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マッチングアプリで会った人に結婚についての価値観を聞く②

pairsを導入して2週間ほど経ちました。何となく気づいてきたことがあります。
「大してメッセージやりとりしてないやつほどすぐ会いたがる」です。
わたしは誘われたら基本的に断らないのでそういう奴でも日程の都合がつけば会いに行くのですが、割と「何なん???」という感じです。会う前にそいつのプロフィールとか会話内容確認しようと思って見返しても虚無だったり「何でこいつワシにいいねしてきたん?」ってなったりします。まあそういう思い入れのない人間の方がインタビューはしやすいのでたすかる…とでもプラスに考えておくことにします。

☆そもそものきっかけはこちら


☆第一弾はこちら


あと、やたら「みんなが真剣に婚活してるマッチングアプリでインタビューなんてひどい!」というご意見をいただいたので、プロフィールを更に強化し「結婚願望ありません!恋人もすぐには欲しくないです!お急ぎの方はご遠慮ください!」とめちゃくちゃ⚠️絵文字⚠️で強調して付け加えておきました。これでマッチングガチ勢のみなさんに迷惑はかからないかと思います。

それでは前回からの進展を見ていきましょう!!

カルテナンバー1
奢りたがり商社マン②

高級めの日本酒も飲み放題のあんこう鍋コースを奢ってくれるとのことだったのでホイホイと着いて行きました。共通の趣味とかなかったので(何故いいねしてきた?)会話の内容は仕事の話がメインなかんじです。前回も相手の海外出張の話を「はえー!」「すげー!」「おもろー!」って言いながら聞くだけで(話自体は普通に面白い)いいのでとても楽でした。今回は「荒れるの確定してる会議がある前日は22:00に寝る」という話で盛り上がりました。
料理がひたすらに美味しく、また、日本酒のアテになるものばかりだったので、日本酒メニューを上から順番に頼んで2人で分け合います…(獺祭、田酒、作、日高見、出羽桜、澤屋まつもと、黒龍までは覚えています)。わたしはアテをちびちび食い日本酒を舐め舐めしてウメェウメェとずっと唸っていました。相手はしきりに「美味しい?」「楽しい?」と聞いてきます。わたしが「ほんっとうに美味しいです!」と元気よく答えると、満足そうに微笑むのでした。本当に自分が選んだセンスの良い店で喜ぶ女を見たいタイプの奢りたがりなんだな〜と思いました。
ただ、帰り際に手を繋ごうとしてきて、こっちはベロンベロンで全くそんな気分じゃなかったので「あっっっつい!!!😡」とキレながら振り払って帰りました。
キレて終わったのに翌日も「勤労感謝の日あるから4連休チャンスだね‼️」「金曜日休みにしちゃう?😆」「今日もお疲れさま〜😊」などと何も怯まないLINEが届いて腹が立ったのでずっと無視しています。前回そういうのはいらんという話をしていたのに勘違い手繋ぎしてきて気持ち悪いので以降ずっと無視の方向でいきます。


カルテナンバー4
グレンラガン大好きプリキュア完走女装コスプレイヤー

プロフィールのどこにも女装の文字はなかったけど写真から女装の気配を察してソッコーいいね返した人です。一度アプリ内の通話機能で5分だけ通話したことがあり、女装の話を出すと「まだ練習中なので……」ともじもじしておりました。練習中ならわたしが手伝ってやりてえ!!と、インタビューのことも忘れ、その一心でした。
なんやかんやで会うことになり、秋葉原でわたしが愛してやまないステーキ屋さん「ヒーローズ」に行きました。

