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ばるぼらさんの全記事アーカイヴ

2001年以降に雑誌等に書いた記事を全部ここで読めるようにする予定です(インタビューは相手の許可が必要なので後回し)。テキストを発掘次第追加します。あとnoteの有料記事もここに… もっと読む
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#2013

GIFアニメーションの歴史〈前編〉 GIFの誕生と最初の流行1987-2001(2013年『GIF BOOK』)

1987年、GIFフォーマットの発表

ナウいとヤバい―岡崎京子とその時代(2013年・川口メディアセブン)

2013年に、岡崎京子に関するトークイベント、というか、講座をやったことがあります。埼玉県川口市にある「メディアセブン」という施設の方に呼ばれて2時間喋りました。 日時:2013年02月20日(水) 19:00~21:00 会場:川口市立映像・情報メディアセンター メディアセブン (埼玉県川口市・JR京浜東北線川口駅東口徒歩1分キュポ・ラ 7階 Tel:048-227-7622) 定員:40名 料金:500円 2012年7月に『岡崎京子の研究』(アスペクト)という本を出し

インターネット・ミーム(2013年『MASSAGE』9号)

いまインターネットで話題の……という枕詞はちっとも信用できないくせに、二つ三つのサイトで見ただけで「これはキテるっぽいぞ」とすぐに思ってしまうクセが抜けないよね。インターネット全体を見渡すことなど誰にもできないと十分理解しているからこそ、自分のアクセスした範囲が自分にとっての世界なんだと判断してしまうよね。あれやそれの情報をチェックすることで何かを成し遂げたような気分になって、もうコンテンツを消費することさえしなくなってきたよね。ブラウザの履歴はチェックとコミュニケーションの

デザイン関連書5選 2012年版(2013年1月「本が好き!ブックニュース」)

これはネット記事でしたが久々に見ようとしたら消えていたのでサルベージします。 --- 「2012年に出たデザイン関連書を5冊選んでください」と頼まれて、気軽に引き受けたものの、いざ考えはじめて直面した問題は、2012年特有の何かというものがどうにも思いつかないことだった。 2012年らしいデザインとは何ですかと聞かれてもそういうものがあったのかといえば難しい。流行り廃りが激しいウェブデザインの世界では「レスポンシブ・ウェブデザイン」(表示画面サイズによってデザインを変え

なんでもないしどうでもよくもないけど好きか嫌いかにすぎない(2013年『なんとなく、クリティック』1)

浅野いにおは個性がはっきりしていてブレがない。浅野を語ろうとすれば「モラトリアム」「青春」「自意識」「中二病」「セカイ系」「リアル」といった言葉の文化圏から普通は逃げられない。それこそが作者の個性だからだ。ファンが好きな部分はそこだろうし、嫌いな読者が嫌いな部分もそこだろう。だから好意的に語ろうが否定的に語ろうが、最終的にたどり着くのは浅野の個性の表出に他ならない。

デザイン:マナブとユタカ展(2013)

デザイン仕事のアーカイブも進めていきます。 マナブとユタカ展 ▲10月20日 コミティア106にて合同誌(スペース番号→D10a) ▲12月20日ー12月29日 ギャラリーコミューンにてグループ展 参加者:雲田はるこ/こうゆ(立山柚子)/タコ25/ばるぼら/松尾モノ/もんだみなころ(敬称略) 2013年12月20日~29日にcommuneで開催されたグループ展「マナブとユタカ展」関連のデザインを担当しています。松尾モノさんとこうゆさんが企画の中心となって、いろいろと声をか

編集しない“編集”でポップスターの素顔を紹介!(『Safari』2013年9月号)

現在も続く老舗雑誌『インタヴュー』を1969年に創刊したのがウォーホルだ。創刊当時、雑誌を売り込むためにウォーホルがとった様々な逸話が残されているが、肖像画の注文が舞い込むビジネス・アーティストとして活躍していた時期でもあり、雑誌は親和性の高いメディアであった。旬な著名人が紙面を飾り、自身も直接彼らに取材に行っていたのだ。

日本出版史のターニング・ポイント 自販機本の世界(2013年『季刊レポ』14号)

自販機本とは一体何なのか?八〇年代エロ本文化はほかのどの時代とも違う特殊性を持っている。それは七〇年代に登場した出版におけるいくつかの潮流が一つに集約されたために起きた衝突と混乱による。安保闘争の流れで大学生の間に広まったミニコミ/キャンパス・マガジンの普及。セルフ出版で末井昭が手がけたエロ本『ニューセルフ』『ウィークエンドスーパー』などに見られるゴールデン街人脈を活用した文化欄の充実。『漫画大快楽』『劇画アリス』『漫画エロジェニカ』を中心に全共闘世代がエロ本で革命を起こそう

日本の合法?脱法?違法?ドラッグ年表(2013年)

これは2013年の『サイゾー』の脱法ドラッグ特集用に作った年表です。が、量が多くて全然載せられなくて、ウェブ用にしたんだったかな? ちょっと作った細かい経緯を忘れてしまいました。2013年2月までです。その後も色々あるんですよね~。またまとめる日が来るのかどうか……。 1987年8月 厚生労働省、薬物乱用防止を推進する「ダメ。ゼッタイ。」キャンペーン開始。 1990年アメリカの国立がん研究所で、食品によるがん予防を研究する「デザイナーフーズ計画("designer foo

ルルノアール『コーヒー』(2013年7月)

これは2017年7月22日から一週間ほど渋谷で行われたZINEイベント「ZINE house vol.2」に出展したときのものです。ルルノアールというユニットで、『コーヒー』という名前の冊子を出しました。たぶん20部くらい作ったのかな。翌月のコミティアに出たときに、追加で10部くらい持っていったかもしれません。その中のワタシの漫画を載せます。ほとんど読んだ人はいないであろう……。

まんがきっさルルノアール(2013年8月comitia105)

2013年8月のコミティアに出した漫画のスキャンファイルがなぜか出てきたのでアップします。ルルノアールというユニットをなほるるさんと組んでいました。別に解散はしていませんが活動休止中です。限定20部だったかな。コピー製本で大変だからあんまりたくさん作らなかったんです。

マラドーナのパンチライン(2013年『TRANSIT』21号)

マラドーナのパンチライン 「あのボールは自分の頭と神の手で生まれたんだ」 1986年メキシコW杯、伝説の誤審「神の手」について聞かれて。のち発表した歌「神の手」には「♪あの日、ピッチでオレは左手を使った~」という歌詞が。

『ホール・アース・カタログ』概論(2013年『Spectator』29号)

History of the Whole Earth Catalog一九六八年に創刊し、一九六〇年代を代表する出版物となった『Whole Earth Catalog(以下WEC)』をかんたんに説明すれば、本当に役立つ書物や道具やサービスが、入手手段と一緒に掲載されたカタログです。創刊したのはスチュアート・ブランドとその仲間たち。『WEC』の歴史はブランドの経歴を語ることと密接に関係しており、彼の行動が連鎖的に反応して『WEC』につながっていきます。話は前史から始めたほうがいい

アンケート回答(『このマンガがすごい!2013』オトコ編)

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