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#083 元凶【Vo.モチダ】

お疲れ様です、モチダです。

最近、というか今更ではありますが
サブスクリプションで音楽を聴いています。

『CDが売れない』と言われて久しい昨今ですが
今までは聴きたいものはCDで買っていました。
がしかし、やっぱり持ち運びやらダウンロードやら
諸々結構めんどくさいなというのは事実。
あとまあ時代の流れみたいなものは
ひとまず味わっておかないとということで、軽い気持ちで加入。
そしたらまあものすごい曲数あるし、新譜も網羅してるしで
現状完全に虜です。

それこそ昔CD屋でジャケ買いしたアルバム名も忘れたようなCDとか
有線で流れてたのを気に入って一生懸命タイトル探した曲とか、
ばっちり入っている訳ですよ。現代っ子うらやましいなと。

最近山下達郎さんのインタビューを皮切りに、
ちょうどサブスクリプションの是非論みたいなものが流れましたが
個人的にはこういった新しいものについては基本肯定派です。
時代なんて流れるものですし、出てきたものに対応していくしかないなと。

とはいえ、まあ色々聴いてみようとは思い
普段は手を出さないジャンルに挑戦したりはしてみるんですが
どうしても結局は最終的に好きなバンドやらに戻る傾向はありますね。

『カッコいい』の感覚ってだいたい10代後半くらいまででほぼ出来上がって
そこからはそう大きくは変化しないものだなんて話もありますが、
やっぱりその時期に見聞きしていたものの残り方は大きいなと思います。
自分で言うと90年代後半から2000年代中盤くらいまで。
全ての元凶はその辺りに詰まっている訳です。

当時お金が足りなくて買えなかったアルバムとか
余裕で入ってるわけですよ、やべえっす、サブスク。
この感覚、何かで覚えあるなと思っていたんですけど
生まれて初めてブックオフに行ったときに似てる。
『これ、全部立ち読みしてもいいんですか?』的な。

中学生くらいの時、
よく友達と結構な距離を自転車で走っては行ってまして。
たぶんそのときはスラムダンクと幽遊白書を全巻集めようと思って、
結構必死に探していたような気がしますが、
それこそその辺の主題歌とかもバッチリ入ってましたね。
スラムダンクはビーイング系、幽遊白書は若干シティポップな雰囲気の曲が多かった印象。

我々のやっている事というのはつまるところ
そういった自分たちの取り込んでいったものを
何かしらうまく整理して加工して変化させて、
結果的に新しい、面白いものを生み出せたらよいのかなと。
まあ何を食って何を排泄するかのお話です。

新たなエサも得ましたので、
まだまだもうしばらくは遊べそうな感じ。

それでははまた。

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