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ちいさな言葉の欠片たち(エッセイ)

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あの日のあの言葉って、納得いかないんだけどとか。誰かが言ったちょっといいなって言葉を紹介しながら、まるで日常なエッセイや日記書いています。
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2021年11月の記事一覧

じぶんのことを、好きになるその日まで。

『僕が夫に出会うまで』。 今すこし放心している。 頭の中でなにかが駆け巡るように 走って…

ふあんな気持ちを、ひらがなにして。

大人になると不安ってすっかり消える ものだと思っていた子供時代。 おとなになれば、おとな…

好きって、名前を呼びたくなることかもしれない。

青い表紙、なつかしい飾らない線。 人を好きになるときのあの痛みが よみがえってくる。 そ…

正直に書くと、嫌われると思っていたのかもしれない。

noteに来てからかれこれ1年半を 迎えようとしている。 わたしの気持ちを置いておく場所とし…

人生が、マンガのコマのように過ぎていくのなら。

書いているとひとりだなって 思うせいか。 時々誰かと徹夜したら面白いのに って思うことが…

「きみをひとりにするもんか」栞のような言葉に出会って。#読書の秋2021

とある駅で降りて、横須賀線に乗り換え ようと思った時、急に人の流れがぎこちなく なってな…

青いわたし、青いみんなにまた逢う日まで。

言葉や会話はキャッチボールに よくたとえられるけど。 じぶんのうえにおちてくるボールを 胸のまえでうけとめるときよりも だれかが放ったボールを、 少しぶざまでもばらんす崩しながら とれたときのあのずしんの痛み。 痛みがてのひらにまだじんじんと血が あつまってきて、どよどよしている 感じを昔感じたことがあった。 ものすごくみんな青かった。 青いってよく知らなかったのだ。 どういうことなのか。 ちゃんと青くなきゃいけないときに 青くなかったわたしは遅れ

先生が泣いて、授業に空白ができた日。

困らせようとしたわけじゃない。 ふてくされていたわけじゃないし。 深い意味はなかったのに…

平熱より、微熱ぐらいの言葉を書いてゆきたい。

むかし、わたしの体温はかなり低かった。 小学生の時もそうだった。 家であらかじめはかって…

いつか会おうね、noteとリアルの出会いがひとつになって。

noteをはじめたのは去年の5月の終わり。 そこで出会ったり別れたりしぜんと 疎遠になったり…

信じるって、ゆだねることだと気づかされた。

信じるって、言葉だけじゃなくて じぶんの行為の中に現れること あるなって思うことがある。…

リアルとnote、どっちの名前で感じてるんだろう。#自己紹介

気持ちって日々動いている生き物だから 昨日のままの気持ちでいられないことは しょっちゅう…

歳を重ねたとき、想い出したい言葉があるといい。

会ったことのない人の言葉に救われる。 文字の形はみんなおなじデジタルなのに そこに並んだ…

悲しみを書いて、悲しみを遠ざけた。

悲しみの行方ってじぶんでもよく わからないけれど。 ここからここまでって線を引けるわけ じゃない。 気がついたらうっすらとかなしみの ボーダーラインみたいなものが、 遠のいていることに気づくことがある。 6年前、大好きな人を失った時に、 はじめて深淵をのぞいたような悲しみに であったときにわたしがしていたのは 書くことだった。 その時にいつもそばに置いておいた ノートがある。 ほんとうは何冊もあるのだけれど。 昨日すこしおそるおそる開いてみた。