憧れのハイブランドを手の届く価格で。「バイセル ブランシェ」が提供する新しい価値
2020年2月18日、バイセル初のリユースブランド品サイト「BUYSELL branchée(バイセルブランシェ)」(以下略:ブランシェ)がオープン。
この想いをコンセプトに、私たちはブランシェでお客様からお買取させていただいたハイブランド商品を販売しています。商材はバッグ・時計・ジュエリー・小物など多岐にわたります。
今回のnoteでは、サイト制作を担当したメディアマーケティング部SEOチームの志賀とEC事業部CS(カスタマーサポート)課の岡村に、商品の魅力からサイト制作の裏側までお話を伺いました。
***
優良品を、お手頃な価格で
ー「手の届かなかった憧れの商品に手の届くように」がコンセプトということで、ブランシェでは実際にどのような商品が販売されているのでしょうか
岡村―ブランシェで販売しているハイブランド品は40種類以上あります。中でもシャネル、ルイ・ヴィトン、エルメス、グッチは大人気ですね。リユース品とはいえ、ご購入されるお客様はたくさんいらっしゃいます。
人気商品の中で一つ例を挙げると、ヴィトンのポンテュPM。新品だと30万円を超える商品ですが、バイセルでは20万円ほどで販売しています。傷もほとんど目立たないので、遜色なくお使いいただけます。
▲バイセルで実際に販売しているヴィトンのポンテュPM
ーブランシェは初めてブランド品に挑戦したいときや、自分へのご褒美に何か買いたいときに利用できそうですね
岡村―そうなんです!ローンチ後、ブランシェでは「ハッピープライス」という特集を組みました。人気ブランド品を、3万円以下で販売しています。
普段なら「ちょっと手が出せないな...」と感じてしまう商品をご購入いただけます。それに加え、状態の良い商品しか集めていません。そこが魅力なんです!
岡村ーハイブランド品を身につけると高揚感がありますよね。2,3月は新生活の準備を始める時期。新たな環境に飛び込むとき、自分の気持ちを高めるアイテムを一つ持ってみるのも良いと思います!
ー「手の届かなかった憧れの商品に手の届くように」というメッセージは志賀さんが考案されたそうですね
志賀ーブランド品が嫌いなわけじゃないんですけど、どうしても「新品のハイブランドは高いな・・・」と思うところがありまして。
せっかく気になる商品があるのに、値段が理由で買えないからあきらめざるをえない。そういった人は僕以外にもいると思うんです。
志賀―ブランシェなら、「新品でなくても構わない」というお客様には、気になる商品に出会えるチャンスを提供できます。バイセルは日々約500件の買取依頼から商品を調達し、出品しています。なので、豊富な品揃えとお手頃な価格は、何よりも大きな魅力です。
ーバイセルの他にリユースブランド品を販売するサイトはたくさんありますが、ブランシェならではの特徴はなんでしょう
岡村ー例えば他のサイトで、「スカーフ特集」というバナーがあっても、スカーフの検索結果に飛ばすだけで終わっていることがあります。そこで、ブランシェでは販売データをもとにした特集を充実させたいです。
岡村ー具体的には、年代別人気商品ランキングや人気ブランド特集ですね。人気ブランドの中でもカテゴリー分けしてランキング化することで、お客様が商品を見つけやすいように心がけていきたいです。
志賀ー僕はサイト制作の面からブランシェの特徴を話します。ECサイトはどのお店も様々な決済方法を用意しています。
日本ではクレジットカード・銀行振込・コンビニ決済が王道です。しかし、ブランシェでは8種類用意しています。前述の3種に加えてamazon pay・ApplePay・GooglePay・ShopifyPay・Paypalがご利用頂けます。お客様にはご自身が使いやすい支払い方法で、購入体験まで楽しんでいただきたいです。
ーなぜ、そこまで決済方法を大切にしているのですか
志賀ーオフラインの店舗で商品を購入するとき、レジまで行っても決済方法でつまづいてしまう人が意外と多いんです。これって購入体験が非常に損なわれるんですよ。
支払いは商品購入のラストシーンじゃないですか。あと少しでやっと自分のものになるのに......ってところで、テンションだだ下がり。最悪、2度とその店舗を利用しなくなることも考えられます。
だから決済方法の豊富さは大切にしています。今後も決済方法をさらに増やせるようになったら、EC事業部と連携して拡張していきたいなと思います。
ブランシェローンチの裏側
