【鶴の計画書③】鶴が少し過剰に恩返しをするために事業計画書を書いてみたら・・・
事業計画って、実はストーリーを描くイメージで記載しています。
中盤戦、鶴の計画書のお時間です。
前回の記事も併せてお読み下さい。
良ければ、1つ目の記事からお読みください。
前回の記事では、市場調査と顧客のニーズを記載いたしました。事業を行うメリットがあるという根拠を示してきました。
次にお伝えするのは、ずばり自社の分析です。
・市場に合った強みや特色があるのか
・解決しなければならない弱みや課題は何か
・それらを解決できる事業内容か
みんな大好きSWOT分析を活用してお伝えしていこうと思います。
(※この事業計画書はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。ご了承ください。)
以下より事業計画書
Strength(強み)
・低コスト高品質の素材
・開業80年の実績
・独自の製法
Weakness:弱み
・オンラインでの広告・販路の基盤がない
・1度に生産できる数量が定められている
Opportunity(機会)
・オンライン市場の拡大
・コロナ渦によるファッション・ライフスタイルの変化
(ルームウェアの需要が高まり、素材が重要視されるようになっている)
Threat(脅威)
・新型コロナウイルス感染症の影響
(ウィズコロナ・アフターコロナ含む)
・中国などのアジアからの低コストの商品の流通
クロス分析
「強み」×「機会」(積極的戦略)
自社ECサイトの確立による新規販路の確立する。
高い品質を維持したオンライン上への販路拡大により、新たな事業基盤を築いていく。
「弱み」×「機会」(段階的戦略)
オンラインやSNSでの広報基盤を確立する。
現在、SNSやHPといったツールも活用できていないので、より想いやサービス内容の認知を高めるためにブランディング動画の制作し、SNSへの掲載することで、強固な広報基盤を作り上げていく
経営方針
弊社の課題は、コロナ渦においてオンライン上での販路が確立されていないことであると感じた。
接触の機会を減少させながら、事業をPRすることのできるSNSを活用し、下記の事業を行い新たな販路を築いていく。
①ECサイト作成(②も掲載)
自社製品の販売
②ブランディング動画の制作
③SNS(TwitterやInstagram)による広報活動
事業計画書はここまで
ここでは自社の強みや弱みだけでなく、解決したい課題とその解決手段を明確に記載していくイメージです。
11月10日(水)17時までが、小規模事業者持続化補助金<低感染リスク型ビジネス枠>の第4回目の締切です。申請される方はお忘れないようにご注意ください。
鶴の計画書が何かのお役に立てば幸いです。
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