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RICHO GR3xと吉田松陰先生の教え

 ついに、コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)の最高峰!、と言っても過言ではない「RICHO GR3x」を手に入れてしまった…!

 きっかけは私が一方的に尊敬してやまないsakieさんというphotographerさん。いつもは一眼レフとたくさんの付属レンズたちを担ぎ世界を飛び回る彼女が、昨年のクリスマス頃「プライベートの旅行ではこれで十分」と言ってGRで撮った写真を次々instagramにUPしていて。
 それらの写真がそれはまぁ素敵でドリーミーで美しい作品だこと…もちろんプロフェッショナルが撮ったものなんだからと思いつつも、明らかに通常のiPhoneカメラでは写しきれない、その場の温度や空気の柔らかさというものがとても立体的に感じられて。
 これはもはや、自分が自身の目を通して直接的に見ている景色よりもずっと、深みや奥行きのある世界が見えるのではないか!そう思った。

 なので、買った。笑

 もちろん最高峰とだけあって、デジカメにしては少々お高めの約13万円という価格。コンパクトなボディに反してお手頃感は皆無のお値段。わかってる。気付いてる。でもね、その価値は、ある!!
 一眼ミラーレス2台持ちの私が言うんだから間違いないはずです!!!(偉そう。笑)

 これを購入するとき、吉田松陰先生のありがたいお言葉がふと頭に浮かんだ。

 「結果じゃない。大事なことは、なにを、どう手に入れるかではなくどんな気持ちを感じたいかなのです。たとえ手に入れたものが、どれだけ美しくて広い家だとしても、住んでいる人がやさしい気持ちになれないのなら、それは貧しい人生です。」

『覚悟の磨き方 超訳吉田松陰』

 新年早々こんなに大きなお買い物をした自分が言うのもなんだけど、情報やものが溢れる現代だからこそ、運命・ご縁といったものを大切にしながら「一期一会」の精神で向き合っていきたい。と思っていたりもする。

 欲しいもの・手に入るものはなんでも手に入れる。情報はできるだけたくさん、全てに目を通す。
 そんな風にハングリーに生きること。それはそれで大事なことかもしれないが、ものが多ければ多いほど意識は分散する。情報が多ければ多いほど、学びの深度も分散する。私にはそう思えてならない。

 欲張らない。だけどできる限り、頑張る。そんな2024年にしたい。GR3xとともに!


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