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そんなこと言ったってしょうがないじゃないか

こんにちは。
さっとんです。

昨日子供を幼稚園に迎えに行った帰り、遭遇しました。「かわいそうおばさん」。
(「かわいそうおばさん」でピンとこない方はググってみてください)

挨拶する程度の顔見知りだったので挨拶をすると、お腹の子の性別を聞かれました。

「女の子です」

と答えると、
「あぁ…」
という返答
(ちなみに上の子も女の子です)。

「パパはどっちがいいって言ってるの?」
「もう一人頑張って男の子産まなきゃね」
「やっぱり男の子よね」

この手のやつは普段「ソウナンデスネー」の呪文で流しますけど、妊娠中でホルモンバランスが乱れているため、もやっとしたので吐き出させてください。

こういう人って結局、
男の子だろうが女の子だろうが、普通分娩だろうが帝王切開だろうが、母乳だろうがミルクだろうが、歩くのが早かろうが遅かろうが、言葉が早かろうが遅かろうが、何か言ってくるんだろうな。

「子供一人あたり500万円あげるから、どうかどうか男の子を産んでちょうだい!」
「妊娠中から産後のサポートは全面的に協力するから、どうしても男の子を産んでね!」

ここまで言われたらそりゃ考えますよ。
もう一人子供を産もうかどうか(考えるだけで産むかどうかは別ですよ)。

でもそんなわけじゃないでしょ?
何か手を出してサポートするわけじゃない、子供を育てるためのお金を出すわけじゃない、ただ口を出すだけの人の言うことを聞く必要は全くない。

というか「一人っ子が可哀想」とか「男の子産まなきゃパパが可哀想」とか言う方が、
今いる子やお腹の子がよっぽど「かわいそう」なのでは?

まぁでもこういう人たちは、そこまで考えてないというかその人の価値観をただ言ってるだけなんだよね。

だからスルーでいいと思うんですが。

子供がいるいない、男の子女の子、人数、生まれ持った性質なんて、授かり物で自分ではどうしようもないことを言われても本当にどうしようもない。
そんな時はえなりかずきさんの

『そんなこと言ったってしょうがないじゃないか』

が頭の中から聞こえてきます(多分ものまねしてる人の声で)。

ただ、それでもそんな言葉に傷ついたり心がザワついたりする人もいるワケで(昨日の私も)。

自分はぜーーったい「かわいそうおばさん」にはならないぞ。小さい子を連れたママには、口は出さずに手かお金を出すおばさんになりたいと思ったのでした。

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