赤身の分厚いステーキが最高なんよ

女装マンはパッと見ロン毛のマイルドヤンキーでしたが、話してみるとただのオタクで安心感すごかったです。女装マンが食べ切れなかった1ポンドステーキをわたしが手伝うというイベントも発生しましたが、ステーキを頬張りながら"この人身長も高すぎず線も細めで顔も濃すぎず整ってるし絶対女装映えするだろうな…"と、そのことばかりを考えていました。「女装いつするの?今日してきてないじゃん!」って煽ったら「いや…まだ練習中…いや練習が必要だから……てか何でそんな食い気味なんですか……」ともじもじするので、しゃらくせえ早く俺に手伝わせろ!!!の気持ちで一杯でした。
帰り際にグレンラガンの話になり、女装マンが想像以上にグレンラガン大好きで秋葉原駅電気街口の改札前でめちゃくちゃに盛り上がり螺旋力について話し込んでしまったので、もう一軒行くか〜となり女装マン行きつけのアニソンバーに連れてってもらいました。
アニソンバーでは「女装マンくんが女連れてきた!!」といじられていたので、女っ気のない人なんだなあとは思いました。アニソンバーのキャストのみなさんに2人でグレンラガンハラスメント(え!?グレンラガン観てないの!?それ生まれてきてないのと同じだよ!!人生始まってないよ!?などと煽る)をして散々グレンラガンの魅力について語り、バーにあるデカいモニターでグレンラガン1話を流してもらい、自分たちがただただ盛り上がって終わるという、終始楽しい会でした。しかも何故か奢ってくれました。
後日LINEでメイクとかコスメの選び方を教えてほしいという話になり、爆速前のめり食い気味で「それはもう是非やりましょう!!!!!やらせてください!!!!!!!」と返しました。女装マンはとても誠実な人で「結婚願望はないとおっしゃってましたが恋人も要らないんですか?」と改めて確認が来たので、「その気はほぼないのでもし期待させていたらごめんね、もう奢ってくれなくてもいいからね。でも一緒にコスメ買いに行ったりしたいし迷惑でなければ友だちになってほしい」という旨を返しました。ワシがクソ野郎でマジでゴメンってなりました。でも「あの時は気分が良かったんで奢っただけです!女友だちもいないのでメイク教えてくれたり遊んでくれるだけでうれしいです!」と言ってくれて、やっぱり本当に良い人だなと思いました。そして抜かりなく今度一緒にコスメを買いに行く約束をしました。めっちゃ楽しみです。全くインタビューできてなくてすみません。

→後日談
コミュ力が枯れ落ちて別のマッチング相手との初食事をキャンセルした日、女装マン氏から「今日アニソンバー行くけど来ない?」とお誘いがあり、「まあ女装マン氏なら変に頑張らなくても会えるか〜」と思ってコスメ一式を背負ってアニソンバーに向かいました。最初は普通にダラダラ喋ってましたが、途中からわたしが持参したコスメ一式で女装マン氏をメイクするイベントが始まりました。スキンケアからガッツリはできないので、あくまで軽くですが………
CNPのミスト化粧水で雑に顔面を潤してからカバー力高めのBBクリームを厚めに塗って、コンシーラーでヒゲを隠してパウダーをまぶし、既にちゃんとぷっくりしている涙袋にキラキラを乗せ軽く影を描き、恐ろしく理想的な二重幅のおめめに縦グラデでピンクシャドウを施してアイライナーをひき、ふさふさのまつ毛をビューラーでギュインと上げてマスカラ塗り塗り、眉はパウダーでほわっと描いた後自眉を眉マスカラでぼかして、ハイライトとシェーディングしようとしたら既に彫りが理想的すぎていじり方がわからず、とりあえずチークを乗せて完成としました。………自分でやっておきながらめちゃくちゃかわいくてドキドキしました。より高みの男の娘を目指して欲しかったので、安いときにまとめて買っておいたDUOのクレンジングバームとその姉妹ブランドのオールオンワン保湿クリームをプレゼントしました(その前に無印の敏感肌用化粧水を買わせてスキンケアを始めさせている)。次回改めてメイク練習会&コスメ買い出しをする約束をして、今度は奢られずに解散しました。またもやインタビューできてなくてすみません。


