見出し画像

【文章力】思いを文字で伝える事は難しいですが、鍛える価値は十分にあり。

テレワークで増えた、「文字」でのやり取り。
みなさんは自分の思いを100%文章に乗せて伝えれている!と自負できますか?
こんな文章を書いてる私も、全く自負できておりません。

日本でははるか昔から、文字を「漢字」・「ひらがな」・「カタカナ」と3種類に分けて日本らしい奥ゆかしさや情緒を表現してきたかと思います。

昨今は絵文字やスタンプ等も増えて、より一層文章で「思い」を伝えることは容易になってきました。

本日は、そんな文字での意思疎通「テキストコミュニケーション」≒文章力について記載していこうと思います。


文章力とは


よく聞く文章力とは、文章を構成する力のことです。
全体の文章を通して読み手がストレスなく読むことができ、きれいにまとまっているという意味ですね。

では、この文章力をもう少し掘り下げて分解してみると以下の3つ「力」に分けて考えようと思います。(所説あり、あくまで個人的な意見です)


日本語には良くも悪くも数多くの類語があります。
読み手の対象に合わせた語彙変換はとても重要であり、自分の伝えたい思いに一番近い語彙を選ぶことが大事です。
言い回しの語彙がわからなくても、今は類語辞典等様々な検索手段があるので躓いてしまったらこういったサイト等も活用しましょう。


ビジネスシーンでよく見かけるダメな例は、受け手を無視した専門用語?カタカナ英語の多用ですよね。
いわゆる意識高い系言語といわれる言葉ですね。
アジェンダ=予定、ソリューション=解決、コンセンサス=同意・合意etc



思いを表現する、「感謝」・「お礼」・「感動」・「叱責」・「憂い」等の喜怒哀楽を表す言葉遣いです。

ポジティブな内容はよりポジティブに、ネガティブな内容はできるだけポジティブに言い換えるよう意識すると文章にも変化が出てくると思います。

【ポジティブ→ポジティブ】:具体性を含ませる
Point1:「何」に対して感謝しているのかを明確にしましょう


【例1】
先日はご助力いただきまして、本当にありがとうございました。
→先日は○○様のお心遣いで業務がとても捗りました。本当にありがとうございます。



【ネガティブ→ポジティブ】:肯定的な意味に言い換えることができないか
Point2:否定的な表現よりも肯定的な表現の使用を。


【例2】
本日中の納品は間に合いません。
→明日でしたら、納品が可能でございます。


これらはあくまで、表現の幅を広げようという意味です。
自分の感情に近い表現を模索しながら文章を書くことが大前提です。
しかし、受け手の感情に寄り添った文章を作れる事もビジネスシーンなどにおいてはとても重宝されます。



文章を組み立てる能力です。読みやすさに直結する力ですし、文章を通して相手へ理解を深めてもらうような構成でないといけません。


Point3:事実や結論から記載するようにする。

字を書く際は「起」→「承」→「転」→「結」を意識すると教えられてきましたが、ビジネスやブログ等においては違います。

冒頭の最初に自分が相手に何を伝えたいかを記載するのが無難だといわれています。
読み手もストレスなく理解できますし、情報として最初に完結してしまうので最後まで読まれなくても意図は伝えることができます。

Point4:「~ですが」等の文章の区切りは少なめに。

考えながら書いていると、だらだらと続きがちになってしまいます。
1文1義=一つの文章に一つの事柄を意識して書きましょう。



文章力を鍛える


私が好んで行っているトレーニングを転載しておきます。

9マス類語変換ゲームというもので、中央に置いた語句の類語を9つ考えるというものです。
時間を決めて取り組むことで実行しやすいですし、類語を引き出すまでの時間が頭の体操になります。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?