見出し画像

アメリカの金利動向と日本の預金保護制度


アメリカの先物市場から、今後の金利予測では、金利維持が約80%、金利0.25bpt上昇が20%の市場予測です。

ここ数ヵ月の銀行破綻などを考えると、追加利上げの可能性は高くないかなと思いますが、高金利維持の可能性は高いかなと思います。

Bloombergの記事からみても、銀行高官の多くは、金利維持などのタカ派発言が占めています。

ここから日本での変化はあるでしょうか。
1つは、アメリカ高金利が維持されれば、アメリカの金融機関にとっては、厳しい状況になるため、これからまだ銀行破綻があってもおかしくはありません。

そうなると、連鎖倒産の可能性もあります。
連鎖倒産は、何もアメリカに限るわけではなく、日本でも可能性があります。

従って、1つの銀行に1000万円+利息以上を預金している場合は、それ以上は保護されませんので、今の状況だと間違いなく分散をしていた方がよいかなと思います。

特に、地銀や信用金庫をメインバンクにしている場合は、リスクをとっていると認識頂いた方が良いかと感じます。

ちなみに、証券の場合は、分別管理というのがされており、基本的には、保護に上限はありません。ただし、信用取引などは一部例外です。

このような観点で考えても、銀行預金ってほぼデメリットしかありません💧

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?