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オトナ男子の整理術 『部屋を“箱”として考えるシンプルな整理の秘訣』

「部屋の片付けができないんだけど、どこから始めたらいいの?」と友人から相談を受けたのですが、色々と話を聞いた私の感想「(意外とみんな無頓着なんだな・・・)」。部屋を整理する上での、まずは考え方の基本をまとめてみました。



部屋を"箱"と考える

リビング、キッチン、台所、洗面所、ベランダ、玄関など部屋ごとに”名前”がついています。これを”機能”と考えましょう。部屋をその機能に特化した”箱”と考えます。

例えば、
・書斎=仕事”だけ”を実現する箱
・キッチン=食事を用意する”だけ”を実現する箱
・寝室=寝る”だけ”を実現する箱

部屋の持つ機能に関連している場所が、本来のあるべき場所になります。なので「寝室に洋服が脱ぎっぱなしで置いてある」状態は、機能に即した置き場所ではないのです。
私も寝室に洋服を脱ぎっぱなしにすることはあります。ただし、脱ぎっぱなしにして良いのは”パジャマだけ”と決めてあり、専用のカゴを用意しています。パジャマは寝る時にしか使わないものです。寝室に枕があるのと同じ感覚です。

"箱"の中は最小単位で管理しない

できる限りユニット化するのがおすすめです。例えば、お箸やスプーン、コップなどは食事中に使うものになり、食器というユニットになります。トングや軽量カップなどは調理道具のユニットになります。お家によっては、これらをまとめて仕舞っていませんか?分けて管理した方が、箱の中に必要な要素が明確になります。

① 部屋 → 機能 ・・・ キッチン → "料理”に関する箱
② 機能 → ユニット ・・・ 料理 → "調理道具"があればいい
③ ユニットを構成するための物 ・・・ 調理道具を構成する物は何か
と分解ができると、本当に必要な物と不必要な物が選別できます。

機能ではなく、サイズで収納をしてしまうと必要・不必要の選別の判断が曖昧になってしまいます。

不要な物が洗い出される

その部屋は何をする場所なのか?
その部屋のために何が必要なのか?
必要な物が過不足なくあるか?

この管理が行き届くと、捨てていい物が明確になります。

整理ができると気持ちが落ち着く

整理は単に物を整頓するだけではありません。心地よい空間を作り、生活の質を向上させる手段です。まずはこの記事で紹介した方法で、整理の基本を掴み快適な生活を手に入れてください。

次の記事では「物を減らす基準」について解説していきますので、整理の参考にして頂けたら幸いです。


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