見出し画像

バトン持って走るデジカメとアイス頬張るフィルムカメラ#filmisnotdead

NetflixやAmazon Prime, Disney +にU-NEXTと、ここ数年~数十年でどんどんサブスクでアニメや映画をたくさん見れるようになりましたね。

僕が10代後半のときにNetflixがサブスクの頭角として現れ、まだまだその時はDVDの郵送サービスがメインでしたが、今はDVDの郵送サービスもなくなり、パソコンやTV,ゲーム機で手軽に映画などを見れて、家にいるのが楽しいな、逆に外でなくてもいいんじゃね?なんて思ってしまいます。

家族や友達、そして同僚とサブスクを使っていればよく「あの作品おもしろいからオススメ」だったり、「あれは面白いから見たほうがいいよ!」とよく情報共有しますよね。皆さんは周りの人からオススメされたものは見ますか?

僕はオススメされると、「面白いんだったらまた今度でいっか」だったり、「見るものがなくなったら見ればいいか?」と思ったりして結局見ずに終わってしまうことがほとんどです。

余談が長くなってしまいました。

目まぐるしく変わる電子機器の技術の向上についていけない自分がいます。ガラケーからスマホ世代の移行期まっさかりに青春時代を過ごしたので、スマホは身近な存在。使っているのも最初はアンドロイドでしたが、今はiPhone。iPhoneは毎年と言っていいほど新作が出て、正直使いこなせていないまま進化していくけど、「新作だから」という理由でもう少し若い時は機種変していました。皆さんの中にもいらっしゃるとおもいます。

ただ、少し俯瞰で見れるようになったというか、周りの目を気にしなくなったというか、今持っているものに感謝できるようになったというか、iPhoneの機種変は以前ほどしなくなりました。

フィルムカメラはすでに古いものですし、新作も新製品もほとんど出ません。できることも、F値・シャッタースピードを変えて、シャッターをきるだけ、他の機能はほとんど追加されません。ただ、それで十分だな、自分にはそれだけで事足りるんだな、満足だな と思えるのがフィルムカメラの良いところだと思います。

それはもちろんiPhoneが身近なデジカメとして存在してくれているというのがあるからでしょう。十分性能が良く、容量も大きいですから、沢山シャッターきれますし。デジカメとしてスマホとフィルムカメラは持ちつ持たれつというような関係だなと思うときがあります。

電子機器のメーカー様の努力で私達の暮らしにはとても便利で、自分たちが使いこなせないほど多機能なもので溢れているのはとても感謝なことです。しかしそれと同時に、新製品が出るたびに、自分の手元にあるのが旧製品になってしまい、新しいものにバトンを渡していくことになります。

デジカメが登場し、フィルムカメラからデジカメにバトンが渡されていった中、まだまだnoteにもInstagramにもフィルムで撮影された写真が日々投稿されていますし、ハッシュタグに#filmisnotdead というのがあるくらいです。

いかなる機能の点でも勝っているデジカメは、捨てられずに長い間使われているフィルムカメラを嫉妬の目で見ているのでしょうか。次の走者が現れるまで必死にバトンを握りしめて走り続けているデジカメを横目に、アイス食べながら日向ぼっこしているフィルムカメラを見て、何を思っているのでしょうか。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?