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値上げ対策

 POS、マーチャンダイジングとは少し離れた話として

1.商品の値上げの中で起きていること。
  具体的な商品には言及しませんが、あるカテゴリで圧倒的なシェア
 を誇っていた商品が、全国的な単価の値上げの中で、2位にシェアを
 奪われるという状況が起きているようです。

2.対抗した2位の企業が取り組んでいること。
  当然、単品で見たら同じレベルの値上げはしたいところだと思います。
 ただ、2位の企業には強みがあるというのを、RDSを毎週追いかける中で
 気づきました。

3.跳ねる新商品
  跳ねる新商品、新しいトレンドを生み出す企業はそちら側で利益を確保
 することが可能です。その2位の企業は、トレンドを掴むのが上手い、
 新商品のリリースが早いというのは多いなという印象があるので、
 そちらで利益をとって、定番品の価格を抑えるが出来るだろうなと
 思います。

4.製造のイノベーション
  実際のところ、何処まで進んでいるかは分かりませんが、
 生産技術者が、人がやらなくても良い改善をどれだけ進めるかで、
 製造コストも変わってきます。最近のイノベーションは結構驚くような
 ものがありますね。

5.質的圧倒的ハイエンド
  日用品で考えるのは難しいですが、どうしてもこれではないとという
 商材は、2位に奪われる可能性は低いですよね。ちょっと数点しか
 浮かびませんが。

6.結論として
  定番品の価格を守ることは売り上げに大きく影響します。
  それを死守するのは、エンジニア、クリエーターの貢献なしには
  成立しなそうですね。

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