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自分の感覚で考える・覚える|SUMMER ビデオグラファー②|2023/6/25

こんにちは!デザイナーのhamaです。
ビデオグラファー2日目をレポートします。

それではいってみましょう!

今日は青山の教室ではなく、麻布十番にあるスタジオでの実習です。三階建てビルの全フロアが撮影スタジオになっています。豪華です。一棟貸し切りで利用します。個人でスタジオレンタルすると、1日ウン十万円はしてしまいそうです。滅多に無い機会なので、全集中で使い倒します!

授業始めに先週出された課題の作品レビューがあります。撮影してきたものをみんなで見て、こだわりポイントや難しかった点を共有し、先生からアドバイスをもらいます。

他者視点で切り取った世界を垣間見る事で、当たり前ですが人間はそれぞれ全く違う視点を持って生きている事を感じます。こういう授業、義務教育でもやればいいのに。大人になった今、子供の視点を見てみたいなぁとふと思いました。

今日の授業は実習メインのため、座学の時間は少なめ。

この支給された絵コンテを元に動画撮影をする実習が始まります。

まずは先生のお手本作品を鑑賞。

早速基本的な撮影手順の実習を受けます。

2チームに分かれて撮影開始。別々のスタジオに分かれ、絵コンテのストーリーに沿った動画を撮り始めます。自分は監督兼カメラマンとなり、ペアの方に演者になってもらって撮影します。(監督と演者を都度交代しながら撮影します。)

お昼休憩。
ロケ弁界で有名な金兵衛さんのお魚弁当との事です。サバの身は油が乗っており、下味もしっかり染み込んでいて美味しいです!

照明や小道具などで、自分の撮りたい世界観を作り込んでいきます。

【監督側】
正面からの視点を基準として一連の流れを撮影した後、視点を変えて撮影します。演技も考えて演者に指示を出します。

【演者側】
監督の指示を受けながら演技します。何かを演じるのは小学生の時以来。演技するの恥ずかしい…!のですが、演者の気持ちになってみなければ、監督として的確な指示は出せないのだと実感しました。

絵コンテは同じでも、監督によって全く違う作品が出来上がっていくのですね。正に監督が神という世界。監督が白と言えば白だし、黒だと言えば白も黒になる。面白さと同時に、現実世界を捻じ曲げられる恐ろしさも感じました。悪用はダメ絶対!

今回の授業は実習を通して自分の感覚で考える・覚える部分が大きく、オフライン授業の良さを存分に堪能できる回でした。

リアル撮影だと自分が好きなように動き回って絵を作り込んでいけるので、パソコン上だけで完結するクリエイティブよりも自由度が高い感じがしました。頭で考えるイメージよりも、斜め上を行く感じの絵が撮れたりするのも面白いです。

体を動かして撮影するの楽しい!

本筋の授業以外にも、映画の構図の話やカメラ周辺機器の話も沢山聞けました。たすく先生もTAの武井さんも本当に撮影知識が豊富で、質問するとAIよりも早く的確な答えを返してくれます。

カメラのレンズや周辺機器によって撮影の出来が左右されるのを目の当たりにし、色々欲しくなってきてしまいました。カメラ沼のほとりに立ってしまったかもしれません…

現場からは以上です!

(Writer:受講生・hamaさん)

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