@24

好きな人と好きなことをいつまでも。笑って暮らせればそれでいいのにな

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マガジン

  • この夜にさよならを言うその日まで

    夜更かしが大好きだけど、いつまでもこんな風には過ごせないのかな。仕事、恋愛、生活に関してのマガジンです。

最近の記事

夏が終わる温度

徐々にエアコンを付けなくても良い気温になってきた。 今年の夏は短い 例年よりもイベントに行く機会が減ってるからだろうか。いつの間にかカレンダーの9月が目の前に居て、今年もここまで歩いて来たのかと、寝汗を掻く 盆踊りもあったのかなかったのか、脈打つ。体温だけが気にされる世界では息つく間もない。

    • まどろみのその先

      少しのお金と少しのお酒と少しの煙草 多くの仕事と多くの誘いと多くの思惑 少しの拗れと少しの喧嘩と少しの離婚 多くの気持ちと大きな気持ちと僅かな気持ち ビール1缶のまどろみで見えない明日を期待する

      • 大阪夜

        中国は国民休日らしく中国人が星の数ほどいる大阪にバスで降り立ったのは5日前のことだった。あっという間に時間が過ぎて、気付けばまたここにいた。 夜行バスに付き合ってくれたあの人の優しさが大阪の夜を彩ったのは束の間で、やはり夜行バスは疲れた。良い睡眠が取れなかったからかお互い少しイライラして、ついには些細なことで喧嘩になった。 最終的には 「こう言うのが積み重なって今までの人とは別れた」と難波の人々が凄みそうなズルい台詞を使ってしまった。 結果的には仲直りできたのだが、なん

        • お昼寝してたら夜

          日が沈むのが早いせいだろうか。お昼寝して起きると辺りが黒くなっている。日が眩しいからとカーテンを閉めてから眠るとテレビの赤い点灯以外に目に映るものはなかった。 また夜行バスに乗って出かける。乗れば乗るほど要領が良くなり、鞄の容量が減っていく。小慣れた小旅行は目的をただ遂げるだけのものなのに、少しワクワクする。小学校教育の遠足の尾を未だに引いていると自覚して、なおワクワクするのだ。 最近radwimpsの遠恋が良く耳に留まる。 遠い距離は2人を近づけるのだろうか。 昨日見

        夏が終わる温度

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        • この夜にさよならを言うその日まで
          4本

        記事

          お好み飲みな夜

          もうすぐ2月に差し掛かるところで梅の花が咲いていた。それを眺めているカップルを眺めていた。各々ポケットに手を入れていた。その仕草で寒さがまだ厳しいことが伝わった。 少し歩いたとこの不動産屋にもカップルが居て、夕方に店仕舞いをした店のウィンドウを通して物件情報を眺めていた。 次の春が近いのを予見した。 春が出会いや別れの季節なのは日本の年度切り替えが4月からだからであって、季節にそれを感じているのではない。外国では別れの季節はいつなのだろうか。秋かな。 なんて思いながら

          お好み飲みな夜

          立ち寄る夜

          立ち寄ったファミレスの喫煙席には高校生の男女のグループがいて、何をやるでもなくただ駄弁っていた。 男女の比率は男子2人、女子1人の3人だ。 私は平安顔だから、時代が平安ならめっちゃモテたと思う。俺、高校辞めたらどうなるかな? バイトで来た客が最悪でさ。 恐らく高校というものができてから続いているこれらの会話が落ち着くと、2人の注目を引くように男の子が話を始めた。 知ってた?抗精神病薬って飲むと地獄に行く感じがするよ。 興味津々です、先生。詳しく教えて下さい。と言わん

          立ち寄る夜

          引っ越しってこんな大変なの?

          同僚たちが引っ越しの話をしている。みんな都内に残るらしく家賃が高いと話をしていた。私は関東を出て行くことになっており高い家賃の話についていけなかった。 実家から出てくるときには荷物もあったわけではなく、記憶に残らないほど簡単なことであったはずの引っ越し。生活に必要なものを買った結果、やれ洗濯機だの冷蔵庫だのって荷物がそこには大きく佇んでいた。 さらに移動距離が頗る長いので、料金もトンデモないことになっており出費は避けられない。家まで行かなきゃ分からないという引っ越し会社に

          引っ越しってこんな大変なの?

