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最近の体調とこれからの作戦

先週のある日、朝起きた瞬間全ての無理を悟って会社を休んだ。まあ、そういうことはこれまでも年に2,3回くらいあったのだが、今回ばかりは前触れがたくさんあったので「あーあ、ついに。」という気持ちだった。

寝返りもまともに打てないまま昼が過ぎた。偉い人と大事な打ち合わせがあったので上司にスミマセンと連絡すると「打ち合わせのことは気にしなくていいから」と言ってもらえた。本当に人に恵まれている職場なのだ。

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今日は大事な会議だった。本来ならわたしが資料を作って当日も仕切って議論を誘導しなくてはいけないやつだった。でもこの数週間わたしが他の仕事に追われすぎていることに加え、体調がバリ悪く圧倒的なポンコツになってしまったので、上司が資料の大部分を作ってくれた。何なら今朝は6:30から仕事をしていたらしい。泣いて詫びるしかない。
会議の進行もほとんど上司がやってくれた。切腹して詫びるしかない。

明日も大事な会議がある。ほぼ初参戦なのにわたしが進行しなくちゃいけないクソ仕事だ。今日は発狂しそうになりながら資料を作った。普段ならすぐわかるような過去の遺物Excel関数&ピボット解読がうまくできず、自分の能力低下を呪った。

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病院からいただいたクスリはとてもよく効いている。原因不明の死にたさは消えるし、会社に行っても呼吸困難にならない。副作用の食欲減退もありがたい。他にも副作用としてふらつきがあるらしいが普段からフラフラしているので気にならない。たまに膝カックンを食らったように立てなくなるが、これもまあ、そんなに気にならない。副作用で眠気も出るらしいが、普段から眠いので結局のところいつも通りである。

クスリは完璧に効いているのに、パッタリ起き上がれなくなることが高頻度で起こるから不思議だ。例えるならば、全身から常に出血していて、一部を止血したら別の場所から倍量溢れてくるような感じ。ひとつの症状を緩和させても全体としての体調不良の総量は以前とあまり変わらない気がする。

ここまでくると、「そこまでして仕事するか?」みたいな気持ちになってしまう。当たり前だがわたしは元々仕事大好き人間でもないし、仕事をアイデンティティにするようなタイプでもない。
ただ職場に迷惑をかけたくない、同僚に弱みを見せたくない、その一心で何とかアホみたいな業務量に食らいつこうとしている。当たり前だが体調が万全ではないのでパフォーマンスは落ちる。以前のように「絶対定時に帰る!」といった馬力はない。ミスも多いし業務時間も本来より長くかかってしまう。必要以上に醜態を晒しているような気もする。ここまで来ても「甘えかもしれない」「やる気が足りないだけかもしれない」と疑心暗鬼になる。

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このままクスリで誤魔化しながら仕事を続けていくとして、快方に向かう確率は限りなく低いだろう。どのタイミングを潮時とするか、何らかのきっかけを待つべきか、わたしにはわからない。

一先ず休職経験者の同期に最速で休職する方法を聞いておいた。同時に会社の保健室にも行って外堀を埋めてみる。会社の福利厚生でタダで受けられるらしいカウンセリングを予約してみる。次の通院でどんなクスリをもらうかも考えてみる。
完璧なメンヘラ患者でいるためにやれるだけのことをやって、時が来たらドロンしようと思う。
まあ何やかんやでドロンしないで済むかもしれないし、今日も明日も周囲に迷惑をかけながら低空飛行で生きていきます。ごめんなさい。ありがとう、ごめんなさい。


おわり

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