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ダウ90000単独ライブ「30000」を観ました。

8人組ユニット、ダウ90000の第3回単独ライブに行ってきました。まだ公演期間中ですので、今回は感想を中身のネタバレをしない程度に書いていこうと思います。少しでも情報を入れたくないという方は観てから読む方がいいと思います。

本題に入るまでにそれなりに何かしらを書いておけば、誤って目に入ってしまうリスクを避けられると思うので少しだけ。
自分はダウ90000のライブに行くのは3回目でした。最初は前回の単独ライブ「20000」でした。去年の11月でした。下北沢のザ・スズナリという劇場だったのですが、いわゆる小劇場というところに行くのが初めてで「こんな民家みたいな階段と入口の劇場があるんだ」と思ったのを覚えています。座席から舞台までの距離も近くてこんな目の前でコントが観られるんだと感激しました。
2回目は六本木のEXシアターで行われた「+90000」でしたゲストにチュートリアルを迎えそれぞれの書いたコントをやりました。今年の2月です。テレビでしか見たことのなかったチュートリアルを生で見れたことはかなりうれしかったですし、20代じゃない人がいることでできるコントというものをダウ90000がやっているのがとても新鮮でした。
そして今回3回目。場所は下北沢の本多劇場です。演劇の聖地という呼ばれ方もされているも知っていますし、普段聞いている『佐久間宜行のオールナイトニッポン0』のラジオイベントが行われた場所という認識をしていました。
これくらい書いておけば大丈夫でしょうか。それでは感想を書いていきます。一本づつ書いていきますので、すでに観た方はあれだなと思い浮かべながら読んでいただければと思います。


・一本目のコント
このコントは最初に思ったのは「練習大変だったろうなぁ」でした。結構タイミングが重要なのですごい練習されたんだと思います。あと、最初に感じた違和感が後から回収されてすごい気持ちよくなれるコントでした。
自分が行った回(3/29)はどうやら大きなミスがあったようで、(カーテンコールでその話がありました)序盤にすこしバタついて見えたのはそういうことだったのかと腑に落ちました。とにもかくにも面白かったです。

・二本目のコント
このコントも面白かったですね。偏見というか意地の悪さというかそういうものがベースになっていて、それを面白くできるのはすごいなと思いました。ネガティブな感情を面白いものに変換できるということはそれだけ世界の平和に貢献できるといっても過言ではないと思います。

・三本目のコント
このコントもかなり面白かったと思います。始まった瞬間は少し状況がわからなかったですが、理解し始めるごとにどんどん面白くなっていきました。
内容に触れないようにするのが特に難しいですが、蓮見さん一人がツッコミに回るコントはやっぱり面白いなと思いました。

・四本目のコント
これも面白かったです。あまり詳しくはないので何とも言えませんが、いわゆる「演劇」というものをイジったコントということでいいんでしょうか。演劇のように進行していきながら、ところどころで不可解な部分がたくさんあるというような形でした。予想もしていないような終わり方だったので、あっけにとられてしまいました。小説の叙述トリックのような感じでした。ほかの人も「ココで終わるの?!」という感じだったのか、拍手があまり起きませんでした。でも思い返すと納得のいくオチだったと思います。

・五本目のコント
自分は個人的にはこのコントが一番のお気に入りです。コントの題材が自分の好きなものだったのでより面白さをより感じられたのだと思います。このコントと次のコントでは物を食べるシーンがあるのですが、これは毎回用意してるんだよな?ということが気になりました。上原さんが一人でツッコミだったのがあまり見たことがないような気がして新鮮でした。

・六本目のコント
七本目が少し特殊でエクストラステージのような感じだったので、このコントがラスボスという風に感じました。もちろん面白かったです。
観る前にXで軽く調べていた際に「吉原さんの演技がすごい」というようなポストを見ていたのですが、おそらくこのコントのことを言っていたのだと思います。展開が変わるたびに二転も三転もキャラが変わるような感じでそれがよりコントを面白くさせているように感じました。本筋に入るまでの部分も面白かったですし、蓮見さんの例えツッコミ(で合っていますかね)がその通りすぎて、そのあとずっとちらついてしまいました。面白いんですがちょっと怖くもあるコントでした。

・七本目のコント
このコントはちょっとずるかったです。ずる面白いコントでした。端的に言えばとてもメタい。生で観劇するタイプのものに当てはまるかわからないですが、第4の壁を容易に超えてきました。ダウ90000らしいかはわからないですが、ダウ90000にしかできない「ダウ90000のコント」という感じでした。観ているだけのこちら側が勝手に「メッセージ性が込められているんだ!」とか考察するのはお門違いかと思いますが、ある程度言いたいことが含まれているのかもなと思いました。メタいコントだったので、ダウ90000を知っていれば知っているほど面白く感じるのかなと思います。園田さんのアドリブがカーテンコールでメッタ切りされていて面白かったです。


いざ書いてみるとお笑いを評論しているみたいになってしまってとても恥ずかしいですが、共感が欲しいのでこのまま投稿したいと思います。
前回の単独ライブの時はあまり気になりませんでしたが、今回複数人で来ている人達が多くて一人で行った自分はとても肩身が狭く感じました。次は友達を誘ってみようかなと思います。
配信であーだこーだ言いながら観るのも楽しいかと思います。(でも幕間映像のあんな感じになりそう)

次の目標は演劇公演の方を観に行くことです。蓮見さんのnoteで脚本を購入して読んでみましたがとても面白くて、文字だけでも笑えました。なので生で8人が演じているところを観たらもっと面白いんだろうと思います。

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