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経理キャリアを中小企業から大企業まで経て、バイセルを選んだ理由と今。

こんにちは、PRの三浦です。
バイセルのお金全般を管理する財務経理部の神尾部長は、スタートアップから大企業まで様々な企業での経理職を経て、2021年9月にバイセルに入社されました。
なぜ経理のキャリアにバイセルを選んだのか、いまの財務経理部の概況、また今後どんな方と一緒に働きたいか、伺ってきました!

神尾江美(かみお・えみ)
管理本部 財務経理部 部長
スタートアップから大企業まで様々な企業の経理職を経験し、2021年9月にバイセルに入社、現職。
趣味:ゴルフ

◆経理のキャリアとしての事業会社

――神尾さんのご経歴について教えて下さい。

何度か転職していてバイセルが6社目になります。最初は小規模の会計事務所に始まり、3社目となった企業に6〜7年在席して、関連会社統轄業務などを経験し経理のスキルを固めました。
その後、更に大きな会社へというところでLINEに入社しました。財務経理周りの組織だけで100人ほどいる規模だったので業務は細分化されていて、私のは主に費用や固定資産まわりの担当でした。

――経理100人、すごいですね!

経理の中にもシステム担当の部署や、親会社がある韓国とのやり取りなど、色々な部署はありましたけどね。ただちょっと大きすぎて会社の全体感が分からなくなってきちゃうのが怖いなと思って、またもう少し小さな規模感の会社にと、前職のフォースタートアップスへと転職しました。

そこで経理体制の立ち上げやシステム導入からIPOまで、幅広く経験を積むことができました。3年半ほど在席した頃、もう少し規模感が大きいところでのキャリアを検討していた中でバイセルと出会いました。

そして複数オファーを頂けた中で、事業会社かコンサルかを迷っていたんですが、上辺だけじゃなくて、会社の中に入り込んで色々な部署とやりとりしながら進めていく事業会社の方が、自分に合っているんじゃないかと、バイセルへの入社を決めました。

◆財務経理の自動化に課題感

――今の財務経理部の体制について教えて下さい。

現在派遣やアルバイトの方を含めて、経理課が9名、財務課が6名の総勢15名です。
財務課と経理課は昨年7月に分かれたばかりなので、まだ業務区分も曖昧なところがあります。それもあってか、財務経理の仕事は本来ひとりでも粛々と処理を進めていくイメージの方も多いかもしれませんが、皆で情報共有して、とても和気あいあいとした雰囲気ですね。男女比も半々です。

今後は、財務は資金面など、経理は税務申告や開示資料といった業務分担も進めていきたいと思っています。
今は業務のクリーニングやフロー改善の時期なので、出社も多い時期ではありますが、徐々にリモートしやすい環境を整えていきつつあります。

――入社されて約半年ですが、現在どんな印象でしょうか?

システム化があまり進んでいないとは聞いていましたが…正直思った以上でした(笑)。
この規模感の上場企業としては、まだまだ財務経理周りでの課題がたくさんあるなと。

全社的にもDX推進を図っていますし、中計でも掲げているリユースプラットフォームのSaas化も検討していく中で、もちろんお金周りのシステムが整っていることは最低限必要だと思いますし、まずは社内の経理システムをしっかりと作っていこうとしている段階です。

経理部デスクまわり

◆魅力は、上場企業・業績好調・人

――改めて、今一番の課題に感じているポイントはどこでしょうか。

やはり経理システムと、自社開発の在庫・販売管理システムとの連携が不十分という点です。まずはここの改善を進めていかないと、作業する人を増やしても解決にはなりません。経理の仕事はいかにミス無く正確に、そして早く出せるかだと思っているので、できるだけ人の手をかけるところは圧縮して、精度の担保に注力していきたいですね。

今後システム導入にあたっての要件定義や社内のエンジニア部隊との調整を進めて、より良い形へと変えていく予定なので、この辺りでご一緒できる方はぜひお話しさせていただきたいです。

――大小様々な会社をご経験された上で、バイセルで働く魅力はどこにあると思われますか?

大きく3つ、あると思っています。
・上場企業であること
・業績が伸びていること
・「良い人」が多いこと

まず上場している企業で、一貫してステークホルダーへの開示まで携われるというところは、経理のキャリアとして貴重だと思います。税務、会社法、金商法など幅広く携わりたいという方には良い環境です。

そしてコロナ禍でもあまり打撃を受けていない、また世の中の動き、SDGsのど真ん中にある事業を行っているというのは、とても魅力だと思っています。

また会社のカルチャーとして、皆さん口を揃えて言う「良い人が多い」は実感しています。協力的な人が多いですよね。
財務経理が早く、正確に数字を管理するためには他部署の協力が必要不可欠になってきます。
これまで人手不足だった財務経理部時代では、部の外に必要な協力を仰ぐ時間が確保できなかったのだと感じていますが、人員が確保できつつある今、他部署との連携や改善はもっと進めていけると思いますし、そこでコミュニケーションが取りやすければ楽しく仕事できると思います。

――今後の財務経理部の目標について教えて下さい。

早く・正確に、そして経営判断の指標としてアウトプットする。そういう機能をより強化して、今出せていないよりブレクダウンした資料まで、作れるといいなと思っています。

例えば次の店舗出店の指標になる店舗ごとの損益とか、資金繰りの予定表とかですかね。リユース業界だとM&Aも加速しているので、やはり今の数字をより正確に把握し、未来までを見通して経営ジャッジに活かしていける資料を出すのがゴールだと思っています。

改善が進んだ先では、決算の早期化も進めていきたいと思っています。

バイセルの各事業本部は、現在も非常に細かく自分たちの実績や予想を把握しているので、それらを会社の実績としてまとめたものが早く・正確に出せれば、更にデータドリブン経営が加速すると思っています。

――最後に一言お願いいたします!

まだまだ事業側と経理システムのつなぎこみなどの体制が整って無い状況ではありますが、その大変な中に、フローを自分でイチから作る楽しさもあると思っています。
問題意識を持って、問題解決に向かってどう動いていくか。そこを楽しめる方とご一緒したいと思っています。

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全社でDXを進める中、その会社の数字の総まとめとなる財務経理部でも改革を進めていきます。
上場ベンチャーの経理改革をこの手で、という方、お待ちしております!


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