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【規格外成り物入り】メジャーデビュー#3

今はメジャーとか、あまり関係ない時代。あの頃はメジャーデビューって凄いよねって思われていた時代。1996年epicソニー メジャーデビュー。

1999年解散。

インディーズ時代数々メジャーレーベルの争奪戦の末 アルバム7枚契約超大型新人デビュー。

早速デビューシングルは日テレ深夜番組のドラマのエンディングテーマに

同年5月2ndシングルで『三ツ矢サイダーのCMタイアップ』当時オリックスの選手だったあのイチローさんの出演CMに起用!もうレコード会社も事務所もどう考えてもこのBANDは転びようのない間違いアーティストだ!!

これは売れる。間違いない。

と、疑わなかったのは鮮明に覚えています。当時の流行の音楽といえば渋谷系サウンドの全盛期といえばフリッパーズギター、 コーネリアス、 オリジナル・ラブ、 ピチカートファイブ、etc..ああ、懐かしいですね、みんなカッコよかったな。

そしてAcid jazzと言うクラブシーンからのお洒落なサウンド。大好きなjazz,funk ,soul,の要素をミックスしたサウンド。最高!

海外でいえばJamiroquai、incognito、Swing out Sister 、US3 The Brand New Heavies etc..もうカッコいいバンドばかりであげるとキリないですね。😁

夢を掴んだ!好きなことを仕事にした!売れること。

せっかくこの手で掴んだ夢、今、自分の夢に足をつけて歩いていること、この世界で生きてく!とか、高校時代、インディーズ時代にあった音楽に対するハングリー精神?が足りなかったのか。。いや。そんなことはないはず。現にアマチュアの頃より絶対的にベースの練習時間、音楽のことを考える時間は間違いなく多くなったはず。

好きなこと、やりたいことが職業となった。

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今では当たり前で、インディーズ(大手に属すことない)でバンド運営できて、むしろインディーズの方が利益率が高い稼ぐことが可能になった現在。

インディーズ、メジャー、果たして私がデビューした時はインディーズがここまで進化、認知、市場のポジションを獲るとは想像出来ないこともなかったが、少なくても私自身はこの与えられた

メジャーアーティストという黄金バッジ

に酔いしれていたのかもしてない。いや確実にこの夢の環境に酔い、ドランクモンキー化していたと思う。なんせ私は超大型新人なもので。。😅

インディーズ(independent)メーカに媚びなく、言いなりでもなく、自分たちの判断で動くことができる。全ての権利を持っている。わかりやすくいえば

独立開業、自主制作映画、フリーランス的?

IT業界で例えるならばベンチャー企業に近いのかもしれない。ITベンチャー企業のここまでの急成長と似ているのかもしれませんね。逆に圧倒的なプラットホームを利用した戦略で突き進むメジャーレーベル!!今では

先見の明(事が起こる前にそれを見抜く見解)

のインディーズレーベルの拡大。

1990年代後期のインディーズイメージはアンダーグラウンド的な解釈が強く、インディーズ→メジャーになれば、今までのコアなファン達からはあまり歓迎されなかった場合も多かった、なぜなら。

私の身近なアーティストから遠い存在に。魂を売ったんだね。そして

さようなら〜。😢

という、ことも多かった時代。

メジャーの黄金バッジ。夢のインディーズの缶バッチ。

私はバンドマンに憧れ、バンドでのベーシスト像にこだわり、バンドのベーシストしかない!と思っていた私ですが、何回か自分のバンド以外のレコーディングにも参加した事もありました。スタジオミュージシャン(セッションミュージシャン)と言われるお仕事。勉強のつもりで参加です。😆

私はろくに譜面も読めず、😅に参戦。武器は持ち味の笑顔で!笑

ここでスタジオミュージシャンの偉大さを味わうことになります。

一流のエンジニア、一流のスタジオ。一流のミュージシャン。皆様初めて聴く曲を一回、2回聴いて譜面を追い、take1、2(1、2回演奏)でオーケーtakeをいただきます。。。もう半端なく凄いです。やばい連中バンドのレコーディングと、スタジオの仕事のレコーディングは別物でした。スタジオの職人とバンドマンの時間の使い方に脱帽し、感動すら覚えました。

とはいうものの、

研究追求型バンドマン非効率型レコーディング 

限られた時間内で効率化型職人レコーディング

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で私に向いていたのはやっぱり研究追求型バンドマンレコーディングでした。

今まで譜面に馴染みがなく、自分のバンドでの演奏しかやらないので譜面というより、自分しか解読出来ない暗号譜面です。笑 まあ、自分のバンドだし、自分でベースライン作るし、必要ないし!あまり不自由はしなかったけど。。しかし勉強は大事だと気づくのは自分のバンドが消滅した後に痛いほど分かるのでした。。

研究追求型バンドマン非効率型レコーディング

どこまでも追求してトライ&エラー。気になる部分は気にならなくなるまで突き詰める。スタジオは?ミキシングコンソールはデジタルを使うかアナログ使うか、アンプは?マイクは?シールドは?電圧は・今日の気分は?まで。とにかく音楽を作るのは凄い事。楽しいだけじゃない事も経験し、とにかくアルバムを作ると言うクリエイティブな作業はとてつもない事と言うことを、思い出したりします。

次はミュージシャンになるって本当はどうなの?続けるのって?

を書いていきます。読んでくれてありがとうございます!




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