2023年相場環境振り返り
日本では、2023年は相場としてはすごくよい1年でした。
○日本株
○首都圏地価
○ビットコイン
○金
ここら辺は全て上がりました。
下がったのは
○円
○日本長期国債
です。
つまり、実物資産を持つ人はほとんど利益が出たのではないでしょうか。
逆に実物資産を持たない人はお金を減らしているはずです。
2024年度はどうなるでしょうか。
そんなのわからないのですが、結局恩恵が得られるのは市場にいる人だけです。
過去S&P500の75年間(900ヵ月)を分析すると、リターンの大部分は7%、わずか60ヵ月間で形成されていることがデータでわかっています。
株式投資では、この60ヵ月を当てるために、皆テクニカル分析を行っていますが、未だに方法は確立していません。
株価は数理学的には、ブラウン運動にて説明がなされます。
これをランダムウォーク理論と言われていますが、この理論で言えば、株価をテクニカルにみることは極めて難しいわけです。
(ただし、これが100%正しいかはわかりませんし、テクニカル分析をして、儲けている人もいるかなと思います。)
これは現実世界でも多く経験します。
有名アナリストや投資会社の方々がこれからのoutlookを毎年出されますが、当たると時もありますが、当たらないときもかなり多いです。
いや、遠慮なくいうと、ほとんど当たっていません(笑)
でも彼らは株価が読めないとは言えません。
なぜならば、それができないなら存在価値がないからです。
しかし、現実世界において株価を予想するというのは、プロでもほとんど不可能なのです。
当たった時は、、、たまたまでしょう(笑)
つまり、素人が株価を読むのは極めて難しいはずです。
話が戻りますが、この60ヵ月間をピタリと当てるのではなく、その瞬間に居合わせればいいわけです。
これならば、誰でもやろうと思えばできます。
なぜならば、何があっても市場に居続ければいいからです。
しかし、これは簡単ではありません。
2023年は、所謂この60ヵ月間のうちの数ヶ月であった気がいたします。
来年もよい相場になると嬉しいです。
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