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通訳者、初株主総会に体当たり参加💥

こんにちは、ブライトウーマンワールド代表・通訳者のえりりん(高瀬惠理)です。
ただいま、私が加入しているオンラインコミュニティHUCで、note1か月チャレンジが開催中。代表のなつみっくすの呼びかけでなんと総勢50人ほどのメンバーが参加するというイベントになっております。私も、参加表明をさせていただき、🥝チームとなりました。(栄養満点だそうですwww)
私は週1回コースを選択し、今回はその第3弾。去る6月18日の金曜日に初めて株主総会に参加してみたので、それを書いてみたいと思います。

そもそもなぜ株主総会に行こうと思い立ったか。そもそもの理由は、

IR(インベスター・リレーション:企業が株主や投資家に対し、財務状況など投資の判断に必要な情報を提供していく活動全般)に関する通訳をいつかやってみたいから!

なぜ、やってみたいのか?

・大阪ではそういった仕事がほぼないから、東京にいる間に経験したい
・投資に関する通訳であり、今後、人口減少が予測される日本には海外からの資本流入が必須と考えているから(自分の通訳スキルでその動きに貢献できるのは何とも嬉しい)
・自分も様々な投資をしており、IRの知識をつけることで、自分の資産形成にも役立つと思うから

と上記の理由から、東京に来たばかりの頃からやってみたいと考えていました。

それに向けて何ができるか、いつも体当たりで動きながら考える私がまず思いついたこと、それは、

『IR講座を受けてみたい』

過去のnoteでも、ちょこちょこ紹介していますが、私のターニングポイントとなった朝の通訳自習室(Facebookコミュニティはこちら)で知り合った方にお願いして、IR通訳に関する講座を作っていただきました。その講座の中で、ある企業についてリサーチ・発表する、という回がありました。私も気になる企業を選んで発表しました。そうこうして数週間後、株を持っている企業から『定時株主総会招集 ご通知』が届きました。例年はそんな通知は興味なくすぐ捨ててしまうのですが、ふと、”あれ?1回これに行ってみたらもっとIR通訳が身近なものになるかも”と思いついたのです。

ということで、わくわくどきどき行って来ました✨

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2006年に新入社員として入社し、3年間お世話になった会社です。もともと持株会制度を利用して、株を購入していました。現在、買い足してはいないので100株しか持ってませんが、それでも議決権行使個数が1つ付与されるので、総会に参加は可能です。

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議決権行使書を受付に提出すると、自社のプリンタ(サトーはバーコードプリンタメーカーなのです)を使用して入場票が発行されました。

ん?11番。すでに総会定刻の10:00。もしや、株主の参加者は11人?と思いながら会場に入ると、予想は的中🎯コロナ対策ばっちりできる参加者の人数でした。一応、SATOのメンツにかけて記載しておくと、オンラインでライブ参加できるようにシステムが構築されていたので、それで参加されていた方も多数いらっしゃったのではないかと思います。

2021年3月期の決算の内容の発表等、おそらく総会とはこういう流れだろうというものに沿って進んで行きます。雰囲気だけでも味わいたいと参加したものの、もともと歴史やビジネスモデルなどよく知った会社だし、夫の就業先ということもあり、常々、SATOは今後こういうところを目指すのはどうか!?ということは考えていたし、少人数だし、何よりCEOと直接話せるいい機会、と発言したくなってきました。もちろん恥ずかしいという思いもあるのはあるのですが、せっかくの機会を無駄にするのはもったいない!発言することを決意。

質疑応答の時間になり、会場の株主からの発言が可能になると、すぐに手を上げました。が、議長のCEOはなかなか私の方を向いてくれません。。。私以外はスーツや羽織袴を来たおじさま達ばかり、発言するなら、そこから来るのではないかと予想されていたように感じました。負けじと手を上げ続けることおよそ30秒。フロアの別担当者から促されるようにCEOは私の挙手を見つけてくださり、発表の機会を得ました。

いろいろと思いの丈を説明し、それについてアイディアはないか?とご質問したところ、丁寧に答えてくださり、最後に「期待していてください。」と。とても貴重な経験となりました。

通訳者は、俳優のようにいろんな立場の人の言葉を訳し(役し)、カメレオンのようにその場その場に合わせていく必要があります。そのためにも、自分で経験して英知を養っていくべきと常々考えているのですが、『まず自分の足で現場に行く』ことの重要性を社会人になってから教えてくれた企業さんがSATOでもありました。(当時の上司・先輩には本当にお世話になりました!)もしかすると、そういった時間を机上での勉強にあてた方が、より早くIR通訳の道へとつながるかもしれませんが、私は現場での経験が机上での勉強へのモチベーションにつながるタイプなので、今後も様々なところへ出かけていきたいと改めて思ったのでした。

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