カルテナンバー2
超有名企業研究職30代後半バツイチ子持ちマン②

会うのは2回目です。結論から言うと5時間喋り倒してきました。前半はそろそろM-1の季節だね〜と過去のネタを思い出して爆笑したり、ディープな音楽の話をしたり趣味の話も盛り上がらせつつ、後半はしっぽりと(?)結婚のことについて真面目に談義しました。話の流れで前妻さんと何故結婚したのか?と改めて聞いてみたら「傲慢かもしれないけど、救う、みたいな気持ちがあったのかもしれない」「この人とここで別れたら、この人は一人でどうなるんだろう…と考えてしまった」と言っていました。それはそれである種の「責任」なんだなと感じました。※わたしは付き合うとか結婚することにより相手の人生に深く関わってしまうという責任に耐えられないので無理、という話を前回しています
また、「焼豚女さんと会ってから誰にもいいねしてないんですよ」から始まり、「僕はいつか焼豚女さんと1対1の関係になれたらいいなと思っている、もちろんすぐにとは言わない」「焼豚女さんは付き合う願望も無いと言っていたけれど本当にゼロなのか、友だちを経た上で恋人に昇格することもあり得るのか」「ガチでその気がないなら気持ちに整理をつけるので教えてほしい」「ガチでその気がなかったとしても趣味も合うし良い友だちではい続けたいと思っている」と、怒涛の口説き(?)をいただきました。普通に良い人だし顔もタイプだし話も合うし頭も良さそうだし、わたしが捻くれてなければ余裕の交際コースなんだろうな…と第三者的視点で考える自分がいました。でも、交際チャンスがなかったとしても友だちとして仲良くし続けたいと思ってもらえているのは素直に嬉しかったです。

オシャ〜な前妻、いや、前菜盛り合わせ

なんというか、恋人になるより友だちになるほうがむずかしい気がするのです。わたしには指一本触れたことないけど長らく仲良くしている異性の友人が何人かいますが、その存在がどれだけありがたいことか。何ならこれは同性/異性に限らず、の話です。共通の趣味や利害の一致があっての付き合いでもありますが、とはいえそれとは別に気軽に飲みに誘い誘われたり、趣味以外の遊びにも一緒に行ったり、そういうのがめちゃくちゃありがたいな〜とこの年齢になって特に思うのです。
バツイチ子持ちマン氏は続けます。「焼豚女さんとずっと友だちでいれるならそれでもいい」と。ただ一方で「例えばこの先自分に別のパートナーができたとして、焼豚女さんと友だちとして二人で会うことが可能なのかわからない」とも。
これはむずかしい話です。バツイチ子持ちマン氏の一存では決められませんからね。新パートナー氏からしてみたら「過去にマチアプで出会った女と遊んでくる」って、それだけ聞いたらマジクソってなりますよね。いやわたしが逆の立場なら「最終的に自分のところに戻って来てくれるならOK」派ですが、そんな人ばかりでないことは知識としてもっています。うん、新パートナー氏が怒っても仕方ない。バツイチ子持ちマン氏とわたしの間に何もなかったとしても、新パートナー氏が嫌な思いをするのは仕方ないと思います。
バツイチ子持ちマン氏曰く、結婚という形式にはこだわらないけど1対1の関係でいてくれる人が欲しいとのこと。わたしがすぐそうなることはない旨も散々話してきた上で、また次遊ぶ予定を決めてくれました。ありがたいことですね本当に。
この人の「転勤きっかけ結婚家庭持ちからの離婚」という圧倒的人生経験により、いつもわたしの知らない概念を教えてもらってます。人生のしょっぱさも教えてくれます。ムシの良い話かもしれませんが、本当に長く仲良くしてもらえたらいいなと思っています。


カルテナンバー5
北海道に住んだこともないのに北海道が大好きすぎる限界旅ニキ

限界旅とローカルグルメが好きとのことで気が合いそうやなとマッチングしておいた40代男性。メッセージの時点で僻地のローカルグルメの魅力や北海道限界旅行の話でそこそこ盛り上がれていた人です。
ごはんに誘われ、メジャーじゃない感じの国の料理が食べたいとリクエストしたら「前から誰かと行ってみたくて温めてたんだよね〜」というトルコ料理屋さんに連れて行ってくれました。トルコ料理屋さん、思っていたのの5倍はオシャレで綺麗な店内で、もっと限界ローカルグルメ感を想像していた我々は若干面食らったのでした。

