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112,野外フェスあるあるとVIP席をおすすめする理由

ロックフェスで、あっち行ったりこっち行ったりと忙しなく動き回る年齢ではもうないので、とにかくゆっくりとした。

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そしてとにかく、VIPエリアが最高だった。

VIPエリアにしてよかったことその①

VIPエリアは、メインステージが見やすいバルコニーがついていてやや距離はあるものの非常にみやすい。

特にここはヨーロッパ。みんな信じられないくらい背も高いし体も大きい。
だから、同じ地面で参戦しようものなら、押し潰されて終わるのだ。


VIPエリアにしてよかったことその②

公衆トイレが、高級仕様!!
めちゃくちゃ綺麗だった。いつも清掃が整っていて、便座は木製の高級感あるやつ。

足でボタンを踏んで、ポンプで水が流れるとかじゃなく、ふつうに流水トイレ。
感動だった。


手洗い場には化粧台もついていて、化粧直しがとてもやりやすかった。

しかも、ヨーロッパではありえないレベルの綺麗。
手洗い場が水浸しになってないのだ!!
(その辺のトイレの手洗い場は、水でべちゃべちゃが当たり前。)

もちろん公衆トイレの数も十分に確保されてたので、フェスあるあるの行列に並んで、トイレ待ちに遭遇することはなかった。

ささっと行きたい時に行けて、ささっと化粧直しまでできる最高加減。
これは日本のロックフェスにある公衆トイレも真似していただきたい。

VIPエリアにしてよかったことその③

専用フードコートが美味しい。
さすがVIP仕様だけあって、オーガニックモノやmade in UK、ブランドモノ、簡易レストランなど食のこだわりにも応える。


VIPエリア以外のフードコートは、中東系の方が基本的に店番をしていて、衛生面で期待値が低い。

けど、安いし美味しい。あと、めちゃくちゃフランク。すぐスマホの連絡先聞いてきよる。


VIPエリアだと材料などの原産国が書いてあったりで、安心できる。
ちゃんと手袋をしてたり、エプロンもずっと使い続けてる油塗れのエプロンではなく、綺麗なエプロンを着用してたり。

接客もフレンドリーでジェントル。高くてもいいかなって思える。


VIPエリアにしてよかったことその④

居場所に困らない。
くつろいで見れる椅子があったり、ハンモックがあったりとにかく一人ライブ参戦を充実させてくれる居場所がたくさんある。

だいたいフェスに一人で行っても、あちこち動き回った後、いつのまにか芝生エリアとかで座ってぼーっとしてしまうことはあるあるだと思う。

で、「どうしようかなぁ、○○見たいけど、ここ居心地いいしなぁ〜」という葛藤で、結局動かなくなって日がくれる。という経験ないだろうか???

音楽好きならきっとあるはず。


VIPエリアにはその葛藤がなかった。


椅子もベンチもソファーもたくさんあるし、VIPエリアの人口密度も少ないので取り合いにならない。

だから、時々VIPエリアの外に出て帰ってきてもちゃんと居場所がすぐに見つかる。


VIPエリアにしてよかったことその⑤

酔っ払いの輩がいない。
とりあえず、お金のある余裕ある層が集まってるわけで、暴れたりモッシュしたりサークルできたりはしない。
みんなお酒をのんでのんびりしている。いわば楽園。

もしくは子連れが多いので、時々赤ちゃんが泣いてたりするけど外だから気にならない。


パッと思い浮かんだだけでもVIPエリアのメリットがこんなにもある。
特にトイレの差は大きいので、VIPエリア超おすすめしたい。

そんなこんなで、日が暮れてPaulWeller様の時間になった。
新曲を中心に演奏が始まる。

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「うわぁぁぁl!!私、あの人と直接話したの!ハグしたの!!写真とったの!!!!」


と胸の中で声高らかに自慢し、一人で優越感に浸っていた。

胸の中で。

外から見たら、ただリズムに乗ってる日本人女子。

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最後は「みんなで踊ろう!!」と恋のヒートウェーブ。


その時は、会場中の人と踊った。
すっごい楽しかった。
この一曲だけで、何万円も払ってもいいかもってくらいたのしかった。


日本にいた時にはPaulWellerを知ってる人なんて、なかなか出会ったことなく。幻の人のような感じだった。
だけど、日本ツアーの時はちゃんと人が集まるし、普段一体どこに潜んでるんだろ?って謎。


でも、イギリスでは趙ロックスターだった。
誰もが知ってる。誰もが歌える。

日本で例えたら、佐野元春さん?え?みんな歌えない??笑
サムデイ歌えるよね????ほら。
この胸にサムデイ!!って歌えるよね?????
(アンジーさんは佐野元春さんの超ファン)

佐野さんじゃなかったら誰だろう。
分かる人教えてください。


夢うつつで、フェスを後にした。

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プロポーズまであと392日


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