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ひとりひっそりする挑戦

リハーサルから帰宅しました。ただ今の時刻、12:23am。AM。
11:30までリハーサルというのは、皆さんには特に驚くに値しないことかもしれません。でもいがらっしには稀有な、有難い、信じられないようなことです。

5月4日のパフォーマンスに出していただくだけでも、本当にありがたいことですが、プロの皆さんのリハーサルを実地で経験させていただくのは、一人でする稽古の3年分?ぐらいの価値があると感じました。

リハーサルはクリエーションではないし、稽古でもないのだなあと。
(皆さんには当然のことかもしれませんが、いがらっしには発見なのですよ!)
私はいままで一人でやるときにはリハーサルはできていなかったのだな、とか。
(だから詰めが甘かったんだな、とか。)
今日のメンバーさんを観察する限り、稽古の時に注意を払う部分と、リハーサルで注意を払う部分は違うのだなあ、とか。
皆さん、打てば響くようだなあ、とか。

なんと厳しく険しい幸せ。
大好きです。

しかも、5月4日のパフォーマンスの後に、別のパフォーマンスにはしごするらしいのですが、いがらっしが車に同乗しているので、途中でポイ捨てするわけにもいかず、ついでにはしご先でも出していただけそうです嬉涙
こちらは皆さんは最近経験しているパフォーマンスの再演なので、(わたしにとっては)リハなし。
腸ねん転起こしそうです。ゴホッ、ゲホッ。

自分の体力を信じることができない私は、最近まで一か月に1つしかパフォーマンスの予定は入れないようにしよう、と思ってきました。
だから、パフォーマンスの掛け持ちなんていうのは、下手だからとか練習が足りないからなどという次元ではなく、ものすごいチャレンジなのです。
このチャレンジというのは、自分が健康であることすら気づく必要のない方には理解されにくいことかもしれません。
厳密にいうと、「体調崩すと迷惑をかけるからお断りしよう」というていのいい逃げ、言い訳を自分に許してしまうのをやめるという、途方もないチャレンジなのです。正直、すごく怖い。

線にはならず、点でしかつながりませんが、自分にコミット(commit)することができるようになるときには、同時に他者に対してもcommitできるようになっているのかもしれないと、ふと感じました。今日のメンバーは、長い時間をかけてもう何度もご一緒したことがある方たちです。

あ、わかった。
信頼関係と自信と責任、そして挑戦。どれが欠けてもうまくまわらないんだな。

いがらっしは人生における歩みが遅いなあ。
まあ、いいか。
Better late than neverといいますし。


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