お茶がとてもかわいい器に入ってくる

北海道のクソマニアック食堂とかセコマの惣菜とかの話で場を温めつつ、趣味の話が盛り上がりすぎないうちに「今回は忘れないぞ!」と結婚についてのインタビューをしました。
焼豚女「そういえば婚活中なんですか?」
ニキ「ゆるーく婚活中ということにしてます。一緒に旅に行ってくれる人がいたらいいなあとか、そんなかんじです」
焼豚女「ゆるくですか。家族とかやいのやいの言ってこないんですか?」
ニキ「前の彼女は親に軽く紹介してたので、その人と結婚するもんだと思われていたみたいで」
焼豚女「ふむふむ(前のめり)」
ニキ「でも別れたことも特に報告せず今に至りますね」
焼豚女「まあいちいち言わないッスよね」
ニキ「そう、親からしてみたら気がついたら別れてた〜みたいな感じで、しばらくはつつかれてましたが」
焼豚女「ふむ」
ニキ「妹が結婚して出産したら何も言われなくなりましたねwww」
焼豚女「あっwそのパターン前にも聞きましたわwww」
ニキ「親はさ、孫の顔が見たいだけなんだよね〜ガハハ」
焼豚女「ですよね〜ガハハ」
あっさり終わりました。インタビュー、終わりました。
その後は、仙鳳趾産の牡蠣を仙鳳趾の漁港で食べるコツ(本来は一般向けに販売していない)や、鹿児島でうまいと噂の鳥刺し屋さんに行ったらテイクアウト専門(?)のお肉屋さんみたいな形態で、「ここで食べれませんか」と聞いたらビニール袋に入れられた鳥刺しにそのまま醤油をぶち込まれて箸を渡された話などを聞きました。(写真を見せてもらったけどどう見ても下味付け中の唐揚げ用肉で爆笑しました)
肝心の(?)トルコ料理については、「料理は何が来るか分からなければ分からないほど良い」という意見が一致したので、名前の響きだけで適当に注文してみたり、そのくせ出てきた料理がバカ美味くてウケたりしてました。

名前のわからぬ料理(包み焼きピザっぽかった)

最後はデザートで〆です。トルコ料理屋さんだし!ということでトルコ風アイス(伸びるやつ)と、一番人気!と銘打たれた「バクラヴァ」という謎菓子を頼みました。何が来るか分からなければ分からないほど良いですからね。トルコ風アイスは想像通りだったのですが、このバクラヴァが本当に美味しくて、意味がわからんくらい美味しくて、2人でウメエウメエと感動しながら食べました。

バクラヴァ。メニュー表の写真からは「ラザニア…?」ってなってた

ナッツ系のパイの下半分にシロップを染み込ませたようなお菓子で、シロップがじゅわ〜と滲み出る層とナッツの香ばしさと歯ごたえが楽しい層とサクサクのパイ層で構成されています。
ニキ「思ってたより複雑な美味しさですね…?」
焼豚女「偏見ですけど、こういう国の料理ってもっと大味というか、ハイ甘い!ドン!だがそれがうまい!みたいなイメージでした」
ニキ「本当に。何ならパリの最先端パティスリーで売ってたとしても違和感ない」
焼豚女「ないない!!!マリトッツォみたいに流行らないかな…」
ニキ「いつか流行って"遂にコンビニバラクヴァもこのクオリティまで来たか〜"とか言いたいですよね」
焼豚女「コンビニバラクヴァwww」
みたいな感じで、終始食べ物の話をして終わりました。しかもありがたいことに奢っていただきました。「僕が行きたくて温めてたお店だからね〜」と仰っていました。食べ物愛が強い人間とはやはり確実に仲良くなれるので安心感あります。インタビューも含めてありがとうございました。


