Mリーグ 戦略研究 孫子からランチェスターまで

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Mリーグ 戦略研究 孫子からランチェスターまで

いつも御高覧ありがとうございます。Mリーグを対象に戦略の本質に潜むパラドキシカル・ロジックについてお話します。時間に消費されるインフォメーションに興味はない。有料記事では時間に消費されない戦略的な深い視点・インテリジェンスを主に発信していきます。是非フォローよろしくお願いします!

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    • 大谷翔平は完全なる白だった!現代の知ったか王・ひろゆきの逆張り見事に外れる。逆張りが成功する条件とは何か!

      詳細は記事をご覧いただければわかるかと思います。 今回はMリーグとは直接関係のないnoteではありますが、もともとが私の専門分野はMLBであるためによかったら最後までよろしくお願いします。テーマは嘘の見抜き方です。嘘を見抜くには事件全体の流れを俯瞰し不自然な淀みが出た場合、その淀みを丁寧にひも解いてゆくことが大事になります。その淀みの中に大概、嘘が隠れています。端的に言えば私には水原氏の嘘が見抜けたわけですが、どうして見抜くことができたのか?そのポイントの話です。 さて大

      • 2年連続最下位・フェニックスに求められているものとは真の意識変革と確固たる戦略である

        フェニックスの終戦を伝えるツィートに次々とファンからは甘い言葉が並ぶ。それに対してやさしいファンありがとうと選手も応える。 ただ現実としてフェニックス2年連続最下位という厳然たる事実がある。もはや何の言い訳も効かない。一方でなぜabemasは必ずレギュラーシーズンを突破できるのだろうか。 そこには運不運を超えた明らかな実力差があることを示しているのではないだろうか。フェニックスの実力に対する疑問点も下記のnoteでも述べさせてもらった。 Mリーグもおそらく大まかに言って

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        • 伊達はこのまま出場しなくていいのか?試合から逃げなかった最後の四割打者と伊達朱里紗のクランドスラム

          今回語る最後の四割打者のエピソードは伊達がグランドスラムを前にして出場すべきかという問題について、示唆を与えてくれるものと思う。 さて最後の四割打者と言えば、言わずと知れたテッド・ウィリズムズである。最後に四割が達成したのは今から半世紀以上前の1941年のことになる。 三冠王 <Mリーグで言うグランドスラムに相当する> にして四割打者 <Mリーグで言えばラス回避率100%に相当するほどの偉大な記録。> でもあったテッド・ウィリズムズ。 あのベーブルースでさえ三冠王は獲得

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          醍醐そのものが先切りされてしまう!フェニックス2年連続最下位の危機

          個人的にはフェニックスファンではあるが、このチームは果たしてセミファイナルに残るだけのMリーグにおいて実力を持っているのか?という疑問がずっとあった。 先週の試合前にも、フェニックス2年連続最下位あるかもしれん。と思わずつぶやいてしまったくらいだ。そこで今回は疑問に思ったシーンをいくつかクローズアップして改めてまとめて書いてみたい。 さてところで、麻雀に限らず物事には必ずコインの表があれば、裏があるように、レトリックによって如何様にも己の意見を正当化することは可能である。

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          東城りおと伊達朱里紗がお手本とする共通のMリーガーとは?

          伊達と東城が参考にする選手とは この動画では東城視点で特にリスペクトする男性選手が5人挙げられている。 それが、動画内でも挙げられているマトリックスの右上上段に並ぶ、仲林・松本・寿人・ウッチー・太だ。 そして伊達が今最も注目している選手、それもズバリ渡辺太なのである。 下記のnoteでも既に記したように、時に伊達という選手は驚くほど慎重な打牌選択をする選手でもある。が故に、四暗刻聴牌もTOPを守るためならば降りるという選択ができる選手なのだ。 しかし逆に言えば時には

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          ボーダーライン上における戦いの鉄則とは?慎重さを失ったフェニックス醍醐大の大誤算

          さていよいよレギュラーシーズンも最終盤に来ており、ボーダーライン6位を挟んでの大混戦の様相を呈してきた。 残り試合数から考えて、セミファイナルでボーダーライン4位を睨んでの戦いとほぼ同じようなフェーズに入ってきたと見ていい。決して優勝が必要な戦いではなく、あくまでどうボーダーを超えることができるかが最大のカギとなる。 ボーダーラインを越えて醍醐は「まだまだこれから5位のアベマズを飲み込むつもりで先を見据えて戦う」と試合前に言っていたそうだ。、戦いがどのフェーズであっても1

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          「激ぬるおばさん」フェニックス東城の逆襲 役牌白バックからの・・・

          折り返し地点でフェニックス東城が一戦目を終えて土壇場での連投志願した第二戦目。その東一局でバガボンド改めカンチャン即リー後引っ掛け親父・滝沢から7p待ちのリーチが入る。 (激ぬるお姉さんでまだまだ十分に大丈夫です。激ぬるおばさんのネタが分からない人は是非インタビューをご覧あれ) そこへ激ぬるおばさん・フェニックス東城が見事に後ひっかけの4pに見入りられるように7p打ちでの満貫放銃で試合がスタートした。 しかしこの激ぬるおばさんは転んでもタダで起きなかった。激ぬるおばさん

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          伊達朱里紗、徐(しず)かなること林の如し。インパチを逃すハギーの裏側で・・・

          東2局のことだった。 萩原が清一色へ向かうか?あるいはリーチするかどうかで悩んだ局のこと。 伊達の配牌はこちらメンツなしの両面が一組という最悪の配牌。ここから伊達は9P、北、發と切り出してゆく。 一方、こちらがハギーの手ではあるが2S切りのリーチを選択した。しかし実は23Pを外せば、2~9sまでどれを自模ってもダマインパチの聴牌が取れる形でもあった。このままリーチをすれば最悪3900の手になってしまう可能性がある。 このように受け入れがとんでもなく広く、かつ、攻撃力が

