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日本の合法?脱法?違法?ドラッグ年表(2013年)

これは2013年の『サイゾー』の脱法ドラッグ特集用に作った年表です。が、量が多くて全然載せられなくて、ウェブ用にしたんだったかな? ちょっと作った細かい経緯を忘れてしまいました。2013年2月までです。その後も色々あるんですよね~。またまとめる日が来るのかどうか……。

1987年

8月
厚生労働省、薬物乱用防止を推進する「ダメ。ゼッタイ。」キャンペーン開始。

1990年

アメリカの国立がん研究所で、食品によるがん予防を研究する「デザイナーフーズ計画("designer foods" project)」開始。1995年まで。

『宝島』4月9日号で健康食品『スナッフィ』を取り上げた記事「気軽にトリップできる“合法ドラッグ”(!?)」掲載。メディア上に「合法ドラッグ」が登場した例としてかなり早い。

『週刊ポスト』12月14日号に記事「とうとう日本に上陸した「合法ドラッグ」デザイナーフーズの“マリファナ的覚醒効果”にうつつを抜かす「ファジーな若者たち」」掲載。

1991年

この年、米国グローバル・ワールド・メディア社が「ハーバル・エクスタシー」販売開始。取締対象外の材料だけで配合した合法ドラッグで、世界17か国で売られる大ヒット商品となった。

米国で自主出版本『PiHKAL: A Chemical Love Story』が出版される。恋愛小説風のドラッグ体験談と化学式解説が載った一冊で、合成ドラッグの元ネタ本として重宝された。2005年までに4万1千部を売った。

9月
厚生労働省、特定保健用食品制度施行。通称トクホ。「サプリメント」ブームの下地となる。

1992年

11月15日
青山正明『危ない薬』(データハウス)。非合法ドラッグのガイド本だが合法ドラッグに関する記述も多い。

1993

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4,160字
2001年以降に雑誌等に書いた記事を全部ここで読めるようにする予定の定額マガジン(インタビューは相手の許可が必要なので後回し)。あとnoteの有料記事はここに登録すれば単体で買わなくても全部読めます(※登録月以降のことです!登録前のは読めない)。『教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』も全部ある。

2001年以降に雑誌等に書いた記事を全部ここで読めるようにする予定です(インタビューは相手の許可が必要なので後回し)。テキストを発掘次第追…

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