カルテナンバー6
虚無プロフィールだったのに最後の最後で学歴ドッキリしてきた意識高そうマン

プロフィールに「将来は起業したいです!」って書いてるくらいの意識高(いしきだか)があり、一番「何故会う約束してきた???」という感じだった人です。でもわたしがメッセージ返信を忘れていたら「もし良ければ返信ください!」とリマインドしてきた胆力の持ち主でもあります。
昼間の約束だったので新宿の猫のビルの地下にあるオシャ〜なカフェ〜でパフェ〜を食べることにしました。

猫のビルなので猫のクッキーが乗っているパフェ

実際に会って話してみると、プロフィールの印象からは打って変わって「学習を重ねて一般人っぽい会話ができるようになったマイルドアスペ」って感じのコミュニケーション方法で、発達障害仲間として(?)めちゃくちゃ好感が持てました。わたしが話したことに対する総括みたいなのをいちいちしてくれるときの語彙が絶妙に角が立ちそうな感じで最高でした。ちなみに同い年です。
忘れないうちに早速インタビューを行います。
焼豚女「意識高氏は婚活のためにマチアプしてるんですか?」
意識高「え!?婚活!?!??ムフフいや全然www」
終わりました。インタビュー終了です。いやでもそんなわけにはいかないのでがんばります。
焼豚女「いやでもほら、この年になると周り結婚してくるじゃないですか」
意識高「はい、たしかに、わかります」
焼豚女「意味わからんくないですか?」
意識高「ムフフフフwwwwはい、ほんと意味わからんですw」
焼豚女「何でみんな結婚したがるんスかね?」
意識高「ね!なんなんですかね?わかんないっす。わかんなすぎて僕も友だちに聞いたことあるけど、頭に何も残ってないです」
焼豚女「うわわかるわ、わたしも何も残ってない!子どもが欲しいとかならわかるけど」
意識高「制度的にね〜」
焼豚女「ちな彼女欲しいとかは?」
意識高「うーーーん、どっちでもいいかなぁ、転職したてだし。それより面白い人探しって感じです」
焼豚女「なるほどォ……あ、ちなみにわたしは何でみんなが結婚したいのか聞くためにマチアプやってます」
意識高「良いですね!!!!(謎の食いつき)」
焼豚女(いいのか、よかった…)
意識高「何か収穫ありましたか??」
焼豚女「かくかくしかじか(noteの内容をざっくり話す)」
意識高「めっちゃ面白いことしてるじゃないですかwwwしかも引きがいいwww」
焼豚女「引きはいいwww」
面白がってもらえてよかったです。しかしインタビューとしては収穫ゼロです。アーメン。以降インタビューパート無いのですが、意識高マンの奇行が面白かったので書いておきます。
わたしが大学の頃北海道に住んでいたという話をすると「ちょうど2ヶ月前に一人で北海道旅行したんすよ!」とのこと。しかもわたしが札幌に1週間滞在してた期間と被ってて草でした。どこに行ったのか聞いたら「とにかく札幌の回転寿司をいかに効率良く食べるか計画立てて食べて回った」と言うじゃないですか。2泊で花まるもトリトンもまつりやも回り、そのうち花まるは2回行ったそうです。なかなかです。
それはさておき、一番意味わからんのが「適当に取った宿がガトキンだった」ということです。ガトキン、そう、ガトーキングダム。ギリ札幌市…?くらいの位置にあり(おそらく街中からは公共交通機関で行けない)、シャトレーゼが経営しているプール付きのリゾートホテル(?)のようなものです。ファミリーで楽しんだり、大学生がウェイしたり、カップルがイチャついたりする場所です。そこに31歳男性が一人で2泊した!?!!?!?マイルドアスペどころか普通にあたおかです。ガトキンの話聞いた時ときはさすがにオシャレ〜なカフェ〜で大爆笑してしまいました。「自分の居るべき場所じゃない感はすごかった」「ガトキンのシャトルバスの時間が決まっているからその時間内に寿司を食べるのが大変だった」と冷静に分析していたのがまたツボでした。
その後特に当てもなくフラフラし紀伊國屋書店に辿り着き「トイレ行きてえ!」となり3階へ。トイレの前の書籍売り場は、「宗教」コーナーです。そうなるとどうしても例の話題を出したくて出したくてしょうがない心理状態になりました。

