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ブランディングと付加価値の高さは、商品の複雑さとシステムの高度化に比例する

こんにちは。


日本バトラー&コンシェルジュ新井直之です。


本日は、「ブランディングと付加価値の高さは、商品の複雑化とシステムの高度化に比例する」をお話ししていきたいと思います。


皆さんは自動車が欲しくなった時、どうしますか?


大部分の人は、カーディーラーや中古車販売店等に行って、自動車を買うと思います。


では、新入社員が入ってきた時に、ビジネスマナーを教えなければいけなくなったら、どうしますか?


この場合2つの選択肢があります。


1つ目はマナー研修会社に依頼をする方法です。

つまり、その商品の提供を外部にお願いすることになります。


2つ目は、社内でビジネスマナーを教えられる人を探し、その方に依頼する方法です。


つまり、その商品を内製化すると言うことです。


今、2つのモノやサービスの購入をすることを前提にお話しさせていただきましたが、自動車が必要になった場合は、なぜ、購入する以外の選択肢を取らないのでしょうか?


なぜ、自動車を自分たちで作るという発想にならないのでしょうか?


考えみてみてください。


その理由は、自動車を自分たちで1から作るよりも、販売店で車を買ってしまった方がコストが安く、時間も短縮できるからです。


しかし、自動車を自分たちで作ろうと思えば作ることができます。まず鉄鉱石を輸入し、それを鉄鋼会社に依頼をして溶かしてもらい、その後、その材料でエンジンやボディー等の部品をつくります。


また、ゴムメーカーに依頼をして、タイヤを作ってもらい、場合によっては、既製品のタイヤを取り付けることもできます。


また内装なども、1からデザインをし、そのパーツをいろんな会社に作ってもらう方法ができます。


そして最後は、国の検査を受けて、公道で走れるようにする必要があります。


また故障した場合も、自分たちでその故障した部品を取り寄せたり、または作ったりすることができます。


しかしながら、それをやる人はほとんどいません。

何故でしょうか?

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