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GRPIモデルと組織開発の盲点。見落としがちな一番大事なポイント。

こんにちは、事業計画研究所です。

本日は、先週金曜日にもお伝えした通り
組織開発論シリーズということで、GRPIについて記載していこうと思います。

前回の記事はこちらからどうぞ!


その他組織論に関する記事はこちらから!


それでは、本日の本題へ!!

GRPIとは


7/29に記載した成功循環モデルと同様にチームビルディング、いわゆる組織開発のフレームワークの一つです。
組織開発を進めるうえで重要であると言われる、4つの要素の頭文字をとった略語です。

それぞれは下記のような内容となります。

Goal【目標】
達成すべき成果のこと。組織メンバーが共通認識できていることが重要。

Ripe【役割】
上記で定めた目標を達成するための役割分担のことです。チームでのタスク配分や適材適所な人材配置等を確かめる作業

Process【達成方法】
目標を定めチーム選定まで進むと、次は目標を達成する方法です。
目標に向かって走っていく、手順や過程。リスクとプロブレムエラーの修正方法等細かく業務手順を組んでいくことが重要になります。

Interaction【人間関係】
コミュニケーションを円滑にとれる方がチームの業務効率は良いに決まっています。
皆が同じ目標に向かって進んでいく中で、下記のような点に注意すべきだと思われます。
・発言が億劫になっている人がいないか(心理的安全性)
・関係性がなかよしクラブになっていないか
(仲が良いだけで共通目標が欠如している)
・タスク配分は正確か


上記まで読み進めるとGRPIがどういったものかはわかって頂けたかと思います。
取り組む順番も頭文字通りG→Iの順に進んでいくのが通例です。

これらの各要素を自社に当てはめて、どこに問題があるのか。
人間関係が険悪な理由を一つとってもたくさんの理由が考えられます。
・目標が個々でずれている:①
・タスク配分に偏りがある(一人が過労働):②
・プロセスが煩雑で雑作業が多い:③

現在自社におかれている状況をあてはめて、①→④と回していく必要があります。

GRPIモデルは成功循環モデルにつながる


前回の記事を見て頂いた方にはわかるかもしれませんが、
成功循環モデルの「関係の質」において重要なことは組織であるという前提だと記載しました。

GRPIモデルで説かれている重要なポイントは「組織という共通のゴール・目標」をもった集団がいる前提で、そのゴールに向かって役割を決め、手段を決め、関係性を構築していくという流れです。

成功循環モデルにおける関係性の質は、
平たく言えば「仲良く、言いたいことを言い合える関係になる」と記載しました。
また、組織という体をなしていなければ関係性の向上はただの「仲良しクラブ」になってしまうとも記載しました。

組織開発に限らず、ビジネスフレームワークは無数に存在しますが
どれも単一で考えるのでは組み合わせて考えることが大切です。


何度も言いますが、改めて考えてみてください。


あなたの会社は「組織」ですか?




本日はここまで!

次回は組織開発モデルのGRPIについて記載しようと思います。

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