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視聴率の上がらないTVの最後のカードはそのまんまを流すこと

NHKの『魂のタキ火』がじわりじわりと人気だ。
この番組は、NHKの中でも視聴者のアタリを見つける枠である『レギュラー番組への道』からレギュラー化された番組で、いままでにない形を見出していこうという番組からの成功例だ。

なぜこの3人をキャスティングしたんだろうと思えるような、3人が焚き火を囲みながらなんとなくの流れの会話をしていくというもの。しかもその3人は、「はじめまして」なケースが殆どで話題の共通点が無く、しかも、多分だがどんな話題の話をしてくださいといった指示もない。
 旅先で偶然相席になったもの同士が、なんとなくその場で同じ時間を楽しみましょう的な会話が延々と続くのだ。なので、過去、すべての回を見ているが内容を覚えていない。出演者は覚えてる。でも、何を話していたのかまるで記憶にないのだ。

つまり、内容が無い番組。NHKにしてはありえないだろう。

もうネタ切れかと思ったら、ほんとにネタ切れみたいだった。


が、やりやがった。
まさか、
まさかの番組に進化させてしまった。

人物なし、焚き火だけ。いや、音もある。パチパチと薪が爆ぜる音。炎が風を巻き込む音。その音量を邪魔しないほどの小さなBGM。

それで60分

ASMARだ

それをNHKの映像クオリティで

最高の番組

お金かかってないでしょ

こういう番組たくさん作って受信料下げてくださいね




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