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【TOEICは英語学習に良いのかを考察してみる】

日本にて、ビジネスマンによく受けられている英語テストとして、TOEICがあるが、あれは英語学習に有益かを考えてみます。ちなみに、私は1年半ほどTOEICを勉強した経験とテストは10回ほど経験があり、800点まで取得して一度卒業しました。
ちなみに、今回TOEICとは、TOEIC listening and readingを指します。
(TOEICには、speaking and writtingもある)

『結論』
勉強しても話せるようにはならないが、話すための基礎力やビジネス英語の基礎を身に付けるには有用だと感じる。

まず、このテストを勉強してみて感じたのは、英語のビジネスタームの習得及び、リーディング力には極めて有用です。

特にリーディングは、かなりの量を短い時間で処理しなければならなく、全部解ける人は900点以上の人だと思います。しかし、ビジネスの場において、メールをじっくり読むなど時間はなく、かつ、そのメールの要点をきちんと把握することは大切です。その練習としてはとても良いテストです。

しかし、リーディングセクションにて、文法問題があるが、あれは正直いらないなと思います。

では、リスニングセクションはどうでしょうか?

まず特徴的なのが、アメリカ、カナダ、オーストラリア、イギリス英語で構成されていること。

これは、よい面と悪い面があります。
メリットは、ネイティブイングリッシュに触れられること。しかし、英語話者の80%は、ノンネイティブと考えると、デメリットでもあります。

リスニングの一番の問題点は、リスニング問題と謳いながらも、実はリーディング要素がかなり含まれてしまっている点。

40秒ほどのリスニングパートでは、選択肢をみるとある程度内容を想定できてしまうのです。つまり純粋な、リスニング力だけの判定にはなりません。恐らく問題を作る上での限界かもしれません。

しかし、リスニングの基礎力を身に付けるには癖もなく有用だと感じますし、英会話に繋げるための基礎力をつけるには有用です。

では、TOEICを受ける一番のメリットはなんでしょうか?

それは『高得点者の社会的ステータス』です。

900点持っていれば、英語の基礎力ありと判断され、海外部門などのアサインの可能性もあります。
また、転職においても、とりあえず英語ある程度は大丈夫だなと判断される可能性があります。

ただ、実はTOEIC900点ぐらいですと、英語のビジネスミーティングは参加はできますが、発言はタイムリーには難しいかなと思います。つまり、得点に対する評価と英語の運用力に差があります。

しかし、TOEIC高得点を持っていると、それだけレバレッジをかけた評価を得ることができます。これが、TOEIC勉強の最大のメリットだと感じます。

お勧めとしては、
英語として、レバレッジをかけた評価が欲しい人は900点までチャレンジするのをお勧めいたします。

しかし、ある程度の英語基礎力を身に付け実戦力を身に付けたい場合は、800点ぐらいまでとり、英会話に移るのが良いかなというのが私の感じた所です。

自分も今一度、900点までチャレンジしてみよいかな⁉️

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