バストリオ

バストリオは舞台、絵、ダンス、音楽、映画をつくったり場をつくるパフォーミングアーツコレ…

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バストリオは舞台、絵、ダンス、音楽、映画をつくったり場をつくるパフォーミングアーツコレクティブです。

記事一覧

ラジオ配信 第24回『バストリオの間』

みなさんこんにちは。ディレクターの橋本です。 『バストリオの間』はコロナ渦に菊沢将憲さんと今野裕一郎とはじめたラジオ番組です。ご飯を作りながら、食べながら、散歩…

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『Holy cow/わたしたちは一度しかない』self-introduction/represent|中條玲

『Holy cow/わたしたちは一度しかない』のクリエイションでは、参加メンバーそれぞれが縁のある(あるいはない)土地についてのテキストを書くことからシーンを立ち上げて…

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『Holy cow/わたしたちは一度しかない』|今野裕一郎インタビュー[後編]

11月2日〜4日にかけて京都芸術センターで上演するバストリオの新作公演『Holy cow/わたしたちは一度しかない』に先駆けて、演出・今野裕一郎のインタビューを実施しました…

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『Holy cow/わたしたちは一度しかない』|今野裕一郎インタビュー[前編]

11月2日〜4日にかけて京都芸術センターで上演するバストリオの新作公演『Holy cow/わたしたちは一度しかない』に先駆けて、演出・今野裕一郎のインタビューを実施しました…

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YouTubeラジオ 「バストリオの間」vol.23

バストリオの間  二十三回目です。 「バストリオの間」は俳優で映画監督の菊沢将憲さんと、バストリオの今野裕一郎と橋本和加子がバストリオハウスに集まって最近あったこ…

バストリオ
3か月前
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『新しい野良犬/ニューストリートドッグ』出演者インタビュー|中林舞

中林:中林舞と言います。普段は舞台に出る俳優と振り付けをすることが多いです。 今野:バストリオとの出会いと印象を聞かせてください 中林:これ聞かれるだろうなと思…

バストリオ
3か月前
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『新しい野良犬/ニューストリートドッグ』出演者インタビュー|吉田萌

吉田:吉田萌です。演劇を作ったり、出たりしてます。 今野:バストリオを初めて見たのは? 吉田:初めて見たのは、アゴラの『一匹のモンタージュ』リクリエーションで、…

バストリオ
3か月前
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『新しい野良犬/ニューストリートドッグ』出演者インタビュー|槌谷颯晃

槌谷:槌谷颯晃と言います。音楽が好きでギターとか弾いてます。 今野:肩書きとかあるんですか?人と会うとき名乗ることとか。 槌谷:いや、全然ないですね。でもギター…

バストリオ
3か月前
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『新しい野良犬/ニューストリートドッグ』出演者インタビュー|つちやりさ

つちや:つちやりさと言います。つちや温水プールという屋号で活動していて、みんなでお話をする会、自分のことについてお話をする『じぶんにぶくぶくもぐる会』っていうの…

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3か月前
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『新しい野良犬/ニューストリートドッグ』出演者インタビュー|髙橋慧丞

髙橋:髙橋慧丞と申します。普段は会社員やっておりまして、舞台に出たことが1回だけあります。 今野:バストリオは何回見たんでしたっけ。 髙橋:今までで多分3回みてて…

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3か月前
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youtubeラジオ「バストリオの間」vol.22

バストリオの間 第二十二回目です。 「バストリオの間」は俳優・映画監督の菊沢将憲さんとバストリオの今野裕一郎と橋本和加子がバストリオハウスに集まって、最近あったこ…

バストリオ
5か月前
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ラジオ番組「バストリオの間」vol.21

バストリオの間 第二十一回目です。 写真は2019年に上演したバストリオ「ストレンジャーたち/野性の日々」です。 菊沢さんが写ってます。 「バストリオの間」は俳優・映画…

バストリオ
7か月前
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バストリオの間 ラジオ放送:1月30日20時〜

バストリオのラジオ番組「バストリオの間 vol.20」です。 「バストリオの間」というのは、友人であり俳優・映画監督の菊沢将憲さんとバストリオの今野裕一郎と橋本和加子が…

バストリオ
8か月前
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2023年のバストリオのこと(7月ー9月)

七月 ○小岩BUSHBASHというライブハウスでパフォーマンスをしました。何やるか深く考えない構えを持って動いてみたらラップやってました。ヒップホップの音楽を聴いてる人…

バストリオ
8か月前
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『一匹のモンタージュ』リクリエーションを終えての往復書簡

2023年10月13日(金)にこまばアゴラ劇場で開幕を迎えた『一匹のモンタージュ』リクリエーション。10月21日(土)にアフタートークのゲストとしてお呼びした竹中万季さんと…

バストリオ
9か月前
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2023年のバストリオのこと (4月ー6月)

四月 ○ちちちの本番、すごい日々でした。みんながそれぞれということより、みんなでというところが強くなったことで一つの形が見えやすくもなって、ここからちょっとまた…

