Mリーグ 戦略研究 孫子からランチェスターまで

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Mリーグ 戦略研究 孫子からランチェスターまで

いつも御高覧ありがとうございます。Mリーグを対象に戦略の本質に潜むパラドキシカル・ロジックについてお話します。時間に消費されるインフォメーションに興味はない。有料記事では時間に消費されない戦略的な深い視点・インテリジェンスを主に発信していきます。是非フォローよろしくお願いします!

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    • 女流3人で優勝してこそ「花」 フェニックスから華が消える ドラフトはガチ勢の竹内と浅井に

      かつて世阿弥という天才の哲学を用いて、風姿花伝より「花」についてこんな記事を書いたことがある。以下、抜粋。 会社の事情とは言え今回のドラフトで、フェニックスは華やかな女流3人の状態から男3人となりチームの雰囲気はガラリと一気に変わることになる。 単純に個人的な好みで言えば、もし魚谷・東城・浅井・竹内の選手構成だったら、なんか魅力的だしワクワクさせるものがないだろうか。 強そうで、華やか! おそらく人気も昨年よりも確実に上がり、Mリーグで優勝も狙える力を持つ魅力満点なチ

      • 魚谷と東城の後継者・NEXTフェニックスは誰か?

        最初は雑談から入ろうと思うのですが、先日書いた ド・マイナーなこのnoteのビューが数日で30000を超える数になっていまして、これは異変です なぜ突発的にこんな現象を起きたのか?よくわからないのですが、何気にグーグルで「フェニックス 魚谷」と検索をしてみたのです。(もし自分が魚谷を調べるなら真っ先に打ち込むワードだから。) するとabematimesやセガサミーフェニックスの公式ページがなどがまず出てきて、次に順当に魚谷さんのwikiが出ています。そしてその次になんと

        • 瑞原の魚谷への気持ち。振り返ればセガサミー・フェニックスのことばかり、いつもnoteにしてきた

          前回アップさせてももらったnoteが驚くべくviewとなったことに改めて訪問してくださった方々へ感謝を申し述べたいと思う。そしてこれまで自分が昨年書いてきたnoteを振り返ると過半数がフェニックスであったことが確認できた。   ワイは明らかなフェニックスのファンだったのだ。 この動画を見ても魚谷が会長の肝いりであることを察することができるが、今回の事件においても会長が二人に対して親身になって動いてくれていたようだ。 しかし会長の一存だけでは事態が立ち行かなくなったという

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          セガサミー・フェニックスの契約更改の裏側。ようやく解にたどり着いた!?ドラフト1位の魚谷が切られた真相に迫る

            煙草にしかめ面の無精ひげ。   麻雀とはむさ苦しい男の趣味である、 そんな固定概念を打ち破り、ビジュアルもかわいらしく麻雀も強い女流がいることを知らしめたのが時代の革命児・亜樹だった。一世を風靡し、麻雀界に大きな衝撃をもたらし、女流プロの草分け的な存在となった。 この亜樹が女流というジャンルを開拓し、やがてそれに続く女性たちがぞくぞく現れたが、亜樹から次の時代を引き継いだ者こそ魚谷だった。女流にあって男とガチでタイトル戦で戦っても勝ち抜くだけの力量を示した唯一無二の

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          セガサミーが最高位戦のスポンサー・新チームの布石か?フェニックス東城りお、理不尽過ぎる不可解な契約満了に一言もの申す!(by エガちゃん風)

          数日経過し。新たにきっちりした分析記事をアップしました。よかったらお越しくださいませ。 === まさしく激震が走った。 あまりに唐突な契約満了に、強烈な違和感を感じると共に、何らかの東城りお個別の理由がそこにはあるとしか思えないのだ。 まずはMリーグの全通算成績を見てほしい。 (気が付くと3冠王の伊達がMリーグのTOPになっているではないか。) 改めて フェニックスの現役4選手の通算成績を見てほしい 東城りお -3.5 醍醐大 -214.4 魚谷 -277.4

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          ドリブンズ越山の采配ミス 短期決戦における選手起用の大原則

          もし選手の都合さえつくならば、という但し書きはつくが、特に短期決戦ではスタートダッシュがカギを握り、先手必勝という言葉もあるように、基本的には調子の良い者から順番に出すのが采配のセオリーと言っていい。 例えば大谷が所属するドジャースの打順を見てもわかるように、MVPを獲得した3人を分散させることなく3人を固めて一番先頭に配置しているように、短期決戦はとにかく力のある者から順番に出してゆくのがセオリーなのである。 仮にそれで負けても最善策を取っているので諦めもつくというもの

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          Mリーガー 打牌批判はありなのか?という愚問にケリをつける

          ある夜、韓国ラーメンという看板がかかった店があったのでふらりと入ってみた時の話になる。韓国ラーメンがどんなものか期待して席で待っていた。ところがだ、出てきたのはなんと日本のインスタントラーメンよりも数段味が落ちる化学調味料で味付けされたチリジリの韓国インスタントラーメン麺だったのだ。外食でいきなり袋入りの日清の「サッポロ一番」が出てきたようなものだ。 もちろんその店は数か月でつぶれた。美味いか不味いかの評価を下す以前であり論外であった。一方フランス料理の店で美味しいものをリ

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          大谷翔平は完全なる白だった!現代の知ったか王・ひろゆきの逆張り見事に外れる。逆張りが成功する条件とは何か!

