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「死ぬんだ」とおもいました。ープチ超人セミナー体験記ー

昨日は、人生で初めての体験をしました。
それは、氷風呂。しかも屋外です。

こんにちは、karadarebirthでは主に裏方のゆかこです。

今回は一緒に活動している石神さんと「プチ超人」を体験しました。そのメインは氷風呂。石神さんは冷水シャワーなどで冷たい水を浴びることには慣れているのですが、私はまったくの未体験。軽い気持ちでついてきてしまい、寒い屋外で水着になったときに本当に氷水なんかに浸かれるのだろうかと不安になりました。

氷水に入った瞬間「死ぬんだ」と思いました。
3分間氷に浸かっていたのですが最初の1分は手足が切り落とされていくような感覚で痛みのような寂しさのような感覚に襲われました。それは体が重要な臓器を守るために非常事態宣言を発令し、手足の部分の血流を止めるためです。
それを過ぎると水との温度差を感じなくなりリラックスできる状態になりました。しかし、意識がブレるとまた冷たくて痛くなる。その繰り返しであっという間に3分がすぎていきました。
3°の水温に浸かったのはもちろんはじめてで、これまでのどんな体験よりも死に近づいた気がします。


余裕な石神さんと、強張る私。力むとさらにきつい。
最後にはリラックスして笑うことができました。

この氷風呂は、プチ超人体験のワークショップの一環です。呼吸のセッションを1時間行なって、お昼を食べて氷風呂に浸かるというすこしイカれた(笑)ワークショップです。

私たちは本をきっかけにヴィム・ホフを知りました。それは「アイスマン」という本です。ヴィムは最初、びっくり人間として扱われていました。しかし、科学的に現象が解明されるようになったことで、メソッドとして世界樹に広まりました。

このワークショップに参加したのは「フィジカルフル」を体験するためです。「マインドフルネス」という言葉はよく聞くようになりました。それを意識の力のみでなく、外的刺激のある環境で人間のポテンシャルを取り戻す行為を「フィジカルフルネス」と定義しています。

わたしたちは呼吸や歩き方など体にまつわる正しい方法について発信をしています。その根底にあるのは「フィジカルフルネス」でした。
氷風呂に入るという過酷な体験は人間の体が持っている生存のために能力が発揮されます。その体験によって集中力や自然免疫力が養われていくのです。

しかし、現代の生活ではその能力使う機会がほとんどありません。すると人間の体は退化していきます。
現代病の要因はさまざまですが、原因はこの人体の退化に尽きると思います。

ちなみに日常的にハードトレーニングをしている石神さんは3分の氷風呂では物足りなかったようです。
日常的に体を鍛えることで、筋肉がつき代謝が上がります。このような過酷な体験でも、代謝が良いと発熱量が高いため氷風呂の体感温度も私と石神さんでは、私の方がより冷たく感じていたとおもいます。

肥満やなかなか痩せないといった悩みを抱えている人は代謝が低いため氷水に浸かった時に体温を保つことは難しいでしょう。

そして、意外にも氷風呂は夏よりも冬の方が適しているとのことでした。夏だと氷から上った瞬間に体温を保つための意識が発散してしまい、手足に流れている冷たい血液が胴体に流れ込んできてしまします。
体から上がった後はすぐに体を拭いて、体を動かしました。
そうしないと体が芯から冷えてガクガクブルブル震えてしまいます。関東にも大寒波がやってきていましたが、氷風呂にはぴったりの1日でした。


氷風呂直後の石神さん。身体中の毛細血管に血が行き渡り体が真っ赤に。


人間の体って面白いですね。それも自分の体で実験できたことがより深い学びにつながりました。今後もフィジカルフルな発信を続けて行きます。

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