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コンビ二とセーフティネット

緊急時に家族の命を守れるかというプレッシャーがあり、食料や防災用品を備蓄している。
ただ、そもそも我が家には日常的に乾物や冷凍食品、レトルト食品がある。鍋用のカセットガスが、50メートルのラップが、ホームパーティの残りの紙食器がある。
人との繋がりがなければこういうものもないわけで、人との繋がりは体力という感じがする。
私は、コンビニやスーパーどんどん休んでくれ派だけれど、そう言えるのは恵まれているからなのだろうと思う。長時間労働や孤独や体調不良や移動手段の無さやその他諸々を抱えた人にとってこそ24時間365日生活必需品を買える場所が必要なのだ。
そして、スーパーやコンビニで働く(多くは女性)人は、乳児抱っこ客のカゴを袋詰め台まで運び、アンパンマングミにシールを貼って幼児に手渡し、一人分と思しき弁当を買っていく高齢男性と世間話をする。もちろん混んでいればレジの行列を捌くのが最優先だ。AIに取って代わられる職業でまず出てくるようなレジ係だけれど、こういうことこそ、AIが苦手な仕事で、社会を支えているのではないかと思う。

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