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コロナ渦でスタートアップへ転職した話

現在、大手人材企業でセールスマネージャーをしており、次のキャリアとしてB2B SaaSスタートアップへ進むことを決めました。

活動を通して得たものの棚卸し、整理の為に記事を書くことにしました。後輩や同年代のキャリア選択に、何か少しでもきっかけが与えられたら大変嬉しいです。

これまでのキャリア
法政大卒(体育会水泳部です!しか言えない)

新卒でJFEグループへ。働きながら、0歳から続けていた水泳を社会人で1年半続けるも引退。

大手人材企業へ転職。セールスとして3年11ヶ月勤務し、最終的にマネージャーまで務めさせてもらう。

スタートアップへ転職(今)

なぜ転職するのか

同じような境遇の方、もしかしたら多いのではないのでしょうか。自分も紛れもなくそのひとりですw

コロナをきっかけにキャリアを見つめ直した結果、転職を決意しました。

当時の思考をツラツラと書かせていただきますと、

今自分がいる人材業界は景気の波をもろに受ける業界です。コロナの影響で財布のヒモを締める企業は「広告費」「人件費」から削っていくのが鉄則かと思います。

そう。求人広告セールスである自分にとっては凄まじく逆風です。

参考用NewsPicks記事:【最新】リクルート、パーソル、パソナ決算にみる「雇用悪化」

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実際に営業現場でも、内定者切り、倒産、上場企業の民事再生を目の当たりにし、企業の採用意欲の減退を原体験ベースで感じていたことも大きいです。

30歳になるまであと2年。20代の残り限られた時間を今の逆風ビュンビュンの環境にフルベットするのが正解なのか。という直感的な疑問が自分の中に落ちてきました。

降りエスカレーター(現職)から、昇りエスカレーター(他社)に乗り替えることで2年後の到達地の高さは変わってくるのでは?という、やや自分本位めな思考から転職を考え始めました。

前提として僕自身、サラリーマンというポジションは「固定収入を貰いながら、会社のリソースや名前を使わせていただき、自分の経験・スキルを増やせる素晴らしい恩恵を得れるポジション」と考えています。

そんなゴールデンタイムを無駄にしたくない。という想いは根底にあるのだと認識しています。

また、現職では本当に環境とメンバーに恵まれており、そのおかげで実績も出し続けることができていました。3年10ヶ月の勤務の中で「やりきった!」という自負もあり、まずは今の自分の市場価値を知るという意味でも転職活動をしてみよう!と行動を起こすことができました。

スタートアップを志望した理由

なぜ今の大手とは真逆のスタートアップを志望したのか。

理由は、未完成なプロダクトを売りながら成長させていく新規事業開発スキルの需要が今後ますます高まるのではないか。と考え、その経験・スキルを獲得する為にスタートアップを志望しました。

浅っ!感じたそこのあなた。あと1回記事を下にスクロールを。

上記のように考え始めたきっかけはアルファドライブCEO麻生さんの記事です。

要約は以下です。

世の中の不確実性が高くなってきている昨今、製品ライフサイクルがドンドン短くなってきている。例えば、製品リリース後、多くの人に広まり使われ、ヒット製品となり、衰退していくまでの期間が、昔は10年だったのが今は3年もたないと言われている。つまり前までは、ヒット製品を生み出せば10年飯が食えたのが、今は違う。今後ますます加速するこの流れの中では、新規事業開発スキルは必須である。

この内容は、原体験からも頷ける部分がありました。現職では新卒媒体のセールスをしていますが、当業界でも他社の新サービス台頭が素晴らしく、製品シェアの入れ替わりが激化しているのも事実です。(以下ランキングからも)

1つの製品のライフサイクルは確実に短くなってきているなぁ。と。

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引用元:https://bit.ly/3jHvnNy

今後この流れはますます加速するだろうという仮説のもと前述の「新規事業開発スキルの獲得」は先のキャリアを見据えてもプラスであると考えました。

今の自分の経験・スキルを活かし、ココの経験を積ませてもらえるのは、未完成なプロダクトに顧客ニーズを反映させながら、グロウさせていけるスタートアップのセールスだと考え転職軸をココに置きました。

コロナ鍋の転職体験談

ここからは転職活動の原体験をお伝えいたします。

率直な感想は「内定が出ない!」です。(舐めてましたスミマセン)

僕の場合は2ヶ月間ほど活動し、計10社様とお話をさせていただきました。最終的に第1志望の企業様から内定をいただけたタイミングで活動をやめましたが、「10社/1社」が内定獲得までのKPIになります。

特に最初の1ヶ月目は「最終面接2社/お見送り2社」という結果を叩きつけられ、鼻がポッキリ折れたのを鮮明に覚えていますw

このような活動を通して感じたことは以下2点です。

①バッティングする求職者のスペックが高い
→求人数減少に伴い、外資系プレーヤー、メガベンチャー役職者などのハイプレーヤーが市場に多く溢れている印象。

②企業側は採用に対してかなり慎重

→その候補者1人に「何百万、何千万の人件費を投資した結果、どのくらい大きな利益(リターン)をもたらしてくれるのか」を非常にシビアに見られます。あと1つしかない採用枠にどの候補者が適任かをハイプレーヤーと比較され決定されます。