ええい!ままよ!と、ぶっこんでみました。普通に「ああ!死にましたね〜」と受け入れてくれました。
焼豚女「こういう話題ってどれくらい振っていいか迷うんですよね、ガチ勢いたら申し訳ないし」
意識高「宗教の話はデリケートですからね…」
焼豚女「でも意識高氏がうっかり信者じゃなくてよかったッス」
意識高「なんか知的なトークできてうれしいです」
焼豚女「これ知的か??????」
意識高「なんというか、これを冗談にできる人はそれなりの背景があるんだなと…」
よくわからないけど知的認定されました。よかったです。わたしはこの後新宿に残ってSMバーで緊縛される予定があったので、先に帰る意識高氏を駅まで見送りに行きました。
焼豚女「新宿駅の中ってマジで迷うんですよね、ほんとJRの改札からストリップ劇場までの道しかわからん」
意識高「大事な道は覚えてるんですね。東京に来て何年でしたっけ?」
焼豚女「5年半とかそれくらいです」
意識高「あ〜〜〜さすがに普段使わない路線までわかるほどは慣れないですよね」
焼豚女「ですよ〜〜〜。意識高氏は大学は都内だったんです?」※マチアプには「国立大学」としか書いてなかった
意識高「都内……あ、東大です」
焼豚女「はァ!?そんなクソデカネタあるならちゃんとプロフィールに書けよ!!!」
意識高「いや学歴だけで来られてもしゃあないし…」
焼豚女「まあそうか、それはそうだな、そうだよね…」
ガチ高学歴マンの悩みをしみじみ感じてしまった豚でした。ちなみに次はウメェ中華食いに行くぞ〜ってことで早速予定が決まりました。
なんだこれ、普通に友だち増えてくな???🤔


番外編
同い年でバツイチで仲良しの顔が良い女

結局東大だったんかい!マンと遊んだあとに会ったのがこの女。最近緊縛を練習しているとのことで、その練習台になるために行きつけの(?)SMバーに行きました。とにかく顔がタイプの女なのですが、ちょいちょい緊縛の練習台になったり"女たちのデート"って感じのコスメ見てキャッキャ☆喫茶店でおしゃべり♪をやったりする仲です。お互い多忙でなかなか会えないけど今回久しぶりに会えてキャッキャウフフでした。
自分の周りに既婚者は増えたけどまだまだバツイチは少ないので、インタビューさせてもらいます。SMバー帰りのオシャ〜な喫茶店です。

茶色いお砂糖がある喫茶店は信用できる!

焼豚女「顔が良い女さあ、何で結婚したの?」
女「うーん?やってみたかったから。純粋な興味」
焼豚女「なるほどね、純粋な興味はたしかにあるわなw」
女「うん、興味だけだねほんと。んで大体どんな感じかわかったから、普通に別れるタイミングで離婚した感じ」※ちなみに今その女には長く付き合ってる顔の良い彼氏がいる
焼豚女「ちなみに顔が良い彼氏とは結婚せんの?」
女「しないかな、うん、絶対しない」
焼豚女「別に子どもも要らんし?」
女「というよりは、わたしの性的指向かな。1対1って感じじゃないのよね」
焼豚女「なるほどお!ポリアモリー的な」
女「そうそう!誰が一番とかそういうのじゃないからさあ〜」※顔の良い彼氏はそれも了承済み
というわけで一番実のあるインタビューができたかもしれない顔の良い女でした。


ガチの結婚志願者には会えてないけど、色んな人に出会って色んな人の「結婚観」を聞けてきました。
この調子で引き続き出会っていきたいと思います!!と言いたいところですが、頑張りすぎて体調崩したのでしばらく程々になるかもです。適当に応援しておいてもらえると励みになります。

それでは焼豚女の更なるマッチングに乞うご期待!!アディオス!!!


つづく

女装マンの女装をグレードアップするためコンシーラーパレットを買うべきかひたすら悩むブラックフライデーです。

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