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弱いまま

「弱い自分を弱いまま受け入れてくれる場所が見つかれば、それ以外の場所で自分は強くなれる、という妙な考え」に、ついて以前にポストしました。そしてそれがついに見つかりました。西田天香の主張の中に、それを見出すことが出来ました。

まず、所有についてですが、人間には「自分のもの」というのが本来ありません。法律的、つまり人間同士の決め事では、一応自分のものというのが定まっていて、それはそれで尊重されるべきものなのですが、神や仏の前ではその決め事は無意味です。

これは何も、全てを捨てて出家しろとか、全財産をどこどこの宗教に寄付しろとかいうことではありません。自分で財産を保ちながら、それは本来自分のものではないと思えれば、お金の安心を得ながらお金の不安だけを取り除くことが出来ます。ここに大安心と感謝があります。

そして今ひとつは懺悔。

自分が全てに謝りきってしまうことで安らぎが生まれます。

それから、自分は許されて生きていることを知ることです。

今を生きるのです。

こういった西田天香の思想が私の弱さを包み込んでくれる大いなる道となりました。

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