ーブランシェの魅力をお聞きしてきましたが、ここからはブランシェ制作の裏側について迫りたいと思います。まず、ローンチの背景を教えてください
志賀ーバイセルは、もともとブランド品も着物専門自社ECサイト「バイセルオンライン」で販売していました。しかし、売り上げの多くが着物。ブランド品は出品作業で終了している状態でした。
岡村ーそうでしたね。バイセルオンラインは50・60代の人がネットショッピングで買いやすいように、というテーマを持っていました。文字がはっきり見えるようにする、とか、英語をあまり使わない、とか。
岡村―着物とブランド品のお客様の特性は、それぞれで明らかに違います。ブランド品のお客様は30代から40代。着物は30代以上と幅が広く、ときに70代のお客様も商品をご購入されます。ブランド品が混在すると、どうしてもサイトの軸がぶれるんですよね。
着物の需要がバイセルオンラインで高まる中、お客様にとってお目当ての着物が見つかるサイトにすることが第一優先になりました。こういった経緯で、バイセルオンラインからブランド出品をやめたんです。
志賀ーただ、ブランド専門の自社ECサイトは持つべきだ、という認識はずっとありました。
志賀―自社ECサイトは、バイセルという冠を持ちます。他のECモールに比べると、出品者にも購入者にも愛着が出てくるんです。意外なことに、お客様は楽天市場で買わず、オンラインでわざわざ買ってくださります。
岡村―自社ECは「公式通販サイト」と言えることができるので、お客様がバイセルに会員登録することになります。「公式な販売ルートで買う感じ」が、一番信頼・安心してご購入いただけるのかなと思います。
こだわり抜いたサイト制作
ーサイトネームの「ブランシェ」とは聞き慣れない言葉ですが、どんな経緯で決まったのですか
志賀ーサイトネームはマーケティングとECの部署から募集し、みんなで投票して決まりました。フランス語で「流行」を意味する「branchée」と、「brand」との造語で「brandchée」という言葉が生まれました。
ーサイト制作において、4つのコンセプトを掲げたそうですね。useful(使いやすい)・ confidence(信頼)・excitement(驚き)・stylish(流行を取り入れたデザイン)。この4つに決めた理由を聞かせてください
志賀―まず、コンセプトの基盤となるデザインの方向性は、ハイブランドサイトを参考にしています。共通してスタイリッシュな印象があったので、類似性のあるデザインを基本にするべきだなと。ベースとなるデザインに、使いやすさや信頼・安全を盛り込み、お客様がサイトを訪れたときに驚きを与えられるサイトテーマにしています。
志賀ーuseful・confidence・excitement という3つのテーマに関しては、自分が日々SEO施策をしている中で大切だなと思う項目を反映しました。
特に重要なのはusefulですね。ページの表示スピードが遅かったり、商品画像が開かなかったりすると、お客様は離れてしまいます。
表示スピードは1秒から3秒になるだけで、直帰率が32%上昇するというデータがあるほど、重要な項目です。お客様の購買行動をスムーズにつなげることが大事なんですよね。
ー表示スピードなどを重視し、今回は海外のECプラットフォーム(shopify)を採用しました。海外のサービスという点で、使いにくい部分はなかったのでしょうか
岡村―CS課では、顔も見えないネットショッピングにおいて、いかに安心を提供できるのかを考えています。shopifyは海外の常識で作られており、日時指定機能がありません。しかし、高額な商品を安全に受け取りたいという日本人のお客様は多いです。
そんなお客様の応えるため、shopifyには備わっていなかった日時指定機能をこちらで追加し、購入テストを何回も繰り返しました。
志賀ーローンチの直前まで購入テストを繰り返してきたのは苦労した点ですが、ようやく納得した気持ちでサービスを提供できます。
ー制作の裏側までお話しいただき、ありがとうございました。最後に、ブランシェをご利用いただくお客様に向け、メッセージをお願いします
志賀―バイセルブランシェは価格と利便性を追求したサイトです。他のECサイトとは一味違うお買い物を楽しんでいただけると幸いです。
岡村ー今後もトレンドを重視した特集を充実させ、一人一人のお客様がお目当ての商品を見つけられるようにしていきます。きっと素敵な商品との出会いがあると思いますので、ぜひ一度ご覧ください!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?