オンライン教室 はじめてのお茶会

こんにちは。リトミック教室をオンライン化している様子をご紹介しています。

休園や休校で、毎日の生活リズムと曜日の感覚を保ち続けることへの支援を音楽教室として、どこまでできるか?複数のクラスと個人レッスンを統合して、みんなで集まる時間、そして、みんなと同じ取り組みをしてみることをオンラインで体験することで、感じたことは、「オンライン」は、「社会の窓」なんだなぁ〜ということ。

そんななかで、リアルでもほぼ毎月行っている「お誕生会」をはじめてオンラインでおこなった様子をご紹介します。

これをお読みになっっているいろんなお教室の先生方や、ママたちに届けばと思っています。

ステップ1 新聞でお誕生会の告知

私たちの教室、むらさきmusicラボでは、zoomでの週2回のオンラインでのリアルタイムでの授業のほか、触って確かめられる教材の配送、図書の貸出、YouTubeの授業の予習復習のほか、紙媒体の「新聞」も週刊として発行しています。

ここでは、お当番制のママたちのリレーコラムがとても好評です。ラボは、小規模なので、「AERA with KID'S」にお声がけいただいた2年連続の紹介コラムのほかは、ほとんど宣伝をしていません。そんななかで、「うちの子にリトミックを!」と、直感でここを探し出してくださったママたちは、もともと情報収集力と発信力を持ち合わせた素敵な方ばかりです。

リトミックの即時反応が、いろんな展開で役に立っている

リトミックをしたことのない方にとって、リトミックは、ダンスのように身体を動かすイメージかもしれないのですが、リトミックはむしろ脳トレ。ピアノの音のニュアンスや、指示に即時に反応をする課題を繰り返し積み重ねていきます。その結果、こどもたちも与えられた状況に、すぐ反応!と変わってくるので、自然とママパパも、影響をうけてきていると思います。

想像力が今一番大事

自分がされて嫌なことは、ほかの人もされたら嫌だろうな〜と想像すること。思いやりには、実は想像力が欠かせません。でも、その想像力を養う術を具体的に言えますか?絵本を読んで空想を膨らますなど、人によって策はあると思うのですが、訓練として、ぽんぽんぽんと連想ゲームのように、自分の空想力を鍛えるために、リトミックは、相当有効だと私は信じて指導を続けています。

新聞に寄稿をしていただいているママたちの「ステイホーム」の工夫の数々を眺めていると、胸が熱くなるほど、こどもたちのことを思っていることが伝わります。そんな新聞で、

「お誕生会をオンラインでもやりますよ!」

と、告知した時のご家庭での「やっほー!」感。両手をあげて、新聞を手に、親子で手をとりあってジャンプする姿が目に浮かびます。

ま、これも、まり先生の想像ですけど。

ステップ2 ドレスコード

かつで話題になった名著「人生で必要なことは幼稚園の砂場で教わった」というのがあったかと思います。現在、その本を手放してしまったので、タイトルはうろ覚えです。でも、こどもが人間として生きていくための社会との関わり、ルールのようなものは、やっぱり幼児教育が担っているのだと、それは強い確信を持っています。今回の「ドレスコード」は、「おしゃれ」でした。イヤリングをした子、男子では、お気に入りの服、トリケラトプス の角をイメージした自作の角を用意した子もいました。そして、ママもワンピースで参加したご家庭に、ちょっと私もほっこりしました。

〇〇ちゃんをお祝いしたい気持ちを装う。これはとても素敵なことですよね。ワンピースを着たママも、現在は、「ステイホーム」中なので、久々のパンツでない空気の流れを楽しまれたのではないでしょうか?

ステップ3 おやつを用意

それぞれのご家庭で、おやつを用意していただきました。ランチョンマットを必須というルールにしたので、自然とフォークとお皿も用意されているご家庭が多かったです。幼稚園園長時代の「お誕生会」は、私が務める以前からの伝統で、「ケーキをフォークとお皿で、テーブルでいただく」というルールがあり、後で、それに「正装の園服、ブレザー着用」というのが加わりました。

ステイホーム生活の中では、おやつはとても大事ですよね。それぞれが勝手に好きな時に食べる捕食では、中には袋ごとや手で食べられるものを口にすることもあると思うのですが、オンラインでみんなで一緒に「食」を共有する時には、フォークやお皿のカチャカチャする音が、最高のBGMとなりました。

ステップ4 室内装飾

お誕生会の告知後の教材配布の時に、幼稚園の運動会の入場門などに飾る花をつくる「お花紙」を配布して、それぞれの家での装飾に使っていただきました。お誕生会の当日、各家庭ごとに趣向をこらした室内装飾にびっくり!

