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社内に食育アドバイザー  Logic Works

食に関する通信発行し、アドバイス

 ㈱Logic Works(ロジックワークス、谷中裕和社長・大阪府貝塚市)には、「食育アドバイザー」がおり、ドライバーへ食生活の大切さや、栄養バランスに関するレクチャーを行っている。
 谷中社長の妹の谷中愛さんは社員としてロジックワークスをサポートするが、学生時代からアトピーで悩まされてきたが、「食」を通じて体質が改善していった。そして体感した「自分が食べてきたもので体は出来ている」ということを、ドライバーに伝えるべく食育アドバイザーの資格を2年前に取った。
 愛さんは3か月に一度、「食べることは生きること」という通信を発行している。内容は、例えば唐揚げ弁当+カップ麺をチョイスしがちな人に対して、「唐揚げ弁当+サラダにしてみませんか?その際、サラダから食べると血糖値の上昇を緩やかにしてくれます」と健康的な食べ合わせをアドバイスする。
 また、ドライバーの業務は時間が不規則で、食生活も偏りがちということから、冷凍食品やレトルト食品も推奨して多様な副食を取り入れた食生活の見直しを提案する。
 「コンビニで買える健康で美味しい食品ランキング」と、キャッチーな見出しが躍る通信は、商品が写真付きで分かりやすく、ドライバーが即実践できる内容。皆、楽しみにしているという。
 愛さんは「ドライバーさんの食べ物に対する意識が変わりました。毎回の健康診断の結果が楽しみ」と話し、谷中社長は「通信はドライバーの家族にも郵送し、情報共有している。ドライバーの健康は、生産性の向上や組織の活性化をもたらし、結果的に業績向上につながっている」と話す。(4月1日号)

【写真】愛さんが発行している「食べることは生きること」 

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