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"ブッチャーアシモトクラブ"ノハジマリ

初めまして!月田翔子です。
帽子製作所「ブッチャーアシモトクラブ」を運営しています。
帽子を作っているのにアシモトクラブ。へんてこな名前です。

これまではかなり内輪で行ってきたのですが、
ブランドとして本腰を入れようかと思い、しっかり発信もしていくことにしました!皆さん宜しくお願いします(^^)

noteの第一発目は、ブッチャーアシモトクラブの始まりについてお話させてもらいます!

1.私にしか作れないものを創る

私は服飾専門学校卒業後、講師アシスタント、企画、販売を経験。
そのほか、2009年より知人と「MMM」というチームで衣装、Art、fashion、アクセサリーの製作活動を行ってきました。
現在は専門学校の講師と並行して製作活動を行っています。

これまで服のデザインや製作ばかり行ってきたんですが、帽子を作ったのは4年前、旦那に似合う帽子を作ってみたのがきっかけでした。
旦那は頭が大きくて(笑)。いつも帽子をかぶるとへんてこりん。
でも一つ​だけ古着の帽子で頭に似合うものがあり、解体して研究してみたんです。

帽子なんて作ったことなかったんですが、帽子も誰かが作っているはずだから作れるはず…。縫ってみたら、できる!面白い!って夢中になりました。

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そのときちょうど、「私にしか作れないものを創りたい」と考えていたときでした。私は帽子を被る人が好きで私自身もよく被るんですが、帽子ってなんだか服に比べてレパートリーが少なくてブランドのコマーシャル的商品が多いと思っていて。もっといい帽子を作れるんじゃないかなとワクワクしてきました。

2.形にするまで約1年。個人で帽子作りの道のりは厳しい…

じゃあ、帽子を作ろうと一念発起してパターンを作ったんですが、パーツ探しに難航しました…。キャップの天ボタンやあて布なんて、個人向けに売っていないんですね(笑)。個人向けに売っていただけるところを見つけたんですが、1000単位からしか買えなかったので覚悟を決めて買いました。

ここで学んだのは、個人で帽子をつくる人は、なかなかいないことと、おしゃれな帽子の生産はほぼ海外だということ。日本のパーツはダサくて…。納得のいくパーツ探しは本当に大変でした。

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また、帽子作りの魅力は、服より無駄なく小さい端切れで作れるところ。服を作る時、大量の端切れが余ってしまうんです…。良い素材を少量で購入したり譲っていただいたり、ものを大切にする帽子作りを始めることにしました。

ブランド名は、ちょうどブッチャーを飼い始めたんですが、もう可愛すぎて…。もうブッチャーでいいやん!となって、最初は「butcher」とブランド名を決めました。

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3.はじめてのポップアップ

最初は、「売る!」というより「撮影したい!」となって、作りたい帽子を作って、モデルを探して撮影することを繰り返していました。

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そんな風に撮影をしていたら、友人の合同POPUP eventにお誘い頂き、
南船場のお店で初の店頭販売を行いました!

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ポップアップでは、頭のサイズを図って、生地をパターンで用意して、カスタムオーダー形式にしました。
お客さんと話して、その人がやりたいと思う帽子をつくる体験が、たまらなく楽しかったです。

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また、嬉しかったのは、自分が「おしゃれだなと思う人が買っていったことですね〜。ちょっと自信につながりました。

4.ブッチャーアシモトクラブとしてリスタート

何回か帽子を作って、ちょっと息抜きしようかな…と、ロンTやフーディーなど服シリーズを作ることにしました。このとき、服シリーズの名前を「ブッチャーアシモトクラブ」にしたんです。「おしゃれは足元から」という言葉から、帽子とサンドイッチして服を作ってみた…そんなイメージです(笑)

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このロゴが、気に入ってしまって…。
メインのブランド名もbutcherからブッチャーアシモトクラブに変更しちゃいました(笑)。

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butcherではビンテージ色が強かったのですが、ブッチャーアシモトクラブでは、ストリート色を強めていこうかなと、新しいスタートを切りました。

来月、新作もリリースするのでお楽しみに…(^^)

次回は、帽子作りの課程についてまとめます!どんな風に手作りしているのか見ていただけたらと思います。ではでは!






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