「IKEAか!」

そんな円形コラージュを見事に花紙でデザインしたご家庭や、室内に拘らずママ自身をその花紙で装飾されDIVA、ミューズのようなママもいました。

「ガラ・サルバドール・ダリか!」

そんな心でのつっこみは、お誕生会進行中は胸に秘め、後からそのママがつくった渾身の大きなフラワーと息子くんが一緒に写っている写真が送られてきました。男の子あるあるですよね。もちろん、そうだと思っていました。「オンタイム」には、気恥ずかしいけれど、ちゃんとママの労力と努力には、後で感謝を伝えているのですよね。そんな親子のひとときも、お誕生会というイベントがくれたと思っています。

ステップ5 誰にだってお誕生日

お誕生会は、もちろん次月にもあります。小学中学年のお姉さんは、「マイコーナー」も企画してくれている様子です。

それぞれが主役になれる日が「お誕生日」。いろんな展開があって良いと思っています。

オンライン授業の後は、いつもは「フォローバック」として、私がzoomの画面でみてとれたそれぞれのお子様の反応の様子などを個別メールでお知らせしています。お誕生会の後は、個別だとディープかな?と思ったので、ライトに、カジュアルに、グループLINEにて、みんなで撮影したお誕生会の時の写真を交換をすることにしました。

ママたちは、写真をアップしながら、それぞれに、

「〇〇ちゃん、おめでとう!」

という一言を必ず添えてくれました。

ママたち同士なら伝わる、言ってはいないけれど伝わる言葉は、

「◯年前に産んだアナタに、お疲れ様!おめでとう!」

だと、私は、感じました。

コロナ禍では、こどもたちは屋外運動も散歩くらいしか許容されていないのか、公園での遊具の使用も禁止されて、各家庭でステイホームをされている人もストレスを抱えているので、子育て中のご家庭は、今ほんとうに大変!

本当に大変!

家の中でいろんな工夫をしていても、こどものエネルギーは抑えられるものではありません。食事を毎回提供をし、食材の管理をし、買い物は今はパパに頼んでいる人もいるようですが、そのハードルもかなり高くなってきています。

本当に大変!

ママたちのグループLINEを眺めていると、「お互い頑張ろうね!」を感じさせるどこから探したの?というような可愛いLINEスタンプのお花や動物が咲いています。

前述した「新聞のママコラム」でも、お当番を終えて脱稿したママに対しても、

「お疲れ様!」のスタンプのお花が咲いていました。


ここで、ひとつ。私のこだわり。

愚痴はオンラインで言わない。だらだらしない。

大人の主宰の場、オンライン呑み会ではなく、私のオンライン授業の主役はあくまでこどもたち。ママたちは、こどもたちのサポーターに徹してもらう立ち位置を明確にしています。よく、オンラインの集まり、教室では、ひとりずつ「つらいことを言いましょう」のような、気持ちの吐露の場を設けているところもあるようです。

それは、それで、求めている方もいるかと思います

でも、うちは、うち。

ママの気持ちの吐露の場は、LINEスタンプと、週に1度、リアルでも社会的距離をとっての教材の配布時など、受け止める場がありますので、それはこどもの耳には入れないように配慮しています。

だって、こどもに「辛い」って聞かれたら、こどもは、それが、「自分のせい?」って思ってしまうものなのです。

震災後もそうでした。「自分が良い子になれば、ママが明るくなる」と考えて、自分の気持ちを押し殺す子がとても心配でした。

経済的な事情も今は深刻です。でも、こどもたちは、未来であり、希望なのですから、このピンチをなんとか1個でも良いチャンスに変える努力をしよう!と、ママたちと一緒にいろんな学びを提供しはじめました。

「科学実験室」もやりました。そのご報告は、また、後日。

このnoteの投稿は、某大学の付属教育機関さまからのオンライン化のノウハウの提供を受けたことをきっかけに、「有料記事」をひとつつくって、そこを我がラボのzoomレッスンの聴講料として受け取るようなしくみをつくりたかったことがきっかけでした。その後、様々な機関からもお声がけいただき、zoomレッスンに聴講の輪が広がってきたのですが、それももういっぱいになってしまいました。

以降、聴講はもう無理なのですが、今まで知り合えなかった方々にも、むらさきmusicラボを知っていただけたので、もう少し記事を書くことは続けていこうと思っています。コロナが終わったら、またいろんなつながりが生まれそうな予感もあります。

これを読んでくださった皆さんのまわりでも、こんな状況の中でも素敵なほっとできることがありますように!

無料記事になった最初の記事「たった一週間でリトミック教室をオンライン化」

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リトミックや手作り楽器あそびを教える「むらさきmusicラボ」を主宰しています。「カツベン!」に即興演奏で伴奏もしています。元幼稚園園長だったスキルを活かして、音楽とこどもたちの発達・教育の橋渡しをしたいと思っています。