バストリオ
9か月前
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ラジオ配信 第24回『バストリオの間』

みなさんこんにちは。ディレクターの橋本です。 『バストリオの間』はコロナ渦に菊沢将憲さんと今野裕一郎とはじめたラジオ番組です。ご飯を作りながら、食べながら、散歩しながら、お風呂に入りながら、お酒を飲みながら、ゴロンと横になりながら、などなど、何かしながら生活のあいだに耳を傾けてもらえたらと思います。 前回の配信からだいぶ時間が経ってしまいました。菊沢さんは野田地図の公演『正三角関係』が今もなお続いており、次回はロンドン公演を控えています。バストリオは同時期に京都で上演する『

『Holy cow/わたしたちは一度しかない』self-introduction/represent|中條玲

『Holy cow/わたしたちは一度しかない』のクリエイションでは、参加メンバーそれぞれが縁のある(あるいはない)土地についてのテキストを書くことからシーンを立ち上げている時間もあります。ある土地について語るということはどういうことなのか。 出演者自身の執筆による自己紹介と、それぞれの土地に関するテキストの抜粋をお届けすることから、本作を立ち上げる"わたしたち"について紹介します。 中條玲self-introduction こんにちは、中條玲です。ちゅうじょうれい、と読

『Holy cow/わたしたちは一度しかない』|今野裕一郎インタビュー[後編]

11月2日〜4日にかけて京都芸術センターで上演するバストリオの新作公演『Holy cow/わたしたちは一度しかない』に先駆けて、演出・今野裕一郎のインタビューを実施しました。 前・後編に分けてお届けするこのインタビュー。前編では京都という土地との出会いから創作の原点である大学時代の話をお届けしました。後編では実際にクリエイションを行っていく中での発見など、踏み込んだ話をしています。 発言の中で度々出てくる「発表」というものは、バストリオのクリエイション方法のひとつ。クリエ

『Holy cow/わたしたちは一度しかない』|今野裕一郎インタビュー[前編]

11月2日〜4日にかけて京都芸術センターで上演するバストリオの新作公演『Holy cow/わたしたちは一度しかない』に先駆けて、演出・今野裕一郎のインタビューを実施しました。 バストリオは2022年に『一匹のモンタージュ』を上演した際、劇作家・演出家の太田省吾による演劇実践・実験との関連を示された*ことから京都という土地に辿り着きました。この土地は今野裕一郎がかつて大学時代を過ごした場所として、当時教壇に立っていた太田省吾とすれ違った場所としてあります。 前・後編に分けて

YouTubeラジオ 「バストリオの間」vol.23

バストリオの間  二十三回目です。 「バストリオの間」は俳優で映画監督の菊沢将憲さんと、バストリオの今野裕一郎と橋本和加子がバストリオハウスに集まって最近あったことや生活や創作にまつわる様々なことをとめどなく話す番組となっております。 リスナーの方は真剣でも何かしながらでも聴いてもらって、生活に溶け込んだ何かをやれたらいいなとコロナ禍から始めております。 この番組では皆さんから意見やコメントをどしどし募集しております。 そして、リスナーの方にはラジオ活動資金のために投げ銭・

『新しい野良犬/ニューストリートドッグ』出演者インタビュー|中林舞

中林:中林舞と言います。普段は舞台に出る俳優と振り付けをすることが多いです。 今野:バストリオとの出会いと印象を聞かせてください 中林:これ聞かれるだろうなと思ってお家で考えて、もしかしたらずっと喋っちゃうかもって思ってたんだけど。まず、最初にバストリオを見たのは去年、こまばアゴラ劇場で『一匹のモンタージュ』 リクリエーションで。最初はストーリーを追おうとして見てたんだけど、最終的になんかもう無自覚に浴びてて。それから、劇場出て、最寄り駅から自分の家に帰る途中に、フラッシ

『新しい野良犬/ニューストリートドッグ』出演者インタビュー|吉田萌

吉田:吉田萌です。演劇を作ったり、出たりしてます。 今野:バストリオを初めて見たのは? 吉田:初めて見たのは、アゴラの『一匹のモンタージュ』リクリエーションで、なんか、すごく消耗があって、消耗してて、すべてが。全員がその人にとっての見るべきものを見てて、 瞬間瞬間に地に足ついてるっていうか、とにかく必死で、その状態っていうのが一体どういうことでこの状態になってるんだろうっていうのが、気になったし羨ましいと思って、ワークショップの『十回転』に参加しました。 『一匹のモンター

『新しい野良犬/ニューストリートドッグ』出演者インタビュー|槌谷颯晃

槌谷:槌谷颯晃と言います。音楽が好きでギターとか弾いてます。 今野:肩書きとかあるんですか?人と会うとき名乗ることとか。 槌谷:いや、全然ないですね。でもギターを弾いてますとは言います。何してるの?って言われたら大学生ですって言います。 今野:そうか、学生だもんね。 バストリオを初めて見たのは? 槌谷:初めて見たのは去年の『ちちち』っていう作品です。サックスの本藤美咲さんのめっちゃファンで、本藤さんのライブ初めて見たのが4月で、そこに『ちちち』のフライヤーが置いてあっ