          寒さがすごいそんな時

          豚汁を食べた。ちょっと雪が舞った気がした。 そんな寒空の下に出で行くのが億劫だ。 私は家の中で豚汁をすすった。窓が室外との温度差で曇っていた。 やることがあるのにずるずる豚汁を啜っている。こんにゃくが入っていないその豚汁は 残金256円のSuicaのように物足りない。 どこか行こうにも近場にしか行けない。 今日はそんな日なのだろう。 あの人は昨日も夜遅くて、「夜遅くまでお疲れ様、本当に偉いよ」と言ったら 「この歳になるとやるのが当たり前になっていて誰も褒めてくれない

          寒さがすごいそんな時

          夕方すぴりっと

          すぴりっと、と言う文字をみた。 ことりっぷ、と言う単語を思い出した。 夕方のカフェに人々が気だるさを持ち込む。 隣に座った「いかにもこれから合コン行きます!」な感じの男子大学生たちはゼミの準備がヤバいとだるそうに井戸端会議を始めた。 後ろのサラリーマン風年配男性は不動産の話をしている。 中年女性はここが大衆店だと分別がなく カフェラテのクリームが多いとわざわざ 店員を呼び出し文句を言っている。 夕方は不思議だ。 夜こそ人生の楽しみである若者と 夜こそ1日の試練である

          夕方すぴりっと

          寒くて風が強いのに

          1人で部屋にいる。外から冷たい風が溢れ込んできて余計に寒い。 連休になると昼夜逆転する傾向にあり、こんな時間まで起きている。 出かけ先から帰ってくる際に電車に乗った。隣のサングラスをした男からはアイドルユニットの歌が響き渡る。 寒い日の電車はやけに暑い。鉄道会社は暑ければ暑いほど良いと考えているのではないだろうかと思わせる。乗った時こそ良いものの目的駅に放り出された途端、文字通り冷たい感じがした。 帰りに寄ったつけ麺屋では隣の客が目をやたらと高く上げて麺を口にするのだ

          寒くて風が強いのに

          今日は遅いらしい

          今日は帰りが遅いらしい。なんとなく家に居たらこんな時間になってしまった。 土曜だと言うのに働きに行くと言うのは何とも可哀想だ。 ラーメンを食べに行きたいけど、一緒に食べに行く約束をしたから、行くことはしない。 昨日買った本が楽しかった昨日は 今日ではなくて、読んでいてものめり込めない yahoo占いは納得の70点台で、当たり障りのない日だ。 気づけば日が落ちている。帰りを待ちながら近くのどこで本を読むか考える。 #待ち合わせ #同棲 #恋愛

          今日は遅いらしい

          ゆりかもめに乗ってみた

          年が明けたって何も変わりはしないけど、験担ぎするように「あけましておめでとうございます」を言っている。 何か変わるのか、何が変わるのか分からないけど年明けに期待している人たちの気が知れない。飛躍の1年と宣言した人たちの誓いの繰り返しはロトのように積み上げられどこかの誰かに還元されているのだろうか。 夕方のゆりかもめに乗ってみた。最前列の2人席に1人で座った。ビックサイトが見えた後に止まった後の駅で家族連れがいっぱい乗ってきた。 小さい子が前の席に乗りたいとダダをこねだす

          ゆりかもめに乗ってみた

          フラれる男はなぜフラれたかを考えずに、俺たちならまだやれると思うのか?

          別れ際の男たちの粘りは土俵際の力士のようだ。とにかく粘る。今までを振り返ることなくひたすら前を見つめて粘ってくる。隙あらば理論武装をして立ち向かってくる。女が別れを切り出すということをまるで分かっていない。その結論を出すまでにどれほど悩んだことか。そもそもそう考えさせてしまう時点でその恋は終わっているというのに フラれる男はなぜフラれたかを考えずに、俺たちならまだやれると思うのか?別れを切り出されるまでその人の大切さに気づかないからか。安定したセックス供給がなくなるなるから

          フラれる男はなぜフラれたかを考えずに、俺たちならまだやれると思うのか?

          好きだから逆行してしまうこと

          先日ある女の子の話を聞いた。彼女は彼氏がいる20代後半だ。 「こないだお酒飲みすぎちゃって、酔っ払ったんです。それでなんか電話したい気分になったので、男友達に電話しちゃったんですけど、すごくそれを後悔しているんですよね。」 「彼氏に電話すればいいのでは?」そう思ってしまいそうな話だが、こういう人は意外と多い。酔っ払ってしまい寂しくなり電話するのは分かる。 「なんでそういうことするのよ?」と聞くと「なんとなく」や 「彼氏に電話すればいいじゃん?」と聞くと「そうじゃないん

          好きだから逆行してしまうこと

          退屈過ぎれば何かを積み立てたくなり 忙しい日々を過ごせば、時の速さをただただ恨む なんてあまのじゃくなのだろうか

          退屈過ぎれば何かを積み立てたくなり 忙しい日々を過ごせば、時の速さをただただ恨む なんてあまのじゃくなのだろうか

          コークハイ

          今日で梅雨が終わったらしい。涼しい風と程よく伸びた夕日が気持ちいい。好きな人が仕事から帰って来るまでの間、手持ち無沙汰になった私は薬局で日用品を買うために出かけた。 薬局に寄った帰り道 私はスーパーであの人が好きなビールと、コーラを買った。 コーラには思い出がある。私の父親は何故かピザを食べるときに決まって「コーラはいらないの?」と聞いていた。それが彼の生きた時代の贅沢だったのだろうか。 コーラができたのがペリーが日本に来航してから約30年後のことだから、あまりに

          コークハイ