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#110 一月はたぶん過去【Vo.Mochid】】

お疲れさまです、モチダです。
旧年中は大変お世話になりまして。
本年もアレやコレやでよろしく
ご指導ご鞭撻とかご健勝を。

ま、ソレはソレとして。

友人に翻訳の仕事をしているやつがいて、
彼女の訳した本をAmazonで購入。
どうやらすごく売れているみたい。
映像関連の書籍なので
良し悪しはよくわからないけど、
なんとなく誇らしい。

別の友人はゴスペルの作編曲とか
歌唱指導とかをしていて
クリスマスとか夏休みとか
イベントのシーズンは
凄く忙しそうにしている様子。

また別の友人は、
病気であんまり働けなくなっちゃってて、
奥さんも子供もいるからどうかなって。
この間様子を見に行ったんだけど、
子供がすげえ楽しそうに笑ってたから
まあたぶん大丈夫なんだろうなって思ったり。

特に何かを成し遂げたわけではないけれど
生き続けている限りは、
まあどっかでまた会うこともあるかもしれないなと。
特に本人に告げるわけでもなく
ひとりで思うわけです。

年末、スラムダンクの映画を観てきました。
自分は小中高とバスケをやっていて。
特に強かったわけでも上手かったわけでもないけど
結構楽しくやっていたし、単純に好きだった感じで。

もう少しこうしたら上手くなるんじゃないかとか
こうやったら勝てるんじゃないかとか
あーだこーだ喋ったりとか。

部活で決まった時間から朝練があったんだけど
その時間の30分くらい前には先に行って
一人で練習したりとか。

当時の僕の十数年の人生の、大部分はそれで、
多少誇張して言えばそれがすべてで。
それでも本当に強くも上手くも無かったんだけど、
とにかく、僕の人生の中に
そんな時期は確かに存在していて。

ま、自分でも忘れてたんだけどね。

とりあえずネタバレは避けるとして
ちょっとヒくくらい泣きまして。

ただ、時々泣きながら思ったのは
俺に泣く資格があるのか?とかね。
なにか登場人物が目の前で行っているほど
日々戦っているのか?
頑張っているのか?
作中のまだ十代のキャラクターたちと
それを読んでた頃の自分に
恥ずかしくはないだろうか。
しっかり立てているのだろうか。

とかね。

また作者の井上雄彦さんのものつくりに対する姿勢というか、
これほどのビッグネームが
ひとつひとつの細部にまで拘って
真摯にものつくりをやっているっていうのに、
自分は何をしているんだろう。
また自分に何が出来るのだろう。

的なところまで、一瞬追い込まれても見たりして。

最近割とそういうモード。

それらを踏まえて今がどうなるか。

なるべく素敵なことがあると良い。

今の自分は別に嫌いではないのでね。

それではまた。

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