          詳細は記事をご覧いただければわかるかと思います。 今回はMリーグとは直接関係のないnoteではありますが、もともとが私の専門分野はMLBであるためによかったら最後までよろしくお願いします。テーマは嘘の見抜き方です。嘘を見抜くには事件全体の流れを俯瞰し不自然な淀みが出た場合、その淀みを丁寧にひも解いてゆくことが大事になります。その淀みの中に大概、嘘が隠れています。端的に言えば私には水原氏の嘘が見抜けたわけですが、どうして見抜くことができたのか?そのポイントの話です。 さて大

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          2年連続最下位・フェニックスに求められているものとは真の意識変革と確固たる戦略である

          フェニックスの終戦を伝えるツィートに次々とファンからは甘い言葉が並ぶ。それに対してやさしいファンありがとうと選手も応える。 ただ現実としてフェニックス2年連続最下位という厳然たる事実がある。もはや何の言い訳も効かない。一方でなぜabemasは必ずレギュラーシーズンを突破できるのだろうか。 そこには運不運を超えた明らかな実力差があることを示しているのではないだろうか。フェニックスの実力に対する疑問点も下記のnoteでも述べさせてもらった。 Mリーグもおそらく大まかに言って

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          伊達はこのまま出場しなくていいのか?試合から逃げなかった最後の四割打者と伊達朱里紗のクランドスラム

          今回語る最後の四割打者のエピソードは伊達がグランドスラムを前にして出場すべきかという問題について、示唆を与えてくれるものと思う。 さて最後の四割打者と言えば、言わずと知れたテッド・ウィリズムズである。最後に四割が達成したのは今から半世紀以上前の1941年のことになる。 三冠王 <Mリーグで言うグランドスラムに相当する> にして四割打者 <Mリーグで言えばラス回避率100%に相当するほどの偉大な記録。> でもあったテッド・ウィリズムズ。 あのベーブルースでさえ三冠王は獲得

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          醍醐そのものが先切りされてしまう!フェニックス2年連続最下位の危機

          個人的にはフェニックスファンではあるが、このチームは果たしてセミファイナルに残るだけのMリーグにおいて実力を持っているのか?という疑問がずっとあった。 先週の試合前にも、フェニックス2年連続最下位あるかもしれん。と思わずつぶやいてしまったくらいだ。そこで今回は疑問に思ったシーンをいくつかクローズアップして改めてまとめて書いてみたい。 さてところで、麻雀に限らず物事には必ずコインの表があれば、裏があるように、レトリックによって如何様にも己の意見を正当化することは可能である。

          醍醐そのものが先切りされてしまう!フェニックス2年連続最下位の危機

          東城りおと伊達朱里紗がお手本とする共通のMリーガーとは?

          伊達と東城が参考にする選手とは この動画では東城視点で特にリスペクトする男性選手が5人挙げられている。 それが、動画内でも挙げられているマトリックスの右上上段に並ぶ、仲林・松本・寿人・ウッチー・太だ。 そして伊達が今最も注目している選手、それもズバリ渡辺太なのである。 下記のnoteでも既に記したように、時に伊達という選手は驚くほど慎重な打牌選択をする選手でもある。が故に、四暗刻聴牌もTOPを守るためならば降りるという選択ができる選手なのだ。 しかし逆に言えば時には

          東城りおと伊達朱里紗がお手本とする共通のMリーガーとは?

          ボーダーライン上における戦いの鉄則とは?慎重さを失ったフェニックス醍醐大の大誤算

          さていよいよレギュラーシーズンも最終盤に来ており、ボーダーライン6位を挟んでの大混戦の様相を呈してきた。 残り試合数から考えて、セミファイナルでボーダーライン4位を睨んでの戦いとほぼ同じようなフェーズに入ってきたと見ていい。決して優勝が必要な戦いではなく、あくまでどうボーダーを超えることができるかが最大のカギとなる。 ボーダーラインを越えて醍醐は「まだまだこれから5位のアベマズを飲み込むつもりで先を見据えて戦う」と試合前に言っていたそうだ。、戦いがどのフェーズであっても1

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          「激ぬるおばさん」フェニックス東城の逆襲 役牌白バックからの・・・

          折り返し地点でフェニックス東城が一戦目を終えて土壇場での連投志願した第二戦目。その東一局でバガボンド改めカンチャン即リー後引っ掛け親父・滝沢から7p待ちのリーチが入る。 (激ぬるお姉さんでまだまだ十分に大丈夫です。激ぬるおばさんのネタが分からない人は是非インタビューをご覧あれ) そこへ激ぬるおばさん・フェニックス東城が見事に後ひっかけの4pに見入りられるように7p打ちでの満貫放銃で試合がスタートした。 しかしこの激ぬるおばさんは転んでもタダで起きなかった。激ぬるおばさん

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          伊達朱里紗、徐(しず)かなること林の如し。インパチを逃すハギーの裏側で・・・

          東2局のことだった。 萩原が清一色へ向かうか?あるいはリーチするかどうかで悩んだ局のこと。 伊達の配牌はこちらメンツなしの両面が一組という最悪の配牌。ここから伊達は9P、北、發と切り出してゆく。 一方、こちらがハギーの手ではあるが2S切りのリーチを選択した。しかし実は23Pを外せば、2~9sまでどれを自模ってもダマインパチの聴牌が取れる形でもあった。このままリーチをすれば最悪3900の手になってしまう可能性がある。 このように受け入れがとんでもなく広く、かつ、攻撃力が

          伊達朱里紗、徐(しず)かなること林の如し。インパチを逃すハギーの裏側で・・・