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長期投資では常に今が買場


米国や全世界の指数に連動した、投資信託やETFは常に買場は『今』です。

長期的な視点でみれば、購入時の価格の多少の違いはほとんど誤差になります。

例えば、明日買えば0.5%下げで買える気がするので、購入を待とう!という方は、いつまでたっても買えません。なぜならば、明日になればもう少し下がるかもと考え始め、結局購入ができなくなるからです。

ちなみに、値動きが読めるならば、長期投資はする必要はなく、短期的に値動きを読みキャピタルゲインを得る方が効率的です。

しかし、株価は数理学的には、ブラウン運動という予想不可能な動きをすることが証明されてますので、基本的には短期で株価を予測することは困難とされています。

株式をファンダメンタルズやテクニカルに分析をする方法もあまた研究されていますので、必ずできないわけではないですが、難易度は極めて高いと感じます。

そう考えると、米国や全世界のインデックス指数に連動した、低コスト投資信託やETFの長期積立て購入戦略は、長期的視点で考えれば、エビデンスにも富み、工数もかからず極めて優秀な戦略だと感じます。

米国のインデックス運用とアクティブ運用を比較したエビデンスは様々でておりますが、インデックス指数へ連動した商品の勝率は約8~9割です。
アクティブ運用はプロが運用していますので、プロに8~9割勝つというのはすごいのと、結局プロでも株価は読めないのです。
それは前述した通り数理学的に証明されているからです。

インデックス投資の弱点で私が考えるのは、2つです。1つは
『ゆっくりにしかお金持ちになれないこと』
です。

明日、明後日にお金持ちになりたいと言ってもそれは流石に無理です。

もう1つは、長期的に続けられるかです。
株価や投資信託の基準価は毎日変動します。
時には、1日で、何十万と下がる時もあります。

これにメンタルが左右されず、長期的にホールドできるかです。

そのためには、なぜ株価が上下したかの理由を把握できるマネーリテラシーが必要です。なぜならば、理由がわかれば人間は安心する生き物だからです。
もしくは、値動きを一切見ないというのも有りです。
これを気絶投資法なんていいますが、意外と有効です。
例えば、企業型確定拠出年金に入っている方は値動きを毎日見ますかね?大体半年に一度ぐらいみて、あれ、意外と増えてる見たいなことが多くないですか?あれを自身でも再現するわけです。

このようにインデックス投資での買場は常に今で、1日でも早く市場にいれれば勝率は極めて高くなります。

従って、買場は常に今になります。

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