『新しい野良犬/ニューストリートドッグ』出演者インタビュー|つちやりさ

つちや:つちやりさと言います。つちや温水プールという屋号で活動していて、みんなでお話をする会、自分のことについてお話をする『じぶんにぶくぶくもぐる会』っていうのをやったり、あとはフリーペーパーを作ったり、ポッドキャストを配信したり、ZINEを作ったりっていうことをしています。10月のアゴラで『一匹のモンタージュ』を見せていただいたんですけど。 今野:その時が初めてですか。 つちや:はい、初めてで。バストリオの名前は知っていて。『トレイル』をやってるっていうのを知っていて、

『新しい野良犬/ニューストリートドッグ』出演者インタビュー|髙橋慧丞

髙橋:髙橋慧丞と申します。普段は会社員やっておりまして、舞台に出たことが1回だけあります。 今野:バストリオは何回見たんでしたっけ。 髙橋:今までで多分3回みてて、初めてみたときにすごい衝撃を受けたんですけど。ひとつの公演時間の中に、すんごいたくさんのことが起こるんですね。で、それがなんで感動するかとか、初めてみたとき全然わかんなくて。今もわかってないんですけど、出演者として参加しててなんかその分、そこに出てる人たちの、なんて言うんですかね、出てる人たちの時間っていうか。

youtubeラジオ「バストリオの間」vol.22

バストリオの間 第二十二回目です。 「バストリオの間」は俳優・映画監督の菊沢将憲さんとバストリオの今野裕一郎と橋本和加子がバストリオハウスに集まって、最近あったことや生活や創作にまつわる様々なことをとめどなく話す番組となっております。 リスナーの方には、真剣にでも何かしながらでも聴いてもらって生活に溶け込んでやれたらいいなとコロナ禍よりここまで更新し続けております。 この番組では皆さんから意見やコメントを募集しております、そしてリスナーの方にはラジオの活動資金のために投げ銭

ラジオ番組「バストリオの間」vol.21

バストリオの間 第二十一回目です。 写真は2019年に上演したバストリオ「ストレンジャーたち/野性の日々」です。 菊沢さんが写ってます。 「バストリオの間」は俳優・映画監督の菊沢将憲さんとバストリオの今野裕一郎と橋本和加子がバストリオハウスに集まって、最近あったことや生活や創作にまつわる様々なことをとめどなく話す番組となっております。 リスナーの方にはながら聴きなどで何かしながらでも聴いてもらい生活に溶け込んでやれたらいいなとコロナ禍より更新し続けております。 この番組では

バストリオの間 ラジオ放送:1月30日20時〜

バストリオのラジオ番組「バストリオの間 vol.20」です。 「バストリオの間」というのは、友人であり俳優・映画監督の菊沢将憲さんとバストリオの今野裕一郎と橋本和加子がバストリオハウスに集まって、最近あったことや生活や創作にまつわる色々なことをただとめどなく話す番組となっております。ながら聴きなど何かしながらでも聴いてもらって生活に溶け込んでくれるといいなとみんなで集まってコロナ禍よりコツコツと続けております。 今年は初めてのラジオとなります。 菊沢さんが出演している映画の監

2023年のバストリオのこと(7月ー9月)

七月 ○小岩BUSHBASHというライブハウスでパフォーマンスをしました。何やるか深く考えない構えを持って動いてみたらラップやってました。ヒップホップの音楽を聴いてる人が割と多いバストリオが、というか全世界的にヒップホップはメインストリームになっています。ラップが好きというよりヒップホップという文化が好きで、そういった共鳴からラップやりましたし、転けるようなことをしました。楽しい時間を音楽家たちやパフォーマーと過ごして、よく歩き、よく歌い、よく学ぶ、そしてチャレンジする場を持

『一匹のモンタージュ』リクリエーションを終えての往復書簡

2023年10月13日(金)にこまばアゴラ劇場で開幕を迎えた『一匹のモンタージュ』リクリエーション。10月21日(土)にアフタートークのゲストとしてお呼びした竹中万季さんと、メンバーの橋本和加子が往復書簡を行いました。 竹中万季→橋本和加子 先日はトークに参加させていただき、ありがとうございました!「一匹のモンタージュ」を見に行った帰り道に、CINRAの同僚だったきみちゃんと後藤さんにばったり会って、一緒に韓国料理を食べました、そのときにきみちゃんが「わたしは最近、走って

2023年のバストリオのこと (4月ー6月)

四月 ○ちちちの本番、すごい日々でした。みんながそれぞれということより、みんなでというところが強くなったことで一つの形が見えやすくもなって、ここからちょっとまた分解していきたいという、振り子の法則でいけたらという感触があった気がします。バストリオのやることが外から語られるものに支配されないよう、ただそれを裏切るのとも違う、ちょっと違う道筋を作れる感触がありました。それがちちちの日々で、山下澄人さんのことを考えたから生まれた何か、どうなっていくかは続けていく自分たち次第。メンバ