営業実績全国トップ５年間成し遂げて思うこと

こんにちは！簡単に私の自己紹介をさせて頂きますと、今勤めている会社はウォーターサーバー業界最大手の会社で、ウォーターサーバーと次亜塩素酸噴霧器の訪問販売をしています。

私はもう7年間も同じ営業所に所属しており、狭く限られた営業エリアの中で飛び込み営業を何度も何度も繰り返し、断られるとわかっているのに、一度断られた家や会社に訪問しなくてはいけない中、本当にこんな事を続けて成約につながるのだろうか。他にもっと効率の良い方法があるのではないか。などと卑屈になったり、自分にとって良くない先入観が生まれてしまっておりました。

果たして自分の仕事は世の中に価値を与えられているのだろうかと自問自答を繰り返す日々。

このループにはまってからというもの、順調にきていた自分の営業活動は頓挫し、全国にいる他の営業マンにトップの座を奪われる期間が2年間続きました。。

そんな僕が前期受賞する事ができたのです！！（今回だけ1位ではありませんでしたが、基準値を満たし入賞）

ダメダメだった自分がなぜ立ち上がる事ができたのか、その逆転のマインドシフトについて今日はお話ししたいと思います。

①消費者にとって隠れたニーズを顕在化させる

実は私自身、この会社に入るまで水を飲むという習慣が全くなかったのです。喉が乾けば味のついた自分の好きなジュースばかり飲んでいました。お金を払ってまで水を買うのがバカらしいと思っていたくらいです。ところが入社してから僕の勤務先には必ずウォーターサーバーが設置されていました。

周りにいつでも綺麗で安全な水が飲めるという環境に身を置けたことで、気付いたら毎日水を飲む習慣が身についていたのです。それまでは、さすがに水道水を飲む気はしなかったのでジュースばかり飲んでいたのですが、この水なら安心して飲めるということでジュースを飲むことが極端に減り、以前よりも健康習慣が身についたという実感が湧きました。

皆さんは健康と不健康どっちがいいかと聞かれたら100%の確率で健康が良いと答えるでしょう。この共通認識は曲げる事ができない事実であり、健康のニーズはどんな人にでも当てはまると確信し、改めてウォーターサーバーが家にある生活、自信を持って人に勧めることができたのです。

②世の中が求めているものに耳を傾ける

僕の勤めている会社で次亜塩素酸噴霧器を数年前から取り扱い、販売していたのですが、販売当初は売れ行きも微妙で成約率も低かったので営業にもあまり力を入れてこなかったのですが、たまたま2020年の期末にコロナウイルスが流行し対策が求められました。

そんな中で世の中に提供できる価値がこんなにもわかりやすく自分が持っているのだという事に気づき、いち早く次亜塩素酸噴霧器の販売に特化した事が功を奏したのです。私は仕事を通しコロナウイルスの恐怖に脅かされている人達の役に立ちたいと思う一心で懸命に営業活動に励みました。

その結果、気付いたら周りのライバルたちを抜き全国ランキングの上位に食い込んでいたのです。

この時改めて思った事が、世の中が何を求めているのか、そのニーズに耳を傾けいち早く価値を提供する事の大切さを実感しました。

ビジネスには賞味期限があると思っています。チャンスは一瞬。その時代、トレンドに乗っかる事がとても大切です。同じ事を延々と続けていても世の中は著しく変化していくものですからね。

日々の仕事の中で優先順位に迷った時は、一度フラットな目線になって、どの仕事が今一番社会に対しての貢献度が高いのかという事を考え、自分の行動を決めていくという事が大切だとこの経験によって実感しました。

ところで、私が最近読んだ営業の魔法という著書でこんな興味深い言葉がありました。【営業の仕事とは、商品を売るのではなく顧客の問題解決のお手伝いをする。そして共に成長し感動する使命を担っている】と

この言葉に私自身深く共感しました。自分の過去の営業活動を振り返ってみると、上手くいっていた時は、確かにお客様の声に耳を傾け親身になって相談に乗っていた自分の姿がそこにありました。

一方的にまくし立てるような話し方をしている時期もありましたが、それはただの自己満足なのではないか？その時はうまく話せたと自分の中では思っていましたが、今考えるとお客様と心が通じ合っていないという違和感がありました。

営業手法の事を挙げるとキリがないのでここでは詳しく記述しませんが、基本的に営業という職業は、自分が話すのではなく、お客様に話をさせるような質問を投げかける→親身になって共感し、問題解決のお手伝いをする→信頼関係を構築するという段階を踏む事がとても重要です。

必要なのは話術ではなく相手を許容する自分自身の器なのだと思います。

私自身、まだまだこの職業のプロフェッショナルというには程遠いですが、今の自分が思う最適解をこの記事に書き記し終わりたいと思います。

この職業は自分自身の成長に繋がるやりがいのある仕事だと思います。
今営業に携わっている方がもしこの記事を目にしてくださっているのであれば、是非ご意見をお寄せ頂けると幸いです。

それではまた次の記事でお会いしましょう！

最後まで読んでいただきありがとうございました