どうしているかは分からないが、一緒に学校に通うこともあるかもしれない。いいじゃん!ありがとう夫!
そんな話をした翌日、職場の男性が新年度から大学に通うのだと教えてくれた。お子さんはすでに就職されたと聞いた気がするその人は、50代である。住んでいる地域や環境への問題意識があり、その解決のために学ぶらしい。とても勇気をもらった。
10年以上先、もしかするとなりたいものや取りたい資格は変わっているかもしれないけれど、「もう一度学校に行く」という夢を持っておくのは私にとって良いことのような気がする。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?