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【理系の書棚】『西の魔女が死んだ』

読んだきっかけ

どんな偶然かはわからないのですが、私と恋人はどちらも本読みです。
ただ違うところを挙げると、私は専門書や実用書、彼女は小説をよく読むということです。

私の家ではベッド横が彼女の定位置で、荷物もそこに置いています。連日泊まるときは、本が山積みになっていることも珍しくありません。

そして先日目にとまったのがまさに『西の魔女が死んだ』です。
なんとなくタイトルに惹かれて、自分でも図書館で借りて読んでみることにしました。

安らぎがあって心が温まる内容

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どんな偶然か、特に内容を確認することもなく読んでみた『西の魔女が死んだ』ですが、「安らぎがあって心が温まる」という私の好きな系統でした。

読んだ小説や見た映画の影響をもろに受けやすい|質≪たち≫をしているためか、ショッキングな小説を読むとブルーになってしまうため、明るい内容や感動するような内容の方が好みです。『西の魔女が死んだ』はまさにどんぴしゃだったわけです。

好きなポイント① 自然豊かな描写

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好きなポイント1つめです。

まず自然あふれる世界観が好きです。
田んぼに囲まれ、4,5kmも行くと海に着くような環境で育ったため、そういった小説を読むと懐かしい気持ちに浸ることが出来ます。

現在は街中に身を置いているのですが、やはり空気が合わないためか引っ越し当初はしばし風邪をこじらせる始末でした。それも相まってか、余計に木々や野原といった緑が好きなんですね。

好きなポイント② いわゆる「丁寧な暮らし」

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否定的な意見もありますが、私の憧れの1つがいわゆる「丁寧な暮らし」です。この本では勝手に私が「丁寧な暮らし」と解釈したシーンが度々表れました。

手作りジャムやベッドメイキング、栽培した植物を使った料理等々......

自分の憧れというだけあって、そんなシーンが出るだけで心が躍りました。

なりたい自分になるための読書

小説はもっぱらミステリー小説ばかりだった私ですが、今回は実に良い読書をしたなと思います。単なる「面白い」という娯楽のための読書はもちろん(個人的に)良いのですが、なりたい自分になるための読書ももっとするべきだと思いました。

今回で言えば「丁寧な暮らし」という憧れが書かれた小説にもっと触れることで、自分はこうありたい、こうなりたい。という具体的なイメージをつかむことが出来るのではないかとも考えました。





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