まとめると、

大手と比べて採用枠が少なく、企業側も採用失敗できないので慎重、かつハイスペック人材とバッティングするスタートアップ転職は難易度が想像以上に高かったというのが感想です。

企業の探し方

活動方法についても触れさせていただきます。

応募企業の見つけ方
①転職エージェント
②VC・投資家からの紹介
③自己応募

利用の順序に沿って書いてみます。

①転職エージェント

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まず初めに、ベンチャー・スタートアップに特化している転職エージェントへ登録。キャリアアドバイザーの方にキャリア相談に乗ってもらいました。

「旬な業界」や「今後伸びそうな業界」を聞き、自分なりの転職軸を固めていきました。自分が利用していたのは、for Startups社です。

②VC・投資家の方に投資先をご紹介いただく

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加えてVC・投資家の方とのキャリア相談を経て、転職軸をブラッシュアップしていきました。

この行動をとった理由は、転職エージェントが知らない優良なスタートアップに出会える可能性があると踏んだからです。

自分の見解ですが、VC・投資家の方が転職エージェントよりも、採用支援においては利害関係が一致していると感じました。

企業側は、エージェントを介すだけで数百万円の紹介料がかかります。対して、VC・投資家からの紹介の場合、紹介料はかかりません。候補者が入社後、活躍しIPO後のキャピタルゲインでVC・投資家に恩恵がもたらされる構図と認識しています。

紹介した候補者が入社後に活躍することを折り込んだ紹介なので、よりマッチングを重視したご紹介やキャリア相談を受けることができました。

ちなみに自分がご縁をいただけた入社先はVC経由でご紹介いただけた企業です。

VCのAll Star SaaS 楠田さんcoral capitalさんインキュベイトファンド 壁谷さんには大変お世話になりました。また、投資家のキープレーヤーズ高野さんにはキャリア相談を含め、とても真摯にサポートしていただきました。本当に感謝しております。

③自己応募

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転職軸が固まった段階で、wantedlyから自己応募も行いました。行動をとった理由は以下です。

・転職エージェントを介してないスタートアップへコンタクトを取る為
・自分の採用ハードルをさげる為

「自分の採用ハードルを下げる」について、例えばですが、

同じレベルの人材であれば紹介料がかからない方を採用して、浮いた数百万をマーケティングへ当てる。みたいなシビアな選択も自分が企業側だったらするかも。という仮説に基づいてです。

実際にwantedly経由で2社応募/2社面接をしていただけ(遷移率100%)、この仮説はあながち間違ってないのかも?なんて思っています。

応募基準

「アーリーフェーズ × SaaS × セールス」を軸に置いていた自分ですが、そのような企業様をご紹介いただいたり、検索する中で応募するか否かを決めていたポイントは以下です。

応募軸①「現職の業務」との親和性(Can)
経験を積む(仕事を任せてもらう)には結果がマスト。如何に早く、大きな結果を出すかが重要なポイントです。その為に、自分ができるコトとの親和性を応募時の判断軸に置いていました。

自分の場合は、地方で求人媒体を利用していないレガシーな企業をゴリゴリ新規開拓するのが得意でした。

ここから棚卸しした親和性項目は以下2点です。

・HR業界(業界軸)
・テクノロジーが追いついてないレガシー産業へ営業できる(営業対象軸)

なので、「HRtech」や「レガシー×テクノロジー」で事業を展開している企業を中心に応募していました。

応募軸②「企業のミッション」と「自分の原体験」の重なり(Want)
とはいえ、スタートアップはプロダクトがどんどん成長していき変化していきます。自分ができるコトと業務の親和性のみを重視した場合、直近のプロダクトは売れる!けど、プロダクトが変わったら売れなくなった。が起こりえます。これを防ぐ為に、自分が「原体験ベース」で企業のミッション・バリューに共感してる必要があると考えました。

ブロダクトは、その企業のミッション、バリューから創出されるモノ。ここへの共感があれば、例えプロダクトが変わっても、不足箇所を最速でキャッチアップできたり、商談での発言の熱量を保てたり、その結果、成果を停滞させない自信がありました。

なので、ネットでの情報収集や面接時には、ここをしっかり確認するように意識してました。

これに気づいたのは活動1ヶ月が経ってからで、正直それまでは「この事業とプロダクトがアツそう!」みたいな超浅はか視点で応募してました…お恥ずかしながら。

おわりに

荒削りな記事を最後までお読みいただきありがとうございます。活動背景〜方法論まで、全体の振り返りとしては以上になります。

入社エントリーまた改めて。と思ってますので、気が向いたらまた覗いていただけますと嬉しいです。

引き続きどうぞよろしくお願い致します!

Twitter:@92_masaki



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