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ちいさな言葉の欠片たち(エッセイ)

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あの日のあの言葉って、納得いかないんだけどとか。誰かが言ったちょっといいなって言葉を紹介しながら、まるで日常なエッセイや日記書いています。
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#ライフスタイル

おじさんの時間、星野道夫さんの時間。

(ソーシャルディスタンスな日々よりずっとむかしの日記より) 目の前に座っていた人が、はら…

はじめてで、最後の妹。

4月19日。 まるで夏の訪れを感じるような春の日。 5カ月の入院生活を無事に終えて、 母が…

その日の気持ちも映りこんでいる、スマホの写真たち。

SNSではプライベートで、ご飯を撮って 投稿するということが今は当たり前だけれど。 2022年か…

まちがいを愛してる人生。#吞みながら書きました。

マリナ油森さんの企画が大好きで。 #吞みながら書きました このお知らせnoteがマリナさんか…

SNS、秒の言葉、秒の気持ち。

スマホって手のひらから生えてるんですか? 時折そう言いたいじぶんがいた。 朝もスマホのア…

3coinsで出会ったふたり。

3coinsをぶらぶらしていた。 わりとここにある雑貨が好きで 家に帰る前に立ち寄ったりする。 …

他愛のない一日だったとしても。

今いちばん日々のじぶんの気持ちの移り変わりや 出来事がわかるのはTwitterXかもしれない。 ほとんど140字で書いているので、なんともない 日々はタイムラインにさらさらと流れるように 消えていく。 TwitterXをはじめたのは去年の3月だった。 そして、日々の心の動きや日常のささいな 出来事をツイートしていることがわたしに とって、アスリートのウォーミングアップの ようなものになっていた。 この間、吉本ばななさんがほぼ日學校で レクチャーされているお話を聞いてい

ガラスペンに恋をした夏。

書きたいことがあるから書くとかじゃなくて。 それが道具から始まるのって面白いなって 近頃…

母の呼吸をつないでくれる人たち。

書いている時って、すこしだけ 息を止めてしまっている時がある。 昔からの癖だ。 あ、今息を…

note3年目、日々は続いていくよ。

2020年の5月31日の11時59分に このnoteの駅に降り立った。 知っているひとはもち…

茶髪をやめて、黒く染めたあの日。

髪を染めたことがかつてあった。 ビールとオキシドールで染めていた。 高校生の頃。 わたし…

誰かの記憶になって生きるということ。

ここんとこ、日々見る景色から 色が消えていた。 お正月の二日からだった。 それが3月の15日…

捨ててしまった手紙のために。

誰かが書いてくれた手紙を捨てたことが ある人はどれぐらいいるのかわからない けれど。 わ…

誰かを信じることがこわかった。

叔父がちっちゃな広告会社を経営していたので コピーライターの専門学校に興味をもって 大学に通いながら夜間通っていた。 信じられないぐらい楽しかった。 そこで出会った人たちはみんな社会人だった。 みんな働くことを日常にこなしている 人たちばかりだった。 わたしにとっては自分で働き自分で食べている ひとが眩しかった。 いわゆる喰っていけてる人だ。 カッコいいと思っていた。 学生だったからバイトはしていたけど固定の 場所で働くことがあまり想像できなかったのだ。 で、就