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          4P先切りの理由、中田花奈ブクブク化計画。弱者には弱者の戦い方がある

          南4局 TOP園田と6500点差の2着目、ドラ1赤2ピンフの絶好の満貫イーシャンテンが手に入った。 6mを自模って、ここはブクブクに構えての8m切りが正着であることは素人でも十分判断できる。しかしなぜかここで4p先切を中田は選択した。これが痛恨のミスとなって聴牌を逃すことになった。 では、なぜ中田は4p先切りしたのだろうか? その理由は裏インタビューで語ったようにこの巡目でドラ(7p)筋の4Pを残して、もしリーチで攻められた時に押し返しにくいと判断したからであった。

          4P先切りの理由、中田花奈ブクブク化計画。弱者には弱者の戦い方がある

          またも勝利を取り逃す弱気のフェニックス醍醐 勝てる雀士は南2局を押す

          今シーズンのフェニックス醍醐を象徴する南2局の降り判断だった。確かにTOP目であるために降りるという判断にも一定の理はある。しかしすでに7巡目には中をポンして14mという強い待ちでの聴牌をしていた醍醐。 そこへリーチをかけてきたのは23000点持ち2着目の優だった。 鈴木の待ちはシャンポン2-4Sではあったが、麻雀の待ちは統計的には最も多い待ちは両面である。なぜなら両面こそが上がり牌の数も一般には最も多く、そのため聴牌は両面待ちにするのが手組の基本となる。 よってリーチ

          またも勝利を取り逃す弱気のフェニックス醍醐 勝てる雀士は南2局を押す

          ワイ、Mリーグabemaコメント欄にて「荒らし」認定されてしまうw。noteへ移住するまでの巻

          (写真はリーチのみをかけようとしたが思いとどまり滝沢3倍満リーチに降りた東城、真相を知らされてびっくりの絵。) フォローしてくれている人だけでも読んでもらいたいnoteです。 それはまだnoteを開設する以前のことです。一時期、Mリーグabemaコメント欄にも在籍していたことがありました。私がMリーグabemaコメント欄に入ると荒らし扱いされてしまった件は後ほどお伝えするとして、その前に当noteが「言葉」そのものについてどう向き合っているのかについて、少しだけ述べさせて

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          伊達朱里紗 開幕4連勝、8S先切の衝撃。口角を上げよ、さすれば運は与えられん。 

          4連勝を飾った東3局。 醍醐からホンイツ東ドラ3のハネマンで上がった伊達の配牌。 字牌を自模ってきたために第一打は2mとした。この当然の一打であるが2m切が後々の大きな伏線となり、8s先切りを可能とした。 その後、6sのドラポンを入れていた伊達はイーシャンテンで通常はハネマンコース一直線で2mを切るだろうと誰もが思った瞬間、東ドラ3の満貫でも良しの選択も残し、なんと8s先切をしたのだ。結果的にはこの先切が醍醐のリーチに一巡早く処理できたことになった。 果たしてこの局面

          伊達朱里紗 開幕4連勝、8S先切の衝撃。口角を上げよ、さすれば運は与えられん。 

          点数計算イップス?BEAST Japanext 中田を全力応援!

          東一局、中田、跳満の聴牌を取らず中単騎のまま、4M切った。目を疑ったファンも多かっただろう。 敢えて4M切った理由を探すとすれば、ホンイツを聴牌濃厚の親の高宮に振込を恐れてのことだろうが、これについては、中田も12000のテンパイでもある以上、放銃上等、中切りの一手しかないと言わざる得ない。 東一局、ある意味最も自由に打牌ができる局面である。 中田は明らかに放銃を恐れ過ぎている。 「(中田は)放銃は少なくて良かった」そう感想をもらすファンも少なからずいるようだが、むし

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          裸単騎、寿人に見る真のビースト精神。D介との違いとは何か!~戦略的思考には抽象度の高い言葉が必要である~

          他家よりダブルでリーチが入っていながら、持ち点14700ラス目。満貫上がりまでの道筋が微かに見えた2シャンテン、寿人は全ツッパで攻め上がり見事に裸単騎マンガンを上がり切った。 下記のnoteでも指摘した通りの寿人の打牌選択だったように思う。 より抜粋。 まさにこの文言通りラス目の寿人、上がりに向かって躊躇なく無筋を切れるという意味では最強ロボだろう。本当に強い雀士は感情を無にして上がりへ向かうマシーンとなるのである。 そしてこの寿人の姿の中にこそ真のビースト精神が顕現

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          裸単騎、寿人に見る真のビースト精神。D介との違いとは何…

          BEAST Japanext 菅原の三暗刻見逃しとツッチーの箴言。当noteの批判精神、フィロソフィーについて

          こんな無料noteを書いているにもかかわらず、中には奇特な方がおられまして、時々500円のサポート投げ銭してくれる方がいます。醍醐のnoteを書く際に、昨日、abemaプレミアムに入る必要があり、大切にサポートもありがたく使わさせてもらっています。 さてそのサポートしてくださった方のコメントを読むと、Mリーガーがミスをした時、当noteがどのラインで辛辣な批判し、どのラインで擁護やスルーに回るのかが今一判然としないようなので、今回はBEAST Japanextの菅原、三暗刻

          BEAST Japanext 菅原の三暗刻見逃しとツッチーの箴言。当noteの批判精神、フィロソフィーについて