![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/70949655/rectangle_large_type_2_3ced5992ff3f304bbb498317f095ffed.png?width=800)
Photo by
sinri_supli
セクハラおばさんにならないために
気をつけていること
30歳を過ぎて、後輩が増えてきた。
パワハラセクハラをしないよう気をつけている。
まず、見た目には言及しない。「太りました?」はもちろん「痩せました?」も言わない。
「髪切りましたね。」は言う。相手が自分と同じ女性なら「可愛いですね。」「似合ってますね。」と続けることもあるが男性相手なら何も言わない。
男女問わず苗字にさん付けで呼び、基本的に敬語で会話する。
自分の中の加害性
職場のかなり年下の男性、Aさんがパーマをかけたようだ。とても似合っていて、さわやか。
「パーマ可愛いね。」
と言いそうになって、やめた。
危ない危ない。
他の人には言わないことを、なぜAさんには言いそうになったのだろう。しかもタメ口で。
温厚だから、年下だから、異性という感じがしないから。
どれをとってもパワハラ、セクハラっぽい。
私の中にもちゃんと加害性があるのだと実感した。
難しい線引き
Aさんとは良い関係を築けていると思っている。髪型をほめたとて気持ち悪くはないんじゃないかな?(と思いたい。)
堅い職場の雰囲気が、変わりつつあるのが嬉しいことも伝えたい。
「他の人には言えないけれどこの人になら言える」をハラスメントかもしれないと避け続けたら、友達とか恋人とかの関係は築けない。
相手を傷つける特別扱いと、親愛の表現の線引きが難しすぎる!
とはいえ…
私は30過ぎの既婚者だ。年下から気遣いや遠慮をされる年齢なのだ。自分の「気持ち悪くはないんじゃないかな?」という感覚だけを信じていてはいけないと思う。
Aさんが「おばさんに性的な目で見られた」と嫌な気持ちになるようなことは絶対に避けたい。
結局、これからも慎重に慎重に行くのだと思う。
人